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松岡なつき 亜樹良のりかず
藤棚
キリスト教とイスラム教の戦いを軸に、恋と陰謀が描かれる物語。 宗教関連の物語を読むたびに、 キリスト教は結構狭量だなぁと思ってしまいます。 傲慢な攻様が、鼻っ柱の強い美人受を力でねじ伏せる。 プライドをボロボロにされた受が、攻に完全に落ちるのか否か。 ストーリー展開はハーレクイン的な超王道だと思います。 そして舞台はジャンルとしても人気がある「アラブ」。 アラブものというと奇…
松岡なつき 雪舟薫
satoki
ちょっと偏屈でお金持ちの叔父の発案で突然温泉開発にかかわることになる春央。 両親を早くに亡くした彼は人生の半分以上をアメリカですごした帰国子女。 地中深くに眠る水脈まで掘るため、彼はアメリカのプロ掘削チームに仕事を依頼します。 そしてやってくる男たちがまた魅力的なんだなー。 ふとした瞬間にみえる彼らの過去や背景や、リーダーへの尊敬にどきっとしてしまう。 人数多い割に捨てキャラがいないのは…
松岡なつき 彩
えくぼ王子
F&Bシリーズも12作目です。 決してBL色が強い作品ではありませんが、お話がよく作られているのでとても楽しめる作品だと思います。 海賊、タイムスリップなどお好きな方には良いのではないでしょうか? ただ、12作も出ているので読み応えはあると思います。 舞台はイギリスからスペインへと移り、フランスのお話もちらほらと出てきたりしてドキドキさせてくれます。特にこの時代の船上での生活に…
海斗を亡き者にしようと暗躍する輩たち。 絶体絶命の海斗をビセンテが全身全霊で守ることを誓います。 自分を拉致し、愛するジェフリーと引き離した憎い敵だと思っていたビセンテが、 忠節を誓う騎士の如く自分を支えてくれる姿に、海斗の心も揺らぎます。 すぐに人に頼る自分を「甘ちゃん」だと恥じる海斗ですが。 海斗は現代人としては、ごく普通ですよね。 彼が「甘い」と感じる部分は、読者である私にも…
ビセンテに拉致された海斗は、とうとうスペインに上陸。 手強そうなフェリペ二世。「朽ちた十字架」サンタ・クルズ侯爵。 女性的な美貌の神父ラウル。 スペインのアイドル・アロンソ・デ・レイバ。 スペイン側も個性的な人物が揃っていて、かなり魅力的に描かれています。 イングランドチームを応援している私も少し、 スペイン側に気持ちが揺れてしまって、困りました。 そして作者がラテンラヴァー…
「プリマスに戻ったら、初めての一夜を共にする」 海斗がついに、ジェフリーの寝台へ! 7巻にして初めての一夜です。長かった、焦らされました… 遊び人のジェフリーが、よくここまで耐えました。 それだけ海斗に「本気」ということなんですね。 二人のあまあまな雰囲気は私ごときのレビューでは表現できません。 ぜひ読んでください(笑) しかし海斗とジェフリーが幸せになると、 葛藤に苦しむ…
とうとう海斗の拉致を成功させてしまったビセンテ。 やっと恋人として甘い雰囲気を楽しめるようになったのも束の間、 ジェフリーと海斗は離れ離れに!! 「時間がたっぷりとある」と思っていた二人の突然の別離。 7巻でのジェフリーと海斗が幸せすぎたので、この展開は辛すぎます。 人生はいつ何が起こるか判りません。一寸先は闇です。 一瞬一瞬を後悔がないよう、大切に生きていかなくてはいけないと感じ…
ロンドンの宮廷から、舞台は海へ。 貴族の陰謀策略も面白かったですが、やはり主役は海賊たち。 大海原が舞台となるとイキイキし、読んでいても気持ちがいいです。 フランス国王の使者・アルトヴィッチがお茶目で好きです。 甲板で変色したロープに「これでもか」と水をかけていた場面が、笑えてしまって。 緊迫した場面だったんですけど、何だか和みました~(笑) そしてイングランドチームのトライアングルも、切なさ…
エリザベス女王の晩餐の席で、 マニング主教毒殺の嫌疑をかけられた海斗。 女王陛下のお気に入りから一気に牢獄送りです!! この怒涛のような展開にハラハラ。 牢獄で行われた海斗への仕打ちは、痛くて辛くて(泣) そして意外な裏切り者の存在が… 海斗の無実を証明するために奮闘するジェフリーとナイジェル。 ナイジェルは海斗がジェフリーを好きなことを知っています。 それでも海斗を愛すること…
長い航海を終え、母港プリマスに着いたジェフリーと海斗達。 そんな彼らを待ち構えていたのは、間諜組織の元締めウォルシンガム長官。 女王陛下の召喚命令の元、海斗はジェフリーと一緒に王宮へ赴くことになりました。 策略と陰謀の渦巻くロンドン宮廷編の幕開けです。 華麗な貴族たちのスリリングな駆け引き。 海千山千の侮れないウォルシンガムに、海斗達がどう立ち向かっていくか。 そしてエリザベス女王…