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鹿乃しうこ
むつこ
鹿乃しうこさんが初田しうこというペンネームで描いてたころの作品集です。 作風の違いに軽く驚きましたが、さすが面白かったです。 『兎の城』 うひょー、暗っ!! 知らずに読んだら、これが鹿乃しうこさんの作品だということに全く気づかなかったと思います。 それほどに絵もストーリーも全然違う。 非常に暗い話でしたが、ゾクゾクする背徳的な面白さがあって、引き込まれました。 いいですね、このどうしようもなく歪…
本編も面白かったんだけど、番外編のセルフパロディの数々のほうが面白かったかもw 本編のほうはシリアスで、太いストーリーがあって大円団に向かっていく感じです。 それぞれがおさまるべき場所におさまってメデタシメデタシ、みたいな。 面白かったんですが、アソビが無い感じ。でもアソビを本編で作ったらストーリーが壊れてしまうし。 ENDマークを見ても何となく物足りない感じがしてたんですが、番外編でそのすべてが…
鹿乃さんの描くヤクザものです。 いやー、さすが面白いです。とにかくストーリーが面白い。で、キャラが魅力的。 最近の鹿乃さん作品とは全体的な作風(絵柄ふくめて)はかなり違いますが、ストーリーテラーでキャラが魅力的なのは昔からだったんだなと思いました。 二組のカップルが登場します。 主役カップルは、昔ながらの任侠道を歩く若頭×見た目は怖いけど小心者の下っぱヤクザ。 若頭のほうが老けたオッサンなので趣…
表題作は刑事もの。 とある事件を解決するなかで、破天荒な刑事が後輩の真面目な刑事と肉体関係を結ぶ。 よくできたお話だと思います。事件の真相も、よく練られたものだったし。 ただ、事件と恋愛が上手く絡んでない感じがしました。切実さが伝わってこないというか…、ユーモアが悪いというわけではないけど、チグハグで噛み合わせが悪い感じ。 『忠犬のススメ。』 はじめて描いた10ページ以上の漫画らしいです。 絵が…
夜半
ネタバレ
読後はもう、放心状態でにっちもさっちもです。 表題作はともかく、同録の2作品が悲しすぎる。 「月さえも狂う夜」の、太陽みたいに明るかった駿が、敦司を思うあまり、だんだんと堕ちていってしまう様子がせつなくて、悲しくて、かわいそうで、すごく怖かった。 「BLUE PERIOD」は、なんか嫌な終わり方だった。本当のところはどうだったのかそれは謎だけど、最後の一コマが全てだとしたら、もうなんか、…
最初はゲームがモトネタって知らなくて、混乱しました。すぐに謎は解けたけどw 「アチャー」と思ったんだけど、ゲームをプレイしたことがなくても、楽しく読むことはできました。 ただ、ネタ的に分からない部分もいろいろありました。 登場人物が無駄に多くて、状況が把握しにくかったりもしたんだけど、これはゲームをやってる方にとったら簡単に分かる部分なんだろうなァ。 そういうわけで一抹の物足りなさはありますが、さ…
雑誌掲載時に「カップリングに納得いかぬ!!」という声が多数あったようですが、私も同感です。 納得いかぬー!! ただまあ、お話じたいはめちゃくちゃ面白かったです。 カップリングのネタバレは先に見ないように気をつけてください。そのほうが楽しめるかと思います。 カップリングより納得いかなかったのが、 鉄央のオナニーを玉ちゃんが目撃する→鉄央と玉ちゃんがエッチしてる場面を遥が目撃する、という場面。 …
さすが鹿乃しうこ先生。 もうもう、めっちゃ面白かったです。 キャラはいいしストーリーはいいし、鹿乃しうこ節が効いてて素晴らしい作品でした。 登場人物みんな、必ずどっかに欠点があるのがいいね。しかも「とってつけたような」欠点じゃなくて、人間性の根幹に関わるようなダメダメな欠点で、でも、読み進むうちに欠点含めてそのキャラが愛しくなってきちゃう、みたいな。 この巻ではまだまだ最終的にどういうカップリン…
新装版が出て、さらに次々にスピンオフが出され、それのスピンオフ作品もシリーズになってて大人気な鹿乃しうこさんの作品群のすべてのはじまりがコレ、になるのかな。 忍くんの初登場もここ。 さすがというかなんというか、めっちゃ面白かったです。 先にドラマCDを聴いてたんですが、このドラマCDは受けの声が好きじゃなかったもんで、コミックで読むほうが何倍も良かった。 『GATENなアイツ』 野獣系ガテンな攻…
ビブロス倒産の余波で、楽×次男のお話はコミック収録されてないのかな。 『次男上等』、読みたいなー。 頭ゆるゆるの次男がどんなアホアホな恋をするのかw、めちゃくちゃ読みたいんですけど。 というわけで二巻です。 相変わらずのブラコン三兄弟でした。 三者三様に兄弟のことが大好きなんだなーと思いました。 それぞれに個性的でハチャメチャな性格してるのに、根底に流れる空気は「家族のあたたかさ」。愛情たっぷり…