緒田涼歌さんのレビュー一覧

雪花恋情 小説

藤森ちひろ  緒田涼歌 

エロ展開なのはいいんだけどね…。

香道の家元となる初音は、後援者の一人である水野から媚薬を盛られて襲われそうになるが、すんでのところで怜悧な青年に助けられる。
さすが、ショコラ・ハイパーだけあって、しょっぱなからエロ展開。
ちょw いくらなんでも出会って5分で…w

最初、香道の次期家元っていう貴族的でストイックなモノが出てきたので、ちょっと期待してみたが…やはりw
初音があまりに香道の家元としての自覚なさすぎて萎えた。…

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公爵閣下と屋根裏の花嫁 小説

弓月あや  緒田涼歌 

かわいらしいお話でした。

箱入りのように大事に育てられた真舟。
家族の奨めで豪華客船で英国へと遊学することに。
その船の中で容姿の整った男・エドワードと出会い、やがて関係を結ぶ。
けれど、目覚めた時に彼はおらず、残されたサインから彼が公爵だと知れるのだが…。

関係を結んだ後に彼の素性を知って身分違いだし一夜の戯れだったのだろうと諦めようとする真舟。
そんな真舟の元に家族の訃報が届き、真舟は追い詰められていく。…

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アナウンサーは愛を告げる 小説

緋夏れんか  緒田涼歌 

もっと内面的なもの。

 友人の結婚式で、高校の同級生・有賀慶一郎と再開した池上。
 有賀は高校卒業後、突然アメリカに留学してしまい、音信不通となってしまった相手だった。
 その有賀は、現在、今をときめく人気アナウンサーになっていた。
 久々の再会を喜ぶ池上だったが、どうやら有賀は池上が結婚しているという誤解をしていたことがわかる。
 誤解が解けると、有賀は「わざわざお前を避ける必要はなかった」と意味のわからない…

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『恋花 傾国の花嫁』特典書き下ろしショートストーリー 特典

ほのぼのとした、とても心が温まる後日談です。

琳花が新しい国の王となって初めての誕生日のお話です。


あらすじ

文官から「書状とお祝いの品が届いています」と言われるのですが、
何の祝いなのか分からない琳花が聞き返すと、
「殿下の誕生日です」と言われ、
すっかり忘れていたことに気が付きます。
そこで、たくさんの人から贈り物があることを知り、
戸惑っている琳花に啓真が助言します。

夜になって二人きりになった時、琳花は…

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ささやくように触れて 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

ズルイ大人と大人な子供

人気イラストレータの執行(攻)と
そのアシスタントをしている直樹(受)の物語。

直樹が学校の入学金を無くしてしまったことで、
執行が「そのお金を出してあげるから、援助交際しよう」
と言いだしたことが始まりです。

この援助交際というのは、「ほっとしたひと時を過ごす」というもので、
直樹の方が、「えっ」となってしまい、執行が気になってしまいます。

読んでいて思ったのは、執行は…

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きみの目をみつめて 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

風威の成長!

前回の「きみと手をつないで」から比べると
今回は、しみじみ風威の成長を感じることができました。

引きこもりホラー作家の風威の作品が、映画化するということで、
俳優の英と出会います。
今までとは違い風威は、積極的に英と接触しようとするので、
香澄が不安を覚えるようになるという物語。

香澄も、家政婦から、風威のマネージャと昇格?しているので、
香澄のマネージャとしての力も試された…

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きみと手をつないで 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

攻の誠実さ

金髪ハデな家政婦の香澄(攻)が、ホラー作家の風威(受)の家で
働くことになったことから始まる物語。

風威の育った環境に起因する性格の「不安定さ」が
何となく、恐いです。
「そういうことあり得るのかな~」と子育って難しいものなのね・・・
と考えてしまってみたり。
ちょっと話がズレましたが、
風威の浮世離れした性格は上記のことを考えなければ、
なんともかわいいです。

そして、…

2

恋する人魚 小説

高峰あいす  緒田涼歌 

人魚が攻め様だったんですね

受け様が7歳の頃、身体が弱く避暑をかねて訪れていた場所で出会った、
攻め様である金髪の青年、チョットしたきっかけで仲良くなった二人。
受け様は歳の割に物静かで身体が弱くみんなに心配を掛けている事から
ワガママひとつ言わない聡明で思いやりのある子供なんです。
攻め様も家の事で悩んでる時期だったので、受け様との交流はその小さな身体で
精一杯生きて、健気さに心を癒される存在になるのです。
受…

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恋花 傾国の花嫁 小説

秋山みち花  緒田涼歌 

私にとっては、BL本の中でバイブル的存在の本です。

初めて買ったBL本(その1)です。

どういう経緯でこの本を知ったのかは忘れてしまいましたが、
知ったのは発売から半年ほど経った頃でした。
それ以来、購入するまでの約半年間、ずっと気になっていました。

鳥海さんが出演しているCDをチェックしている時に、
『ルナノベルズ フェア2011 ~番外編CD全員サービス~』
のフェアがあるのを知り、そのフェアを機にようやく購入しました。

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絶対引力の愛 小説

橘かおる  緒田涼歌 

伴侶の匂いはクセになる。

前作同様面白く、読んでいて楽しい作品でしたが好み的には前作『絶体絶命の恋』の方がより好きなテイスト満載。
シリーズ二作品目は健気で頑張り屋のしっかり者受けと、強気で傲慢な所があり、だがやはり伴侶の香りには弱かった・・・!な攻めの話でした。

攻めが受けに対して、はぁはぁはぁし過ぎだと笑ってしまった。
猫にマタタビを与えたような、匂いに酩酊するイメージで、あんなにも『伴侶の香り』というものに…

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