愁堂れなさんのレビュー一覧

天使は愛で堕ちていく 小説

愁堂れな  広乃香子 

思わず泣かされちゃいますよ~

気難しいイケメン人気作家と天使のように可憐で泣き虫な
新人編集者とのラブストーリー。
2005年にノベルで発売された文庫版になりますね。
今回も泣かされちゃいましたよ。           
まぁ、二十歳も過ぎてまわりに天使みたいに純真だなんて
言わしめる編集なんてありえないんですけど。
だからこその、心に染み入るような内容になっておりましたね。
いかに、このように傲岸不遜の嫌な男に…

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身代わりの愛のとりこ 小説

愁堂れな  タカツキノボル 

いやみの無い話。

 5万という値段に釣られて、大企業の社長息子である友人・神龍清嗣の代わりに行ったクラシック・コンサート会場で、隣に座った米国大企業の若きCEO・リチャード・カールソンに「セイジ」と勘違いされてしまった松田由春。
 どうやらこのクラシックコンサートに清嗣は、仕事で遅れて来れない父親の代わりに、リチャードをもてなす為に来ることになっていたようだった。
 どうにかその場を取り繕うために、「セイジ」と…

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花の破片 小説

愁堂れな  奈良千春 

田崎、だから結局お前はどうしたいんだ?!(笑)

「新宿退屈男」に出てきた田崎刑事のお話~
「新宿~」に出てきてた時には、なんだか煮え切らなくてイライラする男でしたが…
この本を読んで煮え切らない訳が解り納得(笑)

内容としては、上司(近藤)がヤクザと癒着して私腹を肥やしてたわけです。
それを知った真紀は田崎へ、田崎は別の上司(北原)へ…
その結果が真紀の拉致事件、田崎自身の脅迫になるんですね。

はいっ?!田崎犯られちゃってる…

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花嫁は三度愛を知る 小説

愁堂れな  蓮川愛 

花嫁は三度愛を知る

展開的には「花嫁は二度さらわれる」と、そっくりだったように思ったけど、想いが通じ合ってからの二人が見られてうれしかった。でも、本編ではラブラブなシーンが少なくて、二人のラブラブっぷりが番外編でしか見れなかったのが、ちょっと残念だったかな。でも番外編のおかげでラブラブな二人が見れて満足。

怪盗のローランドの恩人である、おばあさんがローランドに「いい友人がいることがわかって安心した」って言ったの…

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花嫁は二度さらわれる 小説

愁堂れな  蓮川愛 

花嫁は二度さらわれる

二人の関係が唐突に進展してしまったように思ったけれど、作中の「微睡む花嫁」を読んで初めて、キースの気持ちがわかって、キースが涼也に、ほとんどヒトメボレだったんだなあって思った。それだったら、涼也がクスリを使われて、火照る身体をもてあましていた時に、涼也を抱いたキースの気持ちもわかるような気がしてよかった。

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花婿をぶっとばせ 小説

愁堂れな  高久尚子 

失恋から立ち直るお話

失恋する、というのは誰にでもある経験だと思いますが、このお話の設定はちょっと変わってました。
注意して読んでると、おそらく気づくと思うのですが、ちょっと捻りを効かせてるところがオリジナル性があってよかったと思います。

萌えポイントとしては、攻めの一途で外見に似合わない情熱的なところでしょうか。
年下攻めが好きな私には楽しく読める1冊でした。
主人公が振られた後、元カレとその彼女との絡み…

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砂漠の王は龍を抱く 小説

愁堂れな  ライトグラフII 

背中の龍に魅せられた王子

アラブの王子と傷ついたヤクザというカップリングに惹かれて読みました。
舞台は終始日本で、場所もほとんどホテルという、予想もしない展開でした。
受けのヤクザが結構涙もろいのが気になったのですが、傷ついた受けを愛情で癒す王子に萌えました。
適度に切ないところもあって、気軽に読める一冊だと思います。
ただ、ストーリーが淡々としていて、あまり盛り上がりがあるようには思えなかったので、その点は物足り…

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刑事と検事のあぶない関係 小説

愁堂れな  茶屋町勝呂 

乞続巻、期待してます!

茶屋町イラストで手に取りましたが、ふんふん(^~^)、愁堂先生のお話もなかなかイケていましたよ~!

2時間刑事ドラマ路線は相変わらずの愁堂先生の。
2時間で決着付くから思った通りの事件解決なんだけど、だからこそ安心して読めます。
それとキャラが良かった~♪
椎名の親の転勤で高3で別れた(付き合ってはいない)主カップルも気に入ったし、再会後のその2人の相棒役に期待持てます!
美形・椎名…

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身代わりの愛のとりこ 小説

愁堂れな  タカツキノボル 

熱烈ラブアピール☆

神龍清嗣の代理で出掛けたコンサートで、若きCEOリチャードに出会った由春。
リチャードは由春を「セイジ」だと思い、気に入って日本滞在中共に在ることを望む。
由春は神龍の家から「セイジ」として付き合ってくれるよう頼まれ、そうするのだが…。

とにかくリチャードが外人らしく熱烈にラブアピール。
というか、一緒に出掛けた夜にはもうコトに及んでいる始末。
しかも、この人、ジェントルマンかと思い…

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variation 変奏曲 小説

愁堂れな  水名瀬雅良 

揺れる心

桐生が盲腸で2週間の入院を余儀なくされるところから物語りは始まります。
長瀬は一人暮らしをしている桐生の日用品や保険証を病院に持ってきたり、毎日かいがいしく入院している桐生の元に見舞いに訪れます。
そんなある日、桐生が新しく勤める会社で桐生が最も信頼を置いている部下、渡来と桐生がベットの上でキスをしていたのを見て、長瀬は取り乱し、同僚の田中の元へ・・・。

まだ自信のない長瀬の心の揺れ動く…

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