成宮ゆりさんのレビュー一覧

素直じゃないにもほどがある 小説

成宮ゆり  金ひかる 

イラストと主人公が


成宮先生も金先生も大っ好きなので、発売を楽しみにしていました!
繊細な金先生のイラストにお花のテーマなんて、一枚絵ばりな価値があるだろと嬉々として読みました。
で、読んでいて思ったのですが…全く合ってないとかじゃなくて、でももしかして桜城やや先生がイラスト描いた方が主人公っぽいんじゃないかなーなんて…。
勝手なイメージなんですが、金先生は外も中も100パーセント繊細な人間が似合うと思うんですよ。…

1

お前になんか惚れてない! 小説

成宮ゆり  海老原由里 

大人同士&ツンデレ

リーマン同士モノです、働く大人の男同士の恋愛とツンデレ受が読みたいあなたにぴったりですぞ!

システムエンジニアの佐藤〔攻〕は前任者が作って納入したシステムがしょっ中不具合を起こし、その度に相手会社からクレームが入っては呼び出されてます。
そのクレーム相手が鈴木〔受〕なんですね。
この2人がお互いにそうだと気付かずに居酒屋で出会いそのまま一夜を共にしちゃう。
先ずこの居酒屋でのやりとりも…

8

その男、侵入禁止! 小説

成宮ゆり  桜城やや 

エロ倍増!

よっ、待ってました!と言いたくなるその男シリーズ続編。
マル暴刑事攻×ガテン系受がたまりませんですぞ!

付き合い始めて三ヶ月の緒形〔攻〕と佐伯〔受〕
今回は事件というよりは、恋愛面に重点が置かれてます。
緒形が女性と一緒に居る所を見てしまい、もやもやする佐伯や、佐伯が友人の高橋と会って不本意ながらのキスしている所を目撃して嫉妬して強引に抱く緒形。
前回よりエロシーンはかなり多めです、…

6

その男、取扱注意! 小説

成宮ゆり  桜城やや 

ガテン系男前受!

下のむつこさんのレビュー読んで、あ、そうかもと思ったのは成宮ゆりさんが実力の割にはイマイチ評価されてない気がするのはやっぱルビー文庫が多いからかも……!!
ルビー文庫ってレーベルとしては好きなんですが、こうワンコイン前後でサクッと読むっていう印象があるんですよね、作品的に。
うーん、多少当たりハズレはあるものの、もっと評価されてもいいと思うんだけどなあ、成宮さん。

……と前置きはこの位に…

6

純情な恋人 小説

成宮ゆり  紺野けい子 

遊び人、恋をする

「野蛮な恋人」のスピンオフですが、本編を読んでなくてもまあ何とか分かるかな?でも読んでおいた方が分かりやすいとは思います。

前作で出てきた兄・春樹〔受〕が今回の主役。
彼は遊び人とでもいうのかな、本気にならずに色んな相手と次々に遊んでいるタイプ。
しかし厄介な相手に引っかかり、監禁もどきをされていたのを逃げ出してきた所を、上総〔攻〕に半ば拾われる形で彼の家に居つく事になります。
上総は…

0

手に負えないアイツ 小説

成宮ゆり  陸裕千景子 

テンプレっぽい

幼馴染だと思っていた相手から告白されて困惑するというある意味テンプレ的お約束ストーリー。
特に目新しい点もないので、サクッとお約束恋愛話を読みたい時にはいいんじゃないかな。

ただ成宮さん作品って事を考えると自分的にはそれに何かもう一捻りか、もしくは一味欲しかったというのは贅沢ですかね。
真一に迫ってくる先輩の透もまさにテンプレだったし、せめてその透のキャラをちょっと捻るとか、なんかそうい…

1

The Sequels 特典

ニヨニヨが止まらない



スッゴく読み直した小冊子No.1です。
他の方のご紹介通り、「野蛮」~「その男…」まで、2009年までに成宮先生が書いた作品の全作品後日談でございます。
また第2弾もしてくれないかしら!と期待してしまうほどの良作ばかりです。
1ページ二段に渡って書かれているので凄くボリューム!なおかつこれでもか!と様々なエチをしていて「キャー!凄いわ!」ってなります。
エチの引出も多いんですね。成宮先生は。

2

コイビト偏差値 小説

成宮ゆり  水名瀬雅良 

生徒×教師

ずっと好きだった相手が結婚してしまい酔っ払ってヤケになった折口〔受〕は、行きずりの男と一夜を共にしちゃいます。
しかしその相手が実は、己が教師として務めている高校の生徒・百瀬〔攻〕だったのですね。
百瀬は相談という名目にかこつけて、折口に迫ってきます。
最初は遊びなれて強引そうな百瀬が、話が進んで行く内に彼の結構純情な面や年相応な面が見えてきたりするのが上手いです。
特に互いの想いが通じて…

2

野蛮な恋人 小説

成宮ゆり  紺野けい子 

賞受賞も納得の作品

今作はルビー文庫への投稿で賞をとったデビュー作だそうですが、それも納得の読みやすい文章力と構成力とどれをとっても安定感があります。

大学生の秋人〔攻〕は兄と同居する為にやってくるんですが、マンションには兄はおらず代わりに居たのが兄の恋人だという智也〔受〕
智也に携帯も取られてしまい、兄は兄で新しい恋人とのもめている最中という事で、なし崩しに秋人と智也との奇妙な同居生活が始まります。
秋人…

3

理想の男の作り方 小説

成宮ゆり  桜井りょう 

涙で感じた小説の良さ

古本屋で発見
あらすじ読んで、値段も定価の3分の1以下とお手ごろだったので購入
軽い気持ちで読み始める
…が、見事にに引き込まれてしまいました
初読みの作家さんでしたが、久しぶりに設定だけでなく文章に魅了されました
すべて読み終えてからレビューを見ました
納得です
これは神をつけたくなるわ!

展開には無理がなく、だからといってだらだらと書かれている訳でもなく
どっぷりハマり、やらなくてはいけない…

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