奈良千春さんのレビュー一覧

薔薇の奪還 小説

夜光花  奈良千春 

またまた目が離せない!

陰謀で薔薇騎士団が危機に陥り、すごく話が動いてドキワクしたのもつい最近だと思っていたのに、もう次が出て非常に嬉しー♪
騎士団を追われた啓はどうなっちゃうの?
捉えられて拷問にかけられていたラウルはどうなちゃうの?
啓の血を飲んで眠りに入っていしまったレヴインは?
啓を失った騎士団は?
他にも色々なワクワクが、今回また新たな登場人物の絡みも入り、色々な謎が明かされます!
ちょっとスぺクタ…

2

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

芽吹はドM。

前半はコメディタッチで榎田さん独特の文章立てで笑いまくりました!
でも中盤あたりか事件が勃発し出してそのまま怒涛のラストへと話しが進んで行きました。
泣いてしまいましたね。
最終巻ではないけれどとりあえずの完結?いつか続きが出るかもしれないけれど、今の所は予定なしという事みたいですが、これがラストだと言われてもすごく納得の行くとても素晴らしいシリーズになったと思います。

涙あり笑いあり…

4

龍&Dr. 2011年奈良千春カレンダー 特典

奈良千春さんのカレンダー

卓上カレンダーなんですが、表紙の枚数を合わせて13枚のイラストが楽しめます。
イラストは全て樹生かなめさんの作品「龍&Dr.」シリーズの単行本の表紙になったイラストです。
単行本の表紙ではトリミングされていた上下左右の部分がちゃんと見れるというのが興味深いかな。
ただ、このお値段では、もっと大きい絵で見たかったというのが本音。
まあ、卓上カレンダー仕様と使った後はポストカードで使用できると…

0

リセット 下 小説

谷崎泉  奈良千春 

大好き

のっけからお詫びですが、BLとしての評価ではありません。
甘さとかエチとか夢見ちゃうとかそっちの要素はまったく足りません。
でもっ
男のひと同士の、たぶん女性にはほんとのところ理解しきれない関係、
恋愛感情だけでもなく、友情だけでもなく、同志というかツレというか
わたしたちがわからないけどいいなと感じてるものが書いてあります。

谷崎さんはそんな関係を淡々とした語り口ながら、しっかり…

9

リセット 下 小説

谷崎泉  奈良千春 

すごい!

がっつりと、上下巻合わせてすごい存在感と読み応えでした。
本格的な小説を読んだ感じです。
評価が萌×2になっていますが、はっきりいってしまうと、恋愛とかいう意味あいでは、キャラに属性の確固たる萌えがあるかというと本当はそうでもないです。
しかし、話として主人公達の抱えた問題の元である事件と、現在彼等が追っている事件がある一点がリンクしたことで、どちらも明確になるという、その流れを作る手腕にう…

7

エス 小説

英田サキ  奈良千春 

このシリーズ好き

ドラマCDを聴いていてもたっても居られず買いに走った原作本。
だったのですが、恐ろしい期間の放置プレイに自分でも笑うしかない(笑
買ったら満足してしまう性分が恐ろしい。

とはいえ、ドラマCDで話の流れは大体把握しているので、サラっと楽しく読ませていただきました。
前のエスだった安藤との関係、展開。
CDを聴いてて解かりにくかったシーンがやっぱり文章の方がわかりやすいなという雑感。あの…

7

花の破片 小説

愁堂れな  奈良千春 

田崎、だから結局お前はどうしたいんだ?!(笑)

「新宿退屈男」に出てきた田崎刑事のお話~
「新宿~」に出てきてた時には、なんだか煮え切らなくてイライラする男でしたが…
この本を読んで煮え切らない訳が解り納得(笑)

内容としては、上司(近藤)がヤクザと癒着して私腹を肥やしてたわけです。
それを知った真紀は田崎へ、田崎は別の上司(北原)へ…
その結果が真紀の拉致事件、田崎自身の脅迫になるんですね。

はいっ?!田崎犯られちゃってる…

0

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

大団円?

長かった交渉人シリーズ。ようやく、一区切りつきました。
当時奈良さんの挿絵の小説は全部あつめていて、これもその一つとして買った記憶が懐かしく思い出されました。こんなに続くとは。こんなに愛しいキャラクターが沢山生まれようとは。そのときは想像しませんでした。

評価は少し厳し目で萌2。
いままでずっと一緒に長く楽しんできた身としては神でも良いのですが、1小説としては展開に甘い部分が多々あるので…

7

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

このためにあったのね

交渉人シリーズの、一応の完結編。
本編シリーズの前2作の、あんなにシビアでつらい物だった展開は、ここへ、こうやって着地するために必要な助走だったのね。

まあ、助走にしては酷い道のりだったし、
飛んでからも着地するまでにえらくボコボコになっちゃったけど、、、。

兵頭には兵頭の、芽吹には芽吹の、それぞれの生きる道には、どうしたって、互いに相容れない物があって、譲れない物があって、それで…

4

嘘と弾丸 ~真実と生贄 完結編~ 小説

バーバラ片桐  奈良千春 

嘘と弾丸

「真実と生贄」の完結編のほうの黒幕は、途中でなんとなくわかった。悠木の容疑がたとえ冤罪だったとしても、立てこもり事件を起こちゃったら、罪に問われちゃうんじゃないかな・・・と思っていたら、副大臣のおかげで円満に解決。

「悦楽と限界」のほうは本当にハードだった。どのページ開いてもHなんじゃないかっていうくらい。もう少し二人の気持ちを書いて欲しかったかな。

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