ストーリー展開が上手ですし、結構萌えました。どむさぶって描き方によってはSMプレイっぽくなりがちですが、ちゃんとどむさぶで、どむさぶに愛を持って描かれているなと思いました。
初コミックスとのことですが、読み応えがありました。少しストーリーがわかりにくい箇所もあるものの、話とか設定とかそういう部分は概ねよかったです。
ですが、どうしても絵が気になりました。拙いわけではないのですが、少し独特な絵です。BLは少女漫画っぽい絵を描かれる先生が多く、私はそういう絵が好きなのですが、本作は少年漫画っぽい?線がはっきりしてる感じで、どうしても気になりました。主人公の髪型もなんかツンツンしてて不自然で…
私はどんなに面白い作品でも自分の好みの絵柄じゃないと読めない、絵にうるさいタイプなので気になっただけだと思います。
絵が好みであれば「萌2」だったかな?「萌2」寄りの「萌」評価です。
原作既読です。
原作で割と体格の良い百樹が「孕ませエッチしよ」と言っているのがどうにもこうにも違和感ありすぎて苦手だったんですが、プリンセスこと斉藤壮馬さんが言うと違和感なさすぎてびっくりしました。これが声の力か…
斉藤さんは安定のクオリティでした。
個人的に古川さんの攻めの時の声があまり好きじゃないです。妙にかっこつけすぎというかむりに低くしすぎというか…古川さん攻めの他作品でも思ったので千景としての役作りというわけでもないと思います。あとエロの時もちょっとうるさいなと思ってしまいました(声が好きじゃないからそう思っただけかも)。演技自体はお上手なのですが、どうにも話に集中できなかったので評価を一段階下げました。ごめんなさい。
あと特筆することといえば、水音のSEがものすごかったです、いい意味で。あれはエロい(笑)
前半百樹と千景が喧嘩になる時の空気感など良かったんですが、進むにつれて古川さんの声が気になってしまったという感じでした。
佐倉先生の作品は本作で3作目かな?
最近(2019年以降)の作品に比べるとまだまだ絵が安定しきっておらず、キャラの描き分けも不十分な時がありたまに誰だかわからなくなりました(笑)それでも絵は綺麗な方だし、描き分けもそんなにわかりづらいわけではないです。あくまで今と比べたらの話です!
ストーリーは俳優同士が共演したら愛が芽生えちゃったという割とよくありがちな設定で正直特に真新しさはないかな…?かなりさらっと読めました。
王道の設定にするなら、絵が綺麗とかギャグが面白いエロがどエロいとかとかなにか1つ要素がほしいなと思いました。
それと、歩の腹黒キャラ?が生かされてなかったです。いうて腹黒でも何でもないし…笑
腹黒ならもっと張り切った方が良かったのでは?と思いました。
思いの外評価が低くてびっくりしました。神率3%はさすがに低すぎる。
正直ものすごく惹かれる作品というわけではないのですが、安定感があり読みやすい作品です。なんだかんだ何度も読み返しています。
湊人が体売ってる設定の割にオメガバースにありがちなどエロさはないです。どちらかといえば、心情の描写が丁寧なタイプの作品で、読んでいて切なかったです。
子供がいますが、設定上役割はあまり多くなく、私のように子育てBL嫌いな人でも割と読みやすいです。
α×Ω、身分差と王道設定ですし、話の展開は読めてしまいますが、よく言えばスタンダードで読みやすいので、初心者や王道オメガバース読みたい方におすすめです。
わんこ系攻め×素直大人しい眼鏡受けの話。
画家の話で設定は少し特殊ですが、胸糞悪い人もいないし(当て馬がちょっとクズだけど)、すっきりまとまっていて読みやすいです。
萌2にしても良かったのですが、萌止まりなのは私の好みじゃなかったこと、良いんだけど響くポイントがなかったことが理由です。
絵も綺麗だし、エロもよく、小綺麗にまとまっているからこそ、印象には残りづらい作品だなと思います。
わんこ攻め・素直&眼鏡受けは好みじゃないこともあり、再読は多分しないかなと思います。
私の好みじゃないだけで、初コミックスとは信じられないクオリティです。これからが楽しみな作家さんだなあと思いました。
ビジネス番って昨今そこまで珍しくない設定なので差別化が難しいと思うのですが、よくまとまっていて読みやすいです。
絵よしエロよしストーリーよしキャラよしで文句の付け所がないです。デビューコミックスでこのクオリティはもっと評価されていいと思う。
そこまでほめておきながらどうして「萌」評価止まりかというと、体が筋肉質すぎてどうしても苦手だなと思ってしまったからです。そもそも攻め受け問わず筋肉質な体型が苦手で、もやし&メス感ない程度に筋肉が程よくついている感じが理想です。ギリギリ読めるけどこれ以上筋肉質だったら読めないかもしれません(笑)
私と同じく「筋肉質な体型は苦手だ」という方は試し読みしてからの購入推奨です。