七地寧さんのレビュー一覧

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30人の先生の番外編

30人の先生方が小説、コミック書いてくださってますうち、凪良先生と宮緒先生の番外編読みたさに入手。期待通りの面白さでしたので神にしました。はっちゃけ番外編もしんみり番外編も大好きです! 以下その2編についてのみコメント。

1.蟹の宿 凪良ゆう先生 「お菓子の家・・」番外編
  二人で旅行に行くお話。ほんとそれだけなんですけど、そこにエロおやじ
  丸出しの阿木と、不愛想で暗くて顔がこわい…

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374.2℃ ~バースト+~ 小説

七地寧  笠井あゆみ 

BL小説とは言えないのでは

恋愛としてはかなり薄い内容です。
異能力で事件解決、みたいな内容が主です。
恋愛の話があんまりありません。
笠井あゆみさんが好きなので読みましたが、BL小説とはあまり言えません。
文章も癖が強いです。
この作家を好きな人だけが読めるものだと思います。

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2nd Sword 小説

七地寧  蔵王大志 

SF要素のある全寮制の学校もので新鮮でした

七地先生の前作「ジェイド・タイガー」はスペースオペラ風でBL要素も少なくて硬質な描写が多いので、読み辛く敷居が高い面もありました。それに比べて過去に出たこちらの2nd SwordはSF要素もありますが、全寮制の学校の少年同士の親交に重きを置かれているので、入りやすかったです。

機体などガンダム的なバトル要素もあるので非常に新鮮でした。女性作家さんですので、描写は動より静な印象は強い…

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ジェイド・タイガー 小説

七地寧  蓮川愛 

BL版、未知との遭遇ロマン

この小説は構成が大胆でした。感触的にBL成分は全体の5%くらい。残りはひたすらこの小説の舞台となる三次元世界の連邦国家の説明や連邦軍の内情をドラマティックに描くというより、淡々と事実が描写されていきます。その中で5%のBL部分が不思議と輝いて見えます。まるで砂漠のオアシスのように・・。

普段SFものを読まないせいか、最初の60ページくらいは、内容が頭についていかず苦労しました。…

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ジェイド・タイガー 小説

七地寧  蓮川愛 

BLで宇宙の旅!

あらすじ買い。そして蓮川先生の描かれる金髪イケメンにとにかく弱い。
七地先生のお話を手に取るのは、久しぶりだったので、どうだろう・・・とこわごわ読み始めたのですが、宇宙もの、本当に久しぶりで面白かった!2001年〇宙の旅がすごく好きなのですが、それを思い出させる部分があって何だか嬉しい。そして、二人の出会い部分は学校もののテイストがあり、そのあたりでもきゅんきゅん♡1冊で2倍といったお得感がありま…

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374.2℃ ~バースト+~ 小説

七地寧  笠井あゆみ 

意識高い系BL

わー…久しぶりにこの手の作品を読んでしまいました。私が勝手に「意識高い系BL」とカテゴライズしているタイプの作品です。

七地寧さんの作品を読んだのは初めてで、皆さんのレビューを拝見するとこの筆致が個性のようなので単純に私に合わなかったというだけの話ですが、なんとなくこう…「意識高い」感じがするんですよね…。「BL」の「L」の部分が硬質すぎて、ストイックすぎて、この作品は読者が萌えを感じること…

2

インテグラ 小説

七地寧  蓮川愛 

新鮮な関係性

受けと攻めと+1(女性)という関係性がとても新鮮でした。
あまりこういう構図はないと思います。blですので、男同士の恋愛が中心のはずです。その中に女性が入ってくるのは、意外とよかったです。女性のさおりの性格が私も憧れるほど素敵な方でしたので受けが惚れる(懐く?)のもわかります。こういう関係性の作品は他にあるのですかね?面白いです。
ただ、文章が読み辛いのと、絵が少し古臭い?ところが、マイナスで…

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タンジェント 小説

七地寧  蓮川愛 

盛り沢山!

はじめて七地さんの作品を読みましたが、少し読み辛いと思いました。このシリーズのルドルフの数からタンジェントまで読みましたが、すべて読み辛いです。文章がまわりくどいというか、もっと端的に、わかりやすく出来ないのか?とも思いましたが、もしかすると、それが七地さんの魅力なのかもしれません。私には合わないと思いました。
しかし、その中でこちらは比較的、読みやすかったです。最初ははじめの3行くらいでギブア…

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キャラフェ 改 小説

七地寧  周防佑未 

不思議な三角関係・3Pモノ

『キャラフェ 改』…変わったタイトルだなと思っていたら、1999年の作品の新装版ということで、タイトルに「改」を付けたとのこと。
キャラフェはフランス語で水差しという意味。

一応3Pモノになりますが、エロ描写は極薄。
大きな山場もなく、脇役含めた登場人物の心情や世相についてひたすら淡々と語られるという不思議な作品でした。
登場人物の視点や時系列がコロコロ変わることもあり、やや読み辛い印…

6

374.2℃ ~バースト+~ 小説

七地寧  笠井あゆみ 

バーストには遠い、かな

これは独特の文体だと思いました。全体的に素っ気ないくらいに短く、感覚的な印象の文体でして、先に皆様が書かれた好みが分かれるということに役ボ連打致したいほどに納得です。
文体が独特ならストーリー展開も独特な印象でした。主人公二人は高校生の身でありながら、「組織」の上位にあり、除霊のようなことを仕事として請け負っているのですが、どうもよく分かりませんでした。二人の立ち場とかシビアな状況が全編通して触…

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