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杉原理生 竹美家らら
pop
ネタバレ
前作が好きだったので楽しみでした。 真紀の印象がかなり違うので前作既読だとちょっと戸惑うかもしれません。 でも、見た目と中身のギャップが可愛かったので途中から気にならなくなりました。 楽しめたのですが、ちょっと惜しかったなあと思うところがあったので以下よりネタバレです。 ↓ 二人のすれ違いはやきもきするのですが、途中で攻めの太一の気持ちが予想できて、 着地点が見えてしまうの…
marun
『羊とオオカミ』の続編スピンオフで前作の攻めの従兄弟と受けの弟が主役です。 受けになる真紀が赤ずきんで攻めの太一がオオカミという雰囲気の話ですが、 真紀は赤ずきんと言うよりビクビクウサギさんにも見えます。 真紀の従兄弟で太一の友人と言う亮介の一応紹介で付き合い始めた二人ですが、 ホンの数か月で真紀から付き合いを解消してからのお話です。 真紀ちゃんは見た目クール美形で大人っぽい雰囲気な…
紫陽花まつり
とっても好みの作品でした。 表紙の雰囲気とあらすじに惹かれて購入したのですが大当たりでした〜! 元カレの太一に「友達として仲直りしよう」と言われ、承諾した真紀。年上の余裕を見せねばと、素直になれず意地を張っているが、恋愛経験のほとんどない真紀は太一の『友達』としての行動に戸惑うばかり。 最初の恋のトラウマからなかなか素直に自分を曝け出せない真紀と、素直に思ったことを口にする太一が…
雀影
毎年おなじみのバースデイフェア小冊子。 ホーリンラブブックスさんでの特典指定では「描き下ろし小冊子B」。 灰色表紙の本です。 ★描き下ろし小冊子B★ 杉原理生「きみと暮らせたら」・恋人と暮らせたら 恋人になったら、サールサールサルサルサ。 杉原さん、本編ではエチにたどり着くまでが延々長い事が多いので、ここぞとばかりにサービスしてくださってます。 凪良ゆう「天涯行き」・Happy …
杉原理生 三池ろむこ
杉原先生作品というと、ゆっくりと恋愛感情を意識して、どんなに時間ががかかっても、とうとう思いを成就させるお話のイメージ。 この作品も、 出会ってから、いつしか恋情を意識して、でも、ずっと思いを秘めていて その思いが、ようやく通じあっても、色んなしがらみを絶ちきる勇気が持てなくて、一度離れてしまうけど、長い時間をおいて再会した時に、結局、本当に必要で、本当に欲しいのはお互いだけだと、ようやく決…
roseーlily
嗚呼、杉原理生先生の世界だなぁ、というのが真っ先に浮かぶ感想です。 あの表紙絵の背景は、ちゃんと物語にリンクしていて。 そういう細かい事も含めて、静かに感動します。 この物語では、主人公の透が幼い頃に両親を亡くし、東京から伯父の家(日本海側)へ引き取られるところから始まります。 幼少期、小学校、中学校、高校、そして十一年後の現在と、様々な時代にお話が前後して進みます。 伯父さんの家に…
茶鬼
自分の好きな「スローリズム」とか「恋の記憶」とかその辺りをほうふつさせる、派手さはないがじっくりと進む物語。 激しい萌えはないもののこのテンポと紡がれる気持ち。 何よりも主人公達の障害となる背景が実に身近で突飛でない、家族や幼馴染やそういう人間関係が過去の積み重ねもあいまって 誠実に向き合う現実として表わされるのがとても良いのです。 両親を亡くし引き取られ実の子供のように育てられた透。…
杉原理生 テクノサマタ
御影
朋紀は、就職活動真っ直中に、その上恋人とけんかしてしまい、今ひとつしっくりこない日々を送っています。朝の電車の中で、高校生を見た時から、朋紀の恋人である先輩との回想が始まります。 毎朝コンビニで見かけた先輩、本気で会えなくなると心配した日々、そして、後ろからずっと見つめていた背中、そして先輩の卒業…。 朋紀と、先輩で恋人でもある俊一は、もしかしたら倦怠期だったのかななんて思っ…
従兄弟同士、それも長い間相愛な二人なのに好きだと言う気持ちだけでは 前に進む事が出来ないもどかしさや苦しさ切なさを感じさせる内容でした。 受けになる透は子供の頃に両親を亡くし叔父夫婦に引き取られ従兄弟たちと 分け隔てなく育てられ、それが従兄弟を恋愛感情で好きになってしまい さらに互いが相愛だと知り、彰彦が東京の大学に進学した後に帰郷した時に 二人は結ばれる。 それは叔父夫婦が旅行で…
Krovopizza
静謐な文体で、家族と恋人の間を行き来する二人の10数年越しの微妙な関係が描かれています。 両親を亡くして小学生の頃伯父に引き取られ、ひとつ年上の従兄弟と育った透。 17歳の夏、彰彦から求められる形で二日間だけ関係をもった。 自分との関係を密かに続けるため、伯父家族と疎遠になる覚悟の兄。兄にそんな負担をかけたくない透は、家族に戻ろうと別れを切り出した。 11年後、疎遠だった彰彦が実家…