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かわいゆみこ 石原理
Maika
ネタバレ
なぜこのタイトル? 私も最初のイメージで全然違う感じの話を想像していたのですが、なぜこんなタイトルを?と思います。 ひらがなのイメージとは違って(なんだかほんわか初恋話みたいじゃないですか)とても堅い話です。 職業BLと言って間違いありません。 普通、あまり恋愛に関係ないことがつらつら書いてあるとつい苛立ってしまうのですが、この話はとてもわかりやすく引き込まれます。 伊能は中学の…
ひちわゆか 石原理
むつこ
ひちわゆかさんの描く色んなタイプのヘタレ攻めに、もう私メロメロです。 「13階のハーフボイルド」のキング・オブ・ヘタレ攻め、「今夜、雲の上の~」の毒舌不器用なヘタレ攻め、「12時の鐘が~」の勘違いヘタレ攻め。 この小説のヘタレ攻めも、美味しいヘタレ攻めでした。豪快で無神経で自信家、いちばん「実はヘタレだと分からないタイプ」だと思います。 毒舌メガネ受けとの相性は抜群で、二人が会話してるだけでニヤニ…
七地寧 石原理
halmama
BL界ではご法度とも云われる野球モノ;;ですが、スポーツ自体より職業モノ、な 七地さんの傑作の一つ。 主にNYを舞台に、二人を取り巻く人々も含めた半生が、野球業界・スポーツビジネス・大学院などのリアルな背景と供にしっかりと描かれています。 ★ 助っ人投手として来日したウェイドは、穏やかなインテリ系スポーツ選手。 ★ その通訳兼世話役の九尋は、元外務官僚という異色キャリアで、芯の強い…
NYに移って二人で暮らし始めた九尋を襲った災難は、 ウェイドの知名度もあり大きなニュースになり、周囲を騒がせ、新たな事件を引き寄せる・・・ 友人達や周囲に起こるちょっとした出来事を重ね、家族になっていった2人。 出逢いから10年が過ぎ、ウェイドが野球界を引退し、第2ステージへと移ったところまでが描かれた後編。 大学院を終え代理人として動き出す九尋の、 アメリカにも馴染み、一層しっかり…
石原理
羊
あーもうこれ、最高。 雑誌連載が隔月だかなんだかで、単行本でまとめて読むのをほんとに楽しみにしてました。 人の記憶や残存思念を視てしまう、御樒 優(おしきみ ゆう 多分、受)。 まだ第1巻では詳しく語られていませんが、恐らくは幼少期の事故が原因で、人格がふたつある。 職業は、警視庁捜査1課付・特別犯罪心理分析官。特殊能力を活かしているわけですね。 この優が、もう、色っぽくって&…
久江羽
間違いなく男同士だ!受けがヘタレていない!もうそれだけで神です。 ワイルドな社長・有堂(作者曰く、強引・頑丈・無神経)と大学時代からの腐れ縁、総合商社課長・橘のお話。 大学時代に起業して、金融業を営む有堂と、大学時代は恋人同士として暮らしていたものの愛想を尽かし彼の元から去った橘が、思わぬ災害で再会し・・・ どっちもどっちなくらいお互いに惚れこんでいる二人なので、これからどうなる?と…
崎谷はるひ 石原理
abridange
宙彦も志朗も、ともに過去に心を痛める経験に見舞われて心身ともに傷を持っている。 けれど、内にこもる宙彦とは違い志朗の方はポジティブで、それまで人を寄せ付けないようにして生きてきた宙彦のテリトリーにするりと入り込んでいく。 年下ではあるが懐の深い志朗に惹かれていく宙彦の気持ちが自然に伝わってくる。 ふたりが体を重ねるシーンでは、互いの傷跡を慈しむように触れ合うさまが描かれていて、つくづくSEX…
key2008
アーチャーが少年院から出てきた後のことを知ってるだけに誰と誰が死ぬんだろうなというのは予想できたが、救いが残ってて良かった!でもこの続きが無いなんて酷い生殺し。アーチャー、ケン(コウキ)、マーフィー、アイス、ジガー、ヨネクラ、この6人がまたどんな物語を築いていくのか…。と思ったら『犬の王』が続編らしい。読まなければ。
ディーノは信条、マーフィーは家族または庇護の対象、ケン(コウキ)は恋人というところか。そしてマーフィーにはマーフィーでアイスが現れ…。これからもっと面白そうなのにもう次巻が最終巻だなんて…!
アーチャーもマーフィーもエドの子供というかエドによる影響が大きいということを痛感。彼らにまともな愛の手を!と願わずにはいられない。エドにはフォブズがいるけどもそれがどこまで救いになるのか…。