かんべあきらさんのレビュー一覧

僕らのエイティーン開幕 (パレット文庫―新・聖ミラン学園物語) 小説

七海花音  かんべあきら 

義兄に萌え!

前作「聖ミラン学園物語」シリーズに代わって、
今回の「新・聖ミラン学園物語」シリーズから、
挿絵がかんべあきらさんになって、またまた可愛い魅力が出ています。

高校三年生になった優。
横には恋人のジュリアンがいて、親友の西園寺がいて、
たくさんのクラスメートもいて。
と、順調な滑り出しのオープニングが幸せすぎてちょっと不安になります。

そう、その不安は的中してしまいます。

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龍絡の華 凍る灼熱シリーズ コミック

かんべあきら 

凍る灼熱シリーズ

メインカプは仕事の都合で外国にいます。今回の舞台は中国。あとがきを読むと『カジノが有名なあの国』とあるのでマカオかな? シリーズはチェックしたりしなかったりなので、ところどころ追えてない部分もあるけど、コミックが出て一気に読むととてもスッキリする!(^^)! 
でも話の流れより、ポイントとしてあげたい、一番のお楽しみは二人のコスプレ。由孝はビキニパンツ(水着なのでこれは正確にはコスプレではないが…

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御曹司の花嫁 小説

愁堂れな  かんべあきら 

惜しい。

花嫁もので、華族もので、時代設定は昭和初期、です。

視点が受の一人称で進行します。
で、どうもその、攻は決して頭が悪いわけでは無いのに(むしろエピソード上、大変行動力があり機転も利いていると思います)、こと、受への対応に関しては、非常に残念としか言い様のない詰めの甘さで、それが攻の実直さを表現した結果なのだとしたら確かに可愛いと思えないことも無いのですが、いくらBLはファンタジーと割り切っ…

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不器用な恋の掟 小説

桂生青依  かんべあきら 

三つの話が入ってます

最初に入っているのは表題作で、これは外務省のキャリア×美形報道アナウンサーのお話。
二つ目は、時を経て再会、再び燃え上がる官僚同士の恋物語です。
そして三つ目は、一つ目のカップルにの受けに横恋慕する新進気鋭のデザイナーが出て来るお話です。

正直、私がこれを「趣味じゃぁない」にしたのは、まず一つ目の話で、受けと攻めがあんまりにも美形過ぎたからなんですよね。
私、美形同士の恋愛はBLの醍醐…

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華族花嫁 小説

魚谷しおり  かんべあきら 

女装ものの妙味

個人的には身代わり花嫁の設定が十分に活かされた良作だと思います。

自分が身代わりであること、本当は男だということがいつかバレるのではないかと常に不安に感じている受けの稔の道徳観念と、元々使用人ゆえの献身さから生まれる葛藤が良い味出てます。状況に素直に流されない頑固さが良い感じに焦れったいですが、最後にハッピーエンドが待っていると信じて読めばその焦らしもまた美味しい。
攻めの楠本のツンデレぶ…

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小説家はイジワルに恋をつづる 小説

河野葵  かんべあきら 

深く考えてはダメ

裏表紙にあるあらすじに、“ハートフルおばかラブ”って書いてあるのですが、
その言葉がぴったりな作品です(^_^;)

受けは、元々ホモ設定というわけでもないみたいで、つまり一応ノンケっぽいんだけど、
求められて簡単に応じ、簡単に感じて攻めを好きになります。
最初は多少の抵抗があったものの、それもほんのちょびっと驚いたにすぎません。

しかも、一応外見男性だしリーマンなんだけど、
「…

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華族花嫁 小説

魚谷しおり  かんべあきら 

シンデレラだな。

最近多い「花嫁」ものです。
もともとノーマルな縁談で進んでいたのに、花嫁になるはずだった令嬢が違う人に恋をして伏せってしまい、受けの稔君が身代わりとして結婚してしまうというお話。

シンデレラのような話です。

身寄りのない稔は心優しくて令嬢が病気で伏せっているのだと信じて疑わない。けど、実際は身代わりとして嫁がせて人質にして、令嬢は自分の恋人と離れたくなくてぐずっているというなんとも身…

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