奈良千春さんのレビュー一覧

山倉造園チョキチョキライフ 小説

吉沢純  奈良千春 

好きな人がいるから頑張れる

デビュー作が建築業、そして2作目のこの本は造園業の植木職人。
ガテン系が続きますが、これもまた汗臭くない爽やかなガテン。
そして、この作家さんの特徴なのでしょうね~自分が感じる「男っぽい」恋愛の有り方が描かれていて非常に好みなのではあります。
ちゃら男と言われる23歳のやんちゃ男子と、38歳のやもめ職人の歳の差カプ。
題名からしてコミカルな雰囲気が漂いますが、この主人公23歳のキャラクター…

7

不条理な男 小説

樹生かなめ  奈良千春 

つっ疲れた(笑)

不条理な男すさまじい〜話にならない。

あれ、、、、結局えっちしてない?(笑)
かなめさんのDr.〜シリーズの主人公が超苦手なのですが、この不条理な男はどことなくしつこいところがそっくり(笑)しかも真逆なうえその筋のない話を勝手に推し進めるあたりが嫌いじゃない。
ただ、こんなやついたらシネと思う(笑)

なんたって、お前が一番大切といいながら女の子とのセックスを隣でみてろ!とか僕以外の…

2

新宿退屈男~愛欲の交叉~ 小説

愁堂れな  奈良千春 

仲間の絆、兄弟愛に萌えます。キャラクターに集中して読めば◎

BLに浸かり始めてまだ日は浅いので、取り敢えず様々なジャンルを読み漁ろうと考え、
愁堂れな先生のネームバリューと奈良千春先生のイラストでジャケ買いしました。

裏社会モノだろうとはあらすじで推測し、
サブタイトルが付いているところから続き物っぽいなとは思ったのですが、
本屋にこの一冊しかなかったこともあり、シリーズ三作目(スピンオフも含めると四作目)であるとは全く存じ上げていませんでした…

3

スウィーパーはときどき笑う 交渉人シリーズEX. 小説

榎田尤利  奈良千春 

もー絵が表紙が最高!

大きいワンコ キヨと小さい子猫 トモのお話!
本当に本当に可愛い!二人とも!!
交渉人~で事務所にやってきたトモに一目ぼれをしたキヨ

なんやかんや言いながらもキヨと共にするトモ。
ある日偶然 兵頭と芽吹のエッチを目撃しちゃってキヨが暴走しちゃいます(笑)
あの無口無表情のキヨが暴走するくらいトモが好きで兵頭たちのエッチがやらしかったというわけなのですがそんな豹変にトモがびびっちゃって…

2

薔薇の刻印 小説

夜光花  奈良千春 

太陽と月

はぁ〜ページを開いた瞬間『しまった〜』
だって一頁に二列_| ̄|○

こんなに読めないよー、初読み作家さんだしーと萎え萎えで読むの先延ばしにしてました。丸々一ヶ月!!

_| ̄|○すいませんすいません本当にすいません。
レビューでみなさんが興奮するのわかります。

(=゚ω゚)ノこれめっちゃ映画やーん。
最初と最後では全然違った印象になる話しです。
爽やかでイケメンな啓と過保護…

8

夜空に煌めく星の下 小説

松田美優  奈良千春 

表紙裏に惹かれて買いました。

初めてできた彼女・・・本気じゃないしノリで付き合ってみたけど大切にするつもりだった・・・・。彼女の家にいくまでは・・・・。

女子高生をはさんで彼女の後ろで左右の男が手をつなぐ・・・なんて刹那的な絵なんだ!!!!と即効買いました。

絵師さまも有名な方だったので!!
がしかし~。正直 攻めがうけつけない・・・・。
ガチムチなんだろうけどなんだろ・・・最初は男らしくめんどくさいことはすぱ…

3

准教授と依存症の彼 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

心の問題の描かれ方が秀逸

母親から受けたネグレクトや暴力、その交際相手から受けた性的虐待と刷り込みのため、「セックスしないとご飯が食べられない」と思い込んでいる舜。
後見人の大学准教授・恭平とセックスすることで、食事を摂り、天才的な詩の才能を開花させてきたが、大学生となったある日、恭平に「もうお前を抱かない」と告げられる。
セックス=生きるために必要な行為を失った舜が、摂食障害や詩が書けないスランプに苦しみながら、人を…

9

准教授と依存症の彼 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

無垢な魂に淫らな身体

花丸black、エロ多めの作品ばかりと侮るなかれ、今回の四ノ宮作品かなり素敵。
主人公で受けになる舜にはかなりシリアスで目を覆いたくなるような過去があり、
その為に精神的にも情緒面の発達も全てが遅れていて、精神と身体がアンバランス。

幼い時から様々な虐待を受けてきて、最後の虐待で一般の常識からかけ離れたことを
教え込まれ、ある種の洗脳に近い刷り込みで、セックスしないとご飯が食べられない…

15

「爽秋の日に、ふたり」 准教授と依存症の彼番外編書き下ろしペーパー 特典

年上の独占欲

本編後、瞬が大学に入って2度目の夏も終わり秋の気配も増した頃の二人の様子。
昼休みになると必ず恭平の研究室で二人で一緒にお弁当を食べて一緒の時間を過ごすのですが、瞬が詩に没頭すると恭平は置いてきぼりをくらったような気持ちになるようです。
本編の中でも、恭平の気持ちが描かれていましたが、ほんとうは創作する側になりたかっったけどなれなかった経緯。
だから研究者として、瞬の出来あがったばかりの詩を…

4

准教授と依存症の彼 小説

四ノ宮慶  奈良千春 

愛って何?

作者さんの得意(?)設定歳の差モノですね。
ここ最近の作品は自分的に、う~む、、、なものが多かったので久々に読み応えを感じました。

親から虐待を受け、彼を救ってくれたと思っていた男から「食事の前にはセックスをするのは常識」という刷り込みを受けてそれが抜けない青年が、
後見人となった大学の准教授から、もうセックスはしないと言われ、苦しみもがきながら「愛」というものを見つけるお話でした。

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