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表題作雪花恋情

須永匡臣,流派に寄付する投資顧問会社社長
野々宮初音,困窮する香道流派の宗家になる予定

あらすじ

香道の宗家となることを義務づけられた野々宮初音は、後援者の男に媚薬を盛られたところを投資顧問会社社長、須永匡臣に助けられた。
秀麗で圧倒的な魅力をもつ須永に、淫蕩な熱に震える躯を鎮めてもらう初音。
成人を祝う香席で困窮する流派のために、自分が寄付金の多い後援者のものになる運命と知った初音は、ただ好意から流派に寄付をしてくれた須永に、代価に自分の躯を―と申し出てしまう。
それは穢される前に、好きな人を刻みつけたいというせつなく一途な想いからだった。

作品情報

作品名
雪花恋情
著者
藤森ちひろ 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
心交社
レーベル
ショコラノベルスHYPER
発売日
ISBN
9784778103255
2.5

(2)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
4
評価数
2
平均
2.5 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

エロ展開なのはいいんだけどね…。

香道の家元となる初音は、後援者の一人である水野から媚薬を盛られて襲われそうになるが、すんでのところで怜悧な青年に助けられる。
さすが、ショコラ・ハイパーだけあって、しょっぱなからエロ展開。
ちょw いくらなんでも出会って5分で…w

最初、香道の次期家元っていう貴族的でストイックなモノが出てきたので、ちょっと期待してみたが…やはりw
初音があまりに香道の家元としての自覚なさすぎて萎えた。
○道の次期家元がおバカちゃんで流派の存続危機が…!っていうのは実際にもよくある話だけど、世界が世界だけに世間知らずでウブくさいのはいいとしても、もうちょっと自覚持てよw
オマケに新家元お披露目でなんやらエロくさい儀式…っておい!香道だよ香道!アロマテラピーちゃうだろ!と思わずツッコミたくなったw
和服プレイもいいんだけど、和服プレイの淫靡さが…ない…。バスローブとどう違うのかがわからん描写にガックリきた。

0

王子様攻め

代々続く香道の家に生まれ、後援者のお金持ちに狙われている受け。危ないところを攻めに偶然助けられます。
その後、宗家の存続の為に後援者に抱かれなければならないと祖父から言われ、それならいっそ攻めに抱いてもらいたい!と自ら攻めの元に。

攻めは受けを守る為、その後援者と渡り合います。
王子様ですね~。行動が全部紳士です。最近鬼畜ばかり読んでいたから新鮮だ^^;
受けは真面目ないい子なんですが、家の存続に関して強い使命感は感じられませんwお祖父ちゃんに言われるから・・って感じで。
攻めのことが好き!ってのはすごく感じられますが。まぁ若いししょうがないですね。

後援者のオジサンがなかなか良い悪役ぶりでした。元々受けのお父さんに入れあげていて、逃げられたので今度はその息子に執着しています。
散々貢いだ挙句黙って逃げられたら恨むのも分かるような気がしてちょっと同情。

エロはごく標準的な感じで、甘めが好きな方でしたら楽しめる作品かと思います。

しかし父子して自分の魅力一本でスポンサー見つけちゃうなんて、すごいな~

2

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