亀井先生の麗しい麗しい表紙に惚れて購入。麗しいお上品な領主さまは素敵だったんですが今一つ盛りあがれず中立寄りの萌にしました。ちびっこたちは激可愛いんですけどね・・本編330P弱+後日談12P+あとがき。
園児の父親(アルファ)と仲良くしていることを問題視されて退職に追い込まれた志貴(しき)。その上オメガ狩りに出くわしたところで、暗闇から「こっち」と呼んでいる手を掴んでみると・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
雪月(ゆづき、攻め弟)、篠宮(α、受けの高校時代の先輩)、レイカ(最初の花嫁)ぐらいかな。あとは内緒。
++好きだったところ
ちっこい時の雪月等のちびっこがめっちゃ可愛いんです。狼といっても想像できないんで勝手に脳内では柴の子犬。むくむくまるまるの毛玉みたいなのが短い脚でてけてけ走って、脚が絡まって一人にボールみたいに転がるっていうような様子を想像してもらえればいいかと。ああもー可愛い。抱っこしたい。ぐしゃぐしゃ顔を撫でまわしたい。
あと、攻めが穏やかでゆっくりじっくり受けを口説き落そうと頑張るのが良い~
弟に先を越されて「ふがいない・・」としょげちゃったりするところが可愛い~
穏やか、可愛い目のイケメン三角耳が気になる方でしたら、良いのでは?!と思った一冊でした。
遠野先生買い。先生らしい美人さんと、不思議テイストと、山の様子と、いじめっ子な様子等色々楽しい一冊でしたので、萌2に近い萌にしました。これ前日譚出ないかなあ。受けのお母さんがめっちゃ気になるw 本編250P弱+その後日談30Pほど+あとがき。
伯爵家三男のシリルには、母親が浮気して生まれた子という噂があり、父親はどこか有力なアルファに嫁がせオメガにさせたがっています。そんなことは真っ平御免、なんとか翼竜を捕らえ、アルファである自分の実力を認めさせて、父の考える縁談を断りたく・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
レイモン(翼竜騎士団のメンバー)、グウェナエル、モルガン(攻め受けの竜)、デイヴィット(受けと同室の騎士)、イレーヌ(攻め従妹)、皇太子!!!!!!(イチオシ!)、謎な吟遊詩人ぐらい。皇太子のお話も読みたいなあ・・・ええ人やこの人。
++楽しかったところ
前半は、受けが竜をgetしに行くお話なんです、ごっつ厳しい山の上に!登山話とでも言えばいいのか?二人して黙々と山を登っていく間のあれこれが楽しいんです。グウェナエルと会う時のフィーリングも良い~
後半は、どっしり系では?と思う攻めが、受けを焦らして焦らして焦らして、「いじめっ子か!」と受けがキレそうになる感じだったところが楽しかったなあ。
読んでいるこちらも「はよくっつけや!」と吠えそうになりました笑
たとえオメガになったとしても、きりっびしっと竜にのって活躍する受けであってほしいです。強気つんつん美人さんが好きな方でしたら楽しいと思います。それに竜に乗って空を飛んでいる時の描写も楽しい~
強気美人や竜が気になる方でしたら是非是非。
最後に出版社さん&先生へ。吟遊詩人さん、謎のままで終わらせちゃうんですか・・・気になってしょうがないんですけど。なんかの形でまた読ませていただけると嬉しいです!
稲荷家先生挿絵なのでマストバイ。なんでこんな麗しいの。恋心関係にはそんなに盛り上がらなかったので中立寄りの萌にしました。サブキャラが気になるんだよな。スピンオフ出ないかな。本編260Pほど+あとがき。
住んでいた村で山津波に襲われた立夏でしたが、気が付いたら、神様と見紛う美人さんに助けられていて・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
エリューン(魔法使い)、トージュ(攻めの側近)、その他攻めの国の貴族やら騎士やら少々。
++攻め受けについて
攻めは国王、何でもできちゃう俺様属性あり、スーバー国王。どっちかというと脳筋寄り。
受けは両親、兄を事故で亡くし、祖父母は山津波で亡くしという、孤独な方。2回も置いていかれるという目に遭ったのだけど「泣く」ことが出来ておらずトラウマになっていた模様。淡々と「頑張る」(=無理をする)というタイプに思います。
そんな二人が出会って、お互いが一番大事と思うようになるお話でした。
魔獣が出てきて戦闘シーンあり、リッカが刀を持っていて自らも戦う、どちらかというと男前な受けと思います。
で。攻め受けより私はトージュとエリューンが気になったんですよっ!!!!
エリューンのお話、トージュのお話をもっと読みたいです!
先生買い。綺麗なディアプラスさん路線(コメディ要素少)でさらっと読んでしまったので萌にしました。雑誌で一度読んでいるにも関わらず、もう一回読んでも惹きこまれるのは、ハラハラ話だからでしょうかねえ?雑誌掲載分+その続き+あとがき。
12歳の時に87番目の愛妾兼人質として後宮に入り10年。国王から伽を命じられることもなく、後宮の予算を潤沢に割り当てられることもなく、侘しい生活を送るリクハルド。ある日、庭で第三王子フェリクスが話しかけてきて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
グスタフ(攻め側近)、ゲルダ(攻めに味方する女官長)、ソフィ(攻め母)、シルヴィア(国王の寵姫)、ザクリス(攻めの異母兄、王太子)、ティーナ(攻め婚約者)、リスト(受けの従兄弟)、アードルフ(現国王弟)ぐらい。ソフィ、偉大。
++攻め受けについて
攻めは第三王子、贅沢し放題な母親に過干渉されている、たよりなーい第二王子になんか国を任せられるか!と考え中。キラキラなイケメン王子ですが、国の事を大事に考える、賢王になりそう。というのも母親ソフィがすごくしっかりしているから。(ソフィ、いいんですよ、国母って感じがすごくする!)国軍にもいたので剣の腕もばっちりな方です。自分が不足しているところはちゃんと人の意見を聞き入れそうだし。
受けは貧乏小国の王太子だったのに、人質になれそうな方が他にいなかったので人質になった方。ずっと寂しい暮らしだったのを、優しくしてくれる攻めに出会って恋におちてしまったウブウブさん。冷静な部分もあり、攻めが訳アリで近づいてきたんだと分かっても、「役にたちたい」と依頼を受けちゃう。不要とされたら、一人北の小国に帰ろうとするし。不憫すぎるやろ。
そんな二人の恋物語です。受けがしっかり王妃として頑張るお話を読んでみたいなあ。先生の同人誌で、攻めが受けにメロメロになっているバカ話でも楽しいかも♡先生よろしくお願いいたします!
1点挿絵話を。表紙の絵はフェリクスの戴冠式の装いです。そこでリクハルトがつけているサークレット!これが素敵すぎて・・・中表紙もそのサークレットつけたリクハルトがフェリクスに微笑みかけている絵になっていてですね、そのリクハルトの幸せそうな表情ったら・・・堪らんーーーーーーーーー石田先生、すっごく素敵な絵を有難うございました!
アラブかな?と期待したのと、二駒先生描かれる表紙の受けの金髪と褐色男子に一目ぼれして購入。どちらのキャラも好みど真ん中というのではなかったし、モダモダ長かったなあ・・という気がしたので中立寄り萌にしました。本編220Pほど+あとがき+4Pおまけ。
8歳の時に見初められ、南の大国サラディーンへ嫁ぐミシェル王子。やっとのことで結婚式を挙げたその日も発熱してしまい・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
ハリス(受け側近)、ザハム(攻め側近)、シャリーン(攻め乳母の孫)ぐらいかな。攻めが鷹を飼いならしているんです。鷹、いいなあ。カッコよい。
++お話について
攻めは超優秀アルファ、強気だけど受けに対しては今一つ強く出られない印象でした。受けに一目ぼれ、10年遠距離恋愛の後、やっとこさ砂漠の国に連れてきたのにさあ。
受けも攻めに一目ぼれ、やっとこさ嫁に来たのに、なかなか手を出してもらえないわ、周りからは一発で妊娠するんちゃうの、等と圧をかけられーの、自分は体調悪くなりーので、あれこれ大変。
攻め受けともお互いが好きで好きでしょうがないはずなのに、なんだかすれ違いが続いて、「いーーーーっ」となってしまった一冊でした。気持ちを通わせるのってめんどくさいし大変!ってことを伝えたかったのかしら、墨谷先生は。
みずかね先生なのでマストバイ。表紙通り、攻めが受けを求めて求めて三千里という感じのお話でしたが、攻め受けともめっちゃ刺さるというものが無かったので萌にしました。
東京郊外、さびれた商店街で洋菓子店を営むパティシエの圭都。ある日、店に世界的大スターで幼馴染の佑星がやってきて・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
文哉(受け店のバイト)、惟月(攻め弟)、借金の関係者少々、攻めマネージャー、攻めの元許嫁ぐらいかな。
++攻め受けについて
受けはフランスで修行し帰国後に店を持ったケーキ大好きな頑張り屋さんで実はオメガさん。店は閑古鳥鳴いていたけど、攻めがこの店の味のファンと言ったもんだから、一躍人気店に♡人気店になった後もあれこれ研究続けて、熱心。ああフィナンシェ食べたい・・アルファが近づいてくるとくしゃみ、蕁麻疹などが出るアルファアレルギーさんでもあります。
攻めは5歳のころお隣に引っ越して受けと知り合ったアルファの世界的スターさん。受けの事も受けの作るケーキも大好きで大好きで、でも事情あって離れていたのを久しぶりに再会した方。受けのケーキを前にしたときは待てを言われている大型犬という印象です。
オメガバ要素はあるけど、オメガバ的なエピソードよりお菓子エピソードの方が好きだった一冊でした。
麻々原先生なのでマストバイ。吸血鬼?と思っていたら、吸血鬼ならではの悲哀などはなくコミカルテイストで楽しかったです。たださらっと読み終えてしまったので萌にしました。本編180Pほど+その続き120Pほど+あとがき。ゲーム大好き♡な方でしたらもう少し楽しめるのでは。
ゲームの中の吸血鬼キャラをめっちゃ推している裕貴。その日更新されたのをプレイすると、なんと死亡エンド!ショックが大きすぎ、気分変えるためにコンビニに行った帰り、通りかかった児童公園に黒い靄が現れ、中からはゲームキャラ、ドラクル様そのものが降り立ち・・と続きます。
攻め受け以外の登場人?物は
バーニー(攻めの眷属、ラブリーこうもり)、千尋(受け勤務先オーナー)、店長、木内(受けの以前の勤め先先輩)、荒川(バー店長)ぐらいかな?
++攻め受けについて
受けは以前人間関係モメて、ちょっとした人間不信になっているドラクル様大好きさん。コミュ障ではなく明るくしながらも深く入り込まないってところです。
めっちゃ課金していたキャラがリアルになって部屋に来た時、ドキドキしながら「きっとドラクル様がお好きな紅茶の茶葉はコレ!」と話題になっていた茶葉で紅茶をお出ししたり、一緒に暮らし始めてお風呂掃除をドラクル様がなさったら感激したりと、とても楽しそう。受けが過去受けた嫌な目にあうのは嫌だけど、推しキャラが家に来て下さるってシチュエーションは羨ましい限りでした。
攻めはゲームで死亡した後、現世にいらしたお貴族吸血鬼さん。労働なんてしたことないのに、現世に少しずつ馴染み受けと同じ店で働き始めます。ゲームキャラそのもので、SNSで話題になるほどのカッコよさ。バー店員の姿の挿絵があるのですが、カッコいいいいいいいいいい!行きたい、このバー!もの静かなしゃべり、静かな振る舞い、そっとショットグラスを出されたりしたら、悶絶する。
もう一つ好きだったのが、バーニー!まーよく喋るコウモリだこと!二人が盛り上がってきたらそっと別空間にある巣に帰ったり、お風呂のスイッチを入れて、すぐ入れるように準備したり、あれこれ二人につくそうと頑張ります!こういうサブキャラ大好き♡麻々原先生もバーニーお気に入りだったんじゃないかなあ?バーニーと受けがきゃっきゃ喜ぶ挿絵が一枚あり、めっちゃ可愛いです!
特に攻めが好みのタイプなのと、サブキャラが可愛かった一冊でした!ドラクル様~♡