受け攻めが敵対した関係性のBLはよくありがちですが、お互い体に拒否反応がでるほどの嫌悪感を感じるという徹底した設定は一味違って…
そこが加藤スス先生ならではで面白い!
そして今作も所々でプッと笑える要素もあり楽しく読めるラブコメとなっております。
ただ、個人的には萌えが少し足りなかったので評価厳しめですみません…
読む前の期待値が高すぎたのかも…
原因としては、敵対しながらも惹かれ合うのは良いんですが、いい感じの雰囲気になってもお互いキレながら(拒否反応が出ながら)チューしたりしてるので、
そこが設定の面白さなのは分かるんですが感情移入できず少し置いてけぼりになってしましました…
面白いけど萌は追いつかなかったというのが正直な感想です。
攻めの我が道を行くマイペースな感じは好みでした!
ずっと追いかけてますが、9巻目まできてもまだ萌えと笑いを提供してくれる貴重な作品です。笑
とにかく顕と星のイチャイチャケンカップルがかわいくて悶えます!
今回は珍しく深刻な喧嘩というかすれ違いもありましたが、顕が怒ってた本当の理由がこれまた星への独占欲が垣間見れて愛の重さを感じました!笑
星は星で顕のために初めてのフェ○に奮闘する姿がおバカかわいい!!
頑張りすぎていろいろやらかしちゃうのが星らしくて最高に笑えました。
それに対しての顕の反応込みで面白い!
特に寝言の破壊力…こっちも肝が冷えました。笑
そしてお兄ちゃんカップルも進展してます。
ぶっちゃけこっちのカップルはそこまで興味はないんですが、ゆっくり着実に進んでいく関係性に好感が持てます。
今回は色んな意味でギャップもあり良かったです。
あと星のお母さんは相変わらず癒やされるし良い仕事してくれます!
BLでここまで主人公のお母さんが出てくるのって珍しいと思うんですが、嫌味がなく良いキャラなんですよね〜
日常のほっこりが散りばめられてるのもこの作品の魅力だと思います。
まず鈴丸先生の絵柄が毎度ながら好みすぎるんです…!
そして攻めの宝先輩のビジュアルがドストライクでもう萌える予感しかしない!!
迷わず即ポチでした。
結果大正解でした…!!
宝先輩の見た目もちょっと冷めた感じも好みすぎて「最高」という言葉しか出てこない…語彙力の低さ(泣)
割と早めに結ばれる二人ですが、宝先輩が受けの大進にちょっとずつ本気になっていく過程が見れて大満足。
大進は無自覚なままに宝に恋してるんですが、その気持ちが痛いほど分かる!
ので自然に感情移入できて大進を通してドキドキが存分に味わえました。
大進は大進で一挙手一投足がいちいち可愛いんですよね。
特に宝に似合いそうと言われたピアスをつけてるのがバレた時の、耳を隠す仕草がめちゃくちゃ可愛くてキュン死しそうでした…
付き合ってからそのまま同棲〜とお決まりのパターンにならない展開も新鮮でした。
二人の恋する過程をじっくり描かれる分エロは少なめですが、最後の3日間でいっぱいいちゃいちゃが見れたので満足!
でもまだまだラブラブが見たいので続編を切に希望します!!
辛口で申し訳ないんですが、受けの思考についていけず読むのが苦痛でした。
終始説明口調でストーリーが進むので無駄が多く読みづらさを感じてしまいました。
受けの突飛な思考に全く感情移入できないのでエロも萌えきれず、せっかく絵はキレイでエロイのに勿体なさを感じました…
攻めはスパダリだけどミステリアスな雰囲気でいまいちつかめない感じ。
個人的にはスパダリモードよりも昔の遊び人モードの方が人間味があって好感がもてたのでちょっと残念でした。
エロは多めでしっかりエロいし、絵も申し分なく美しいので、キャラがハマるかハマらないかで印象が分かれるのではないかと思います。
キャラが受け入れられて、ガッツリエロを楽しみたい方には良いと思います。
お二人の演技が本当に素晴らしく息があっていて最高に面白かったです!
古川さんが飯田の二面性を見事に表現されていて、コミカルな演技をされる時本当に輝いてるなぁと感じました。笑
飯田本人はいたって真面目なのがなおさら面白い…
村瀬さんもエロに貪欲な男子高校生を自然体で演じられていてはまり役でした。
アホっぽさもあり、色っぽいシーンではちゃんと可愛くてそのへんの塩梅はさすがだなと。
濡れ場は本当に息がピッタリで二人の切羽詰まった感じがとても萌えました。
この二人の絡みにハズレなし!ですね。
全体的にテンポがよく最後まで飽きずに聴けて大満足な出来でした。
ぷっと笑えてエロも豊富で、何度も繰り返し聴きたくなる作品です。
前作既読済み。
今回は前回の受けの同僚でバーの店員をしている玲音のスピンオフです。
お相手の柊介はバーの近くのカフェの店主で大人で落ち着いた雰囲気のスパダリ!
かと思いきや苦労した過去もあり、ちょっとミステリアスな雰囲気もある攻め様です。
この攻めがまあ最初から溺愛!激甘!!
エッチも甘々イチャイチャでごちそうさまでした!とお腹いっぱいになれます。
ソフトSMっぽい要素はちょっとありますがそんなの感じさせないくらい甘々なので全く気にならないです。
ストーリーに関しては、柊介が玲音にそこまで惹かれる理由がちょっと薄いかなとは思いました。
絵は相変わらず細部までキレイで繊細です。
溺愛攻めがお好きな方におすすめしたいです。
原作未読です。
特殊な世界観と設定にも関わらず、すんなりと物語に入り込めたのは、丁寧に作られた脚本と声優さんの演技力の賜物かと思います。
設定が設定だけに最後まで緊張感が漂う展開にハラハラドキドキでしたが、ハッピーエンドで何よりよかった!!
安定の斉藤さん&中島さんコンビもさすがの相性の良さで言うことなしです。
互いを想い合ってる感情が声から伝わってきてとても良かったです。
中島さん演じるキャラは感情が乏しいので普段はクールに聞こえがちですが、受けに対してだけ感情の起伏がわかりやすくてとても可愛かったです。
斉藤さんも安定の演技力で攻めへの愛情がとても伝わってきて包容力を感じました。
じっくり丁寧に聞かせてくれる作品ですのでストーリー重視の方にぜひ聴いてほしいです。
待ちに待った続編!
番外編に引き続き間をおかずに出してくれて感無量です。
が、わくわくとあらすじだけ読んで不穏な空気がぷんぷんと…
記憶喪失はまぁいいとして、西条が既婚者で子持ちになってるなんて何事!?
と気が気じゃなかったですが、まあ結論から言うともちろんハッピーエンドで良かった良かった。
歩と出会う前の西条の手癖の悪さと、歩に対するツンツンツンデレぶりを考えると、歩が約束の期限を守らなかった時点で憤りのあまりそうなっていたとしても正直
「西条なら有り得そう…」
とか思ってしまってごめんなさい!
西条の歩への愛をなめてました。
記憶をなくした西条は当たり前ですがまんま初期の西条そのもので、あの頃の二人がフラッシュバックしたようで懐かしかったです。
あああれからもう何年も経ったのか…と時の流れを感じました。笑
歩は修行の成果が出て別人のように成長していて、修行の部分が省かれてる分その成長ぶりに驚かされました。
前みたいにうじうじなよなよした部分もなくなって、本当に一人前になって!と親のような気持ち。
これなら悪霊を寄せ付けやすい西条と末永くやっていけるよねと一安心です。
エッチは相変わらず濃厚で、特に西条が記憶を取り戻した後の抑えられない感じがとても萌えました。
続きが出るのなら今後の二人も見守っていきたいです。
それにしても夜光先生の作品は続編が見たいものが多すぎて困る!(拝みながら)
原作未読ですが、メイン2人の関係性をじっくりゆっくり丁寧に聞かせてくれるので全く問題ありませんでした。
斉藤さんは私が聞いたことある声音の中でも低音気味で新鮮でした。これはこれで良い!
そして川原さんは相変わらず響く低音で聴き惚れます。ずっと聴いていたい…
2人の声の相性も良く、演技力も申し分ないので終始安心して聴けました。
ちょこちょこ出てくる脇役のみなさんも好きな方ばかりなので耳が幸せ…。
旭はズボラでだらしないけど変にかっこつけてない所がとても良かったです。
川原さんボイスで良い男度が倍増してます。
これに惚れないと言う方がムリって話ですよ。
匡人は昔の苦い経験からひねくれた性格になってしまい色々やらかした過去もあり…
となかなかに厄介な性格ですが、旭の存在に徐々に惹かれて、照れたり怒ったりする様が微笑ましくて良かったです。
エロ度は低めですがその分メイン2人の心の機微を丁寧に聞かせてくれるので聴き応え十分です。