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秋山みち花 緒田涼歌
茶鬼
ネタバレ
そうなんですよ、いや、そうだったんですよ。。。 この作家さんの本で好きなのは過去2冊。 ついそれを期待して本来といいますか、多く書いてらっしゃる割と健気な受けちゃんモノの存在に地雷を踏んで爆発してしまうことを! 母親を亡くし、後見人を亡くしひとりぼっちになった美咲は、後見人が入るはずだった救助小屋の管理を、学校が始まるまでということで愛犬の救助犬ヴォルフと一緒にしているのだが、ある日、普…
真船るのあ 緒田涼歌
marun
これはなんて言ったらいいか分からないくらい甘々で王道シンデレラなんだけど 思わずベタだぁ~なんて思いながらも読んでしまうお話なのですよ。 日本の法律も改正されて同性婚が認められるなんて出来事もあって きちっり完ぺきお幸せになるような夢のようなお話なのですが・・・嫌いじゃない!! BLのお幸せ王道は和みの世界だと思いながら純粋に楽しめる作品。 余りにも現実とかけ離れて、子供だましなんか…
高尾理一 緒田涼歌
橘盾
主人公は、16才の薄倖の美少年「夏目」。 最低な家庭環境から勉強もできず手下キャラが板に付いて、おぼこさ・頼りなさ・諦め感100%な憐れな子。 “かわいがって”と書かれた段ボールも無く、台風の中すべり台の着地点あたりで震えていそうな全くの「迷い仔犬」でした!(泣) あ~それなのに、周りは自分勝手で傲慢な大人ばかりで、夏目の将来に夢や希望は想像すらできない! きっと優しい皆様は、紙の中の…
杏野朝水 緒田涼歌
くるみ3960
ワケアリ大学生×ぼんやり翻訳者。 杏野先生の作品は、好きなので作家買いしているのですが、今回は私の萌えツボには外れていました。なので、辛口です。すみません。 受の人のお人よしっぷりには、度が過ぎてちょっとイラっとしました。 弟の彼女のペットを預かったり、弟や友人に金を貸したり、そのうえ見知らぬ人を泊めて住まわすなんて、世間知らずを通り越して、この人大丈夫なの?と思ってしまいました。 人がい…
帯には意地悪とおっとりってなってるのですが、大学生である攻め様は意地悪って 言うよりも、オレ様で寂しがり屋の我儘で、でも外面が良い子供みたいで、 対する受け様は翻訳家で築40年の古い一軒家で昼夜逆転の一人暮らしをしてて、 32才にもなっているのに、日和見的で、よく言えば人が良くて騙されやすい人。 受け様のこの性格は、幼い時の育った環境が大きく左右しているような感じでした。 攻め様は、まさ…
崎谷はるひ 緒田涼歌
kirara
トータルとしては結構好きです。メインCP(香澄×神堂)はわりと好みなんですよ。ただ、できあがった2人の続編にしてはラブが少なかったように思いました。ラブよりも、今回は『神堂の成長』にスポットを当てた感じでしょうか。 しかし、今回いちばん苛立ったのは、神堂の担当編集・野々村(女性)でも、もちろん当て馬の俳優・英でもなく、編集長で神堂の幼馴染みの仲井。しかも、ラストも結局なんか中途半端なままだし…
杏野作品ってちょっと痛いモノが多い気がするのですが、今回のこの作品、 主人公がのんびりしたおっとりさんで、そしてちょっとドジっこで、ボロい借家に一人住まいだけど、ちゃんとご近所付き合いもしていて人あたりもよく、 そんな設定なので、あれ?ほのぼの系なのかな。なんて思って読み始めたのですが、中盤に入り、展開で登場してくる押しかけ同居人の態度が傲慢になってくるにつれて、ものすごく胸が痛くなってきてし…
月東湊 緒田涼歌
ロイヤル色の薄い花嫁ものでしたね、攻めの王子様よりも受け様が活躍する お話で、受け様と攻め様は大学の同級生同士で、攻め様が留学で大学の4年間を日本で 過ごす事になり、ある理由から二人は急速に仲良くなるのです。 それは、攻め様の王国の伝説の女神と受け様が似ていた事で更に名前まで似ていたから。 立場を越えた親友みたいに、共に過ごしていた二人ですが、大学卒業を控えた年の夏に 攻め様からかなり重…
伊郷ルウ 緒田涼歌
呉服店の次男坊で、ゲイの受け様とイタリア貴族の攻め様との一目ぼれ的なラブ 全体的に盛り上がりにかけるような気がするんですよね。 タイトルの愛に溺れるって感じも気薄な気がしてしまうくらいだし、 受け様の一人勘違いで、後半まで攻め様は婚約者がいるって思ってる中での 二人のやり取りなんだけど、その誤解が解けたて、ハッピーな展開って時に 攻め様の母親が攻め様の結婚と跡継ぎを望んでいる事を知っ…
華藤えれな 緒田涼歌
たまゆまま
長くとても詰まった内容で、二段組みにしたのがよく分かりましたが、個人的にはこの一冊に無理に詰め込まず二冊に分けてしまった方が良かったのではと思う程にエピソード満載でした。 エピソード満載過ぎて一つ一つが本来とても印象的でドラマティックになるものが、サラッと流されてしまっていて、その度にこちらも「あらっ」となって流さなきゃいけなくなることがなんと多いこと。 しかし、そんなこと流して流して…