樹要さんのレビュー一覧

恋煩う夜降ちの手遊び 小説

鈴木あみ  樹要 

切ない恋の駆け引きの先に・・・

花降楼シリーズ、第十弾!!
一応一巻完結型・・・とはなっているようですが、やはり全部読んだ方が絶対に面白いし、色々と感慨深くもなるので、花降楼シリーズの中でもし一冊でも気に入った作品があったら、その勢いで全巻読破を心からお勧めします。
かくいう私も今までは全部読もうとは思っていなかったのですが、久々に花降楼のお話を読み、やはり全作読もうという気持ちになったからです。
とりわけ今作は、前作とリ…

5

臈たし甘き蜜の形代 小説

鈴木あみ  樹要 

あの岩崎様が主役です

花降楼シリーズの中でまだいくつか読んでいない作品がありまして、この作品も読むのを後回しにしていた作品の1つでした。

元々、綺蝶と蜻蛉が大好きだったので、この2人が廓を去ってしまった後のお話を読む気になかなかなれなかった・・・というのもあるし、なんといっても綺蝶と蜻蛉の間を引き裂こうとした岩崎様が主役という事で躊躇していたんです。
「愛で痴れる・・・」の時の岩崎様には嫌なイメージしかなかった…

4

花音 創刊20周年記念小冊子 2014 特典

素敵な12作品!

各1~4ページずつの12作品です。
表紙は花音2014年10月号の表紙イラストと同じ桜賀めい先生です。

花音の20周年お祝いということで、それにちなんだ話かと思えば、意外とそうでもなく。甘さもベタ甘というよりほの甘い印象でした。

「ジンと猫は呼ぶと来ない 番外編」
マリが休みなので、どこかに出かけようということに。ピッピが服を借りようとするのですが…という話。

「世界名作小早…

1

媚笑の閨に侍る夜 小説

鈴木あみ  樹要 

お気に入りカップル誕生!!

花降楼シリーズでは勿論綺蝶と蜻蛉カップルが一番好きなのですが、彼らに匹敵するぐらい大好きなカップル誕生です!!!
綺蝶と蜻蛉の禿時代のお話では、かなり嫌な人として登場していた玉芙蓉・・・その時は正直大嫌いなキャラでした。
なので、そんな玉芙蓉が主人公のお話なんて・・・と思って実はしばらく避けていたのですが、思い切って読んでみて本当に良かったです。

玉芙蓉がこうなってしまった過去はやはりか…

3

甘美な夜にとらわれて 小説

黒崎あつし  樹要 

そんなエロエロでもない

全編通して意外に楽しめましたが、それでも攻めのキャラが、最後まで”こんな人いないよね”という印象がぬぐえず乗り切れなかった。
こうなったらエロを単純に楽しもう、と思ったけど、描写自体はあっさりで個人的には萌えず。

陵辱されてたらいつのまにか、というパターン。邸宅に囲われて陵辱される毎日から一転、別荘でのなごやかな休暇などよいシーンはあるものの、冷徹な執事や気の良い別荘管理人など、設定はいい…

0

恋に語るに落ちてゆく 小説

栗城偲  樹要 

デリカシーのない攻め

食品会社会長の孫である受けは、企業家を引退して道楽でおでんの屋台をしている祖父に、祖父の恋敵の孫である男の恋を成就させてくれと頼まれる。うまくいったら家を相続させてやると言われ喜んで話に飛びついたが、その男の恋を応援しているうちに、なんだか成就してほしくないような複雑な感情が芽生えてしまい戸惑う。そんなとき、男の片思いの相手に同性の恋人がいることが判明し…。

栗城さん作品は、以前大外れを引い…

6

恋に語るに落ちてゆく 小説

栗城偲  樹要 

素直な坊ちゃん

雑誌で読んでいたのですが、書き下ろしの方を読みたくて買いました。「恋に語るに落ちてゆく」は受視点。あらすじの通り、攻の佐藤さんの恋を応援しているうちに好きになっちゃいけないのに好きになってしまいます。とはいっても、涙が止まらないというようなことはなく、ほのぼの。先の展開も予想できるし、安心して読めました。セレブが出てくる話ってあまり好きではないのですが、霙くんは我がままなところはなく、素直でいい子…

5

恋なんかしたくない 今日から恋人になりました コミック

月村奎  樹要 

無事完結!

まさかの続刊あり展開だった前作。
続巻はいつ出るんだろうと、もやもやしながら待っていまして、ようやく発売!!&無事完結!!となりました。

お調子者キャラを演じて、義理のお兄さんへの恋心がばれないようにすごく辛くて切ない努力をしていた優斗君、前回はとても切ない状況で続く・・・となっていただけに、お互いの思いを確認し合えてきちんと両想いになって本当に良かったです。おそらくハッピーエンドだろうと…

2

駆け引きのレシピ 小説

和泉桂  樹要 

ふんわりしたお話

前半1/5ぐらいで結末まで想像できる感じの、可愛くて平和なお話でした。藍原が美人攻ではあるのですが、まずサラリーマンに見えないのでリーマン萌えに期待は禁物です。若菜は可愛いかったですが、強烈な魅力があるかというと…うーん…。ゲイの藍原が自分のタイプを語るところは新鮮でした。

若菜がカフェ経営を目指すエピソードは、正直あまり活かされていないような気もしますが、イラストで早々にネタばれしていてち…

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日向の猫 小説

野原滋  樹要 

あとがきも面白い

せつない、痛い、シリアス。
コメディも入れて欲しい。

前半は、特に登場人物の心情が細かく描かれていて、キャラ立ちがしっかりされています。
「顔射」を描きたかったと作家さんがおっしゃっているように、その奇抜さや驚きがよく伝わってきました。

後半、高梨(受)の生い立ちがかわいそうになる部分やそれを知った祖父江(攻)の行動から、男前なツンデレ美形が乙女で健気な受け、ヘタレわんこ気味の攻め…

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