小山田あみさんのレビュー一覧

遊廓遊戯 小説

水碕夢見  小山田あみ 

軽い。。。

遊廓ものだと、薄幸の陰間をスーパー攻め様が請け出す展開がスタンダードですが、こちらはお試しでやってきた客と経営者という関係。現代の遊廓という設定が新しかった。そこには体を売る女性とともに男性もおり、びっくりして迷い込んだ先で、イケメン経営者(受けの方は男娼と思い込んだまま)と出会う、という始まり。ここまではよかった。

その後は体を開かれていくうちに心も、のよくある展開で、お互い気持ちがあるの…

1

「欲しがる唇」書下ろしショートストーリー 特典

貴重な醜態が見れた夜

同居人であり、義理の叔父であり、恋人でもある誠の帰りをジッと待ってる、そんな海渡の夜のお話です。

打ち上げがあるから遅くなるのは納得済みだけど、それでも遅いとイライラしていると、酒臭い誠が帰宅します。
一言釘を刺そうと思っていると、とてもご機嫌で。おまけに、いつになく海渡に甘えてきます。それどころか、エッチまで誘ってきて。
神様に感謝しながら、据え膳を頂こうとエッチを始めると、すぐに正気…

2

はつ恋 小説

榎田尤利  小山田あみ 

じんわり

まるごと一冊がひとつのストーリー。

大人が高校生の頃まで時代を遡るファンタジー作品。

最初に読んでいる時には、なんとなく先が見える気がする・・・
と思いつつ読んでいましたが、さすが榎田さん・・・ドキドキ
ハラハラしながら、ストーリーにグイグイ引き込まれました。
時には「なんて傲慢な人間だっっ!」だとか
「しっかりしろぉー先生!」だとか一人こころの中で憤りつつw

少々強引に…

3

色街淫花 小説

矢城米花  小山田あみ 

触手は出ません、念のため

 矢城作品には時々妙にたくましい受けが登場します。見た目がゴツイ、とかこわもて、とかいうんではなく、あくまで内面にかぎって。(外見はむしろ楚々とした感じのコが多い)その強さは難局に向かえば向かうほど遺憾なく発揮され、土壇場では出力マックスとなります。全面降伏とか、敵前逃亡という選択肢は初めっからなくて、そのきゃしゃな身体のどこにこんな底力が・・・と思われるほど雄々しく闘いぬくのです。

 本作…

6

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

続編

こちらもまるごと一冊がひとつのストーリー。

前作では、受けくんに少々「うぅぅぅぅうーーーん」と
うなりつつ読んでしまいましたが、
今回は、出てきた女子に対してのうなりがw
その女子への受けの態度にも。

この受けの態度に攻めサマの態度はイイですね~~~。
ニマニマしながら読めました。

西条くんのオレサマぶりは、なかなかだなぁと思いましたが
ちょっと思考が内側に向いてしまう…

1

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

オレサマ参上

丸ごと一冊がひとつのストーリー。

う~~~ん。
攻めサマは良かったです!
良かったんですが!・・・時々受けの歩くんの
ネガティブ思考が、いやぁ~な気分にしてくれまして(^^;
しかししかし、かと言ってずーっとネガティブでもない。
頑張って良い方向に考えてるなぁと思うときも有り・・・。

少々ニガテ目な受けくんでしたが、
オレサマな攻めさまが、なかなか楽しく
そのおかげで読め…

0

法悦♥︎ホリデイ ~解脱なんて知らねえよ~ 小説

淡路水  小山田あみ 

意外と真面目なお話

これを買ったのは去年、読んだのは1月なのですが。
面白かったのでやはりレビュー書こうかなと思います。
淡路水先生の本は初読みです。

お寺の話、というだけで買った衝動買いでした。
あとがきに先生が書いておられましたが、このタイトルに決まるまでかなりタイトル付けに苦労されたみたいです。
タイトルとか帯の煽りから想像したものよりも、ほのぼのしていて意外に真面目な内容でした。

藍は人生…

4

二人暮らしのユウウツ 不浄の回廊 2 小説

夜光花  小山田あみ 

歩の成長を望む

「不浄の回廊」の続編。
ふたりの同棲生活編ということで楽しみに。
相変わらずな俺様な西条と相変わらず天然な歩。でこぼこコンビでお似合いなCPです。

モテる西条にやきもきしてひとりうねうね悩んでしまってはっきりしない、どうも乙女ちっくな歩にいらいらしてしまいましたが…

西条は表になかなか出さないけれど、歩一筋なんですよね。
「好き」ってガンコまでに言ってくれない西条に誕生日には20…

0

不浄の回廊 小説

夜光花  小山田あみ 

人を呪わば穴二つ

夜光花先生、気が付くとこの方の本を選んでいると言う感じでお気に入りのひとりです。
「霊現象」的なものも好きなので面白そうと思って手に取りました。

歩は幼いころから人には見えないものが見える体質だった。中学3年で同じクラスになった西条には黒い影が常に付きまとい、歩は気になって仕方ない。
歩は影の強い力の影響で意識を失い、それ以降学校には行けなくなる。
それから数年後、24歳で初めて一人暮…

1

仮面の秘密 小説

秀香穂里  小山田あみ 

表紙買い

買おうかどうしようか悩んだのですが、表紙を見て即購入。小山田さんの描かれた表紙が!まあ何とも淫靡で素敵です。内容は書いてくださっているの感想を。

他の方々も書かれていらっしゃいますが、なぜコウの正体に気づかないのか不思議。普段一緒に仕事している同僚で近しい関係なのに、というところで話に入り込めずつまずいてしまった。声とか体格とか、あとフェチっぽいけど匂いとか手の感じとか。普通気づくよなあと。…

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