樹生かなめさんのレビュー一覧

限りなくゲ-ムに近い本気 小説

樹生かなめ  麻生海 

まさかのビックリ展開!!

懐かしくなってレビューします。
まだBL初心者の頃読んだので、攻めの正体に全く気付かず甘々な話だなーと思ってたら、まさかの展開にビックリ!!
ですが、執着鬼畜攻め好きな私には身悶える展開でした!
嫌がる受けを絶対逃がさん!!と絡め取っていく自分勝手で性格悪い攻め、最高ですね。
非人道的で、色々ずれてる攻めですが、受けだけに執着してる姿に萌えます!!
後にも先にもここまでギャップのある攻め…

1

黄昏に花が舞う 小説

樹生かなめ  槇えびし 

続編でジワジワ来た…

『黄昏に花』を読んだ時は、サラ〜っとしててピンと来なかったんですけど、めげずに続編を読んでよかった。前作で抱いていたシュールな印象がやっと笑いに繋がりました。これはセットで読んで欲しいです。ホント、独特な作風ですよねぇ。

舞台は不況下の千代田中央銀行。派閥争いに敗れ、本行からビル管理子会社に左遷された美中年・岩井課長と、本社の営業担当で若きエリート・小田原のアレレな関係を、(たぶん)コミカル…

2

龍の若葉、Dr.の溺愛 小説

樹生かなめ  奈良千春 

監禁脱出?!

監禁脱出!先生と同じように私も前巻の監禁にうんざりしていたので、脱出出来て一安心です笑

今回松本力也の遺児、裕也が登場して先生と清和くんがなれない子育て奮闘をするんですが裕也くんのやんちゃぶりが…すごいです笑
みんな振り回されてますが、夜お母さんを思ってうなされてるところはうるっときます。

今回は先生の女装姿も拝めて楽しかったです!女装してからのモテっぷりに清和くんが嫉妬まるだしだっ…

0

猫から始まる恋もある 小説

樹生かなめ  藤井咲耶 

楽しいけどちょっとだけ消化不良

丸ごと1冊表題作です。昴(受け)の視点で進んで行きます。

昴は同じ会社の本間と付き合っています。キス止まりにちょっと不満な日の翌朝、昴は自分が猫になっていてビックリ。本間に訴えるも、蹴られて二階から落とされる始末。ショックで呆然とする中、優しくしてくれたのはライバルの小此木(攻め)で…という話です。

朝、目が覚めたら猫になっていた…って某名作を髣髴とさせるあらすじですが、本当に猫になっ…

0

龍の恋、Dr.の愛 小説

樹生かなめ  奈良千春 

受けが子供の自由を容認できないお母さんみたいで

前も受けの先生のキャラが私には無理で断念したんですけど、人気シリーズだし、容姿は好みなので前回はなにかの間違いだったと思いこみ再チャレンジして読んでみました。
...無理でした。

受けが子供の自由を容認できないお母さんみたい...
攻めだって立場的にも大きな責任があって、自分のやるべきことをやっているのに、世間の常識で、それはいけません、これはいけませんて...

覚悟をしょってヤク…

3

もう二度と離さない 小説

樹生かなめ  奈良千春 

とにかくすごい作品

洋画家の渓舟と助手兼恋人の司。
渓舟は体の弱い司にいつも優しく過保護なくらい大事に接します。

幸せな二人の現在から話が始まっていったので、渓舟の美貌と才能を目当てにした人達に邪魔されながらも切り抜けていく二人の物語かと思いきや・・・。

司の過去があまりにも酷く衝撃でした。
こんな展開を描く樹生さんってすごい。

司の過去だけを思うとあまりに酷く痛い内容なのですが、
渓舟に大事…

2

限りなくゲームに近い本気 小説

樹生かなめ  麻生海 

ロクデナシの純情?

2004年ダリア文庫で新装版が発刊されていますが、SSの書き下ろしはなく、表紙も同じイラストです。

堀(受け)の視点でストーリーは進んで行きます。
堀は新入社員の高須賀(攻め)の教育係になります。高須賀は男前なうえに仕事ができてモテる男だというのに、堀が好きだと告白してきます。
トモダチから始めた関係ですが、フリル付きエプロン姿で食事を作る高須賀を可愛いと好きになり、エッチをして恋人同士…

1

限りなくゲ-ムに近い本気 小説

樹生かなめ  麻生海 

シリーズ1冊目

2001年ダリアノベルズの新装版です。SSの書き下ろし追加はなし。表紙も同じイラストです。

スピンオフを含め次々と発刊されていくシリーズの1冊目です。
ただ、番号がついていなかったこともあり、私は図らずも3→2→1と読んでしまいました。

巻を増すに連れ、高須賀(攻め)のロクデナシっぷりが明らかになっていくのですが、堀(受け)の弟・慧二や仲間の甲斐達のロクデナシっぷりが更に酷いんで、そ…

1

ロクデナシよりロクデナシ 小説

樹生かなめ  一ノ瀬ゆま 

不穏なエンド

1冊丸ごと表題作です。「最果てのロクデナシ」の続きなので、そちらを読んでいないと内容についていけません。題名に2とかつけて欲しい…。

ロクデナシは止まらない。巻を増すごとにロクデナシが加速している気がします。ロクデナシは執着するととんでもなく怖い…。

受けが本気で拒絶し続けるのにあくまで執着する攻めはまだ許容範囲ですが、レギュラーのロクデナシ達が酷い…。終盤、里和を「一番のロクデナシ」…

1

貴公子の理不尽な愛情 小説

樹生かなめ  麻生海 

シリーズ残りのロクデナシによるスピンオフ

「限りなく」シリーズのスピンオフです。
シリーズでは堀が主人公で、その恋人の高須賀(旧姓・千葉)、弟の慧二のロクデナシ2人がメインですが、ロクデナシは実は5人組であり、残り3人(甲斐・設楽・加藤)がこの作品で活躍?します。とはいえ、加藤は甲斐が逃亡先として部屋にやってきた時に、女2人はべらかして遊んでいたくらいなのですが、シリーズでほとんど登場しなかったことを思うと大活躍ですよね。

スピン…

1
PAGE TOP