新宿退屈男~愛欲の交叉~

新宿退屈男~愛欲の交叉~
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

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レビュー数
7
得点
29
評価数
9
平均
3.3 / 5
神率
11.1%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
竹書房
シリーズ
ラヴァーズ文庫(小説・竹書房)
発売日
価格
¥590(税抜)  ¥637(税込)
ISBN
9784812440117

あらすじ

「信じてる。生きて、俺たちが迎えに来るのをずっと待ってるって…」。主人公・竜野友紀は、天職だと思っていた刑事を辞め、新宿の便利屋・早乙女の事務所で働いている。潜入捜査中にマフィアによって香港へ拉致されてしまった兄を救うため、協力してもいいという早乙女に、交換条件で身体まで差し出しているのだ。巨大な闇社会から兄を救出するチャンスを窺って、香港へ乗り込む友紀と早乙女だが…!!マフィアのボスに愛玩具として囚われている兄と、健気に兄を想う弟は無事再会できるのか。早乙女事務所VS香港マフィア!ついに決着か!?
(出版社より)

表題作新宿退屈男~愛欲の交叉~

便利屋 早乙女 / マフィアのボス 王
元刑事 竜野友紀 / 友紀の兄 真紀

評価・レビューする

レビュー投稿数7

全く違うトーンのストーリーが交叉する巻です

1〜2作目では、便利屋・早乙女&ユキちゃんが物語がコミカルに展開し、3作目(スピンオフ)では、香港マフィアの王&ユキちゃん兄の真紀の物語がシリアスに語られたのですが、トーンの違うその2つの物語が交叉したのが、この「~愛欲の交叉~」でした。

本筋がコメディな所に挟まれる兄エピソードの悲惨なことよ…。兄ちゃんが可愛そうでやりきれなくなります。最後のあたりなどまだ「単なるストックホルム・シンドロームでは?」感が残っているので、今後王の心理描写などがもっとあるといいですね。

ストーリー展開的には、テイストの違う話がぶつかるあたりから、ちょっと無理矢理感が強くなったようにも感じます。早乙女(と早乙女陣営)の強さの理由がイマイチ納得いかない。相手の陣地に乗り込んでるんだし、あんなにうまくいきますかね?…などとも。

とにもかくにも、一応の決着がついた巻でした。

0

兄サイドの変化に萌え(∩´///`∩)

シリーズ4作目にして、一番萌えました!

「新宿退屈男」としては3冊目になります。が。
(先のレビュアーさまと被ってしまいますが)スピンの「隷属の国」を読んでからだと尚良しです◎

このシリーズはベースがコメディなのでツッコミどころは多々ありますが、
今作は兄弟愛と兄カプの変化に涙腺が緩みました(;ω;)

弟サイドのメインカプは出会った頃から2人の関係に変化はなく、
なし崩しのまま気付いたらラブラブしてる…という山も谷もないカップルゆえに、正直物足りなさがあったのですが。
対照的な兄サイドの、どん底から徐々に形を変え少し浮上しだす…というカップルとしての変化に萌えまくり。
どん底がどん底だっただけに、変化の兆しがすごく良かったです(∩´///`∩)


今回は2つの視点が同時進行されるスタイルとなってます。
竜野兄弟、兄・真紀サイドと、弟・友紀サイド。
兄は香港マフィアに拉致され、依然ペットのように嬲られる生活が続いており、
弟は便利屋稼業に勤しみながら、攻めから愛情を受け、頼もしい仲間と共に生活しており。

交互に変わる視点が、兄の不憫な境遇がさらに強調される形となり
「隷属の国」で読んだ時以上に悲壮感を感じてしまいます(;ω;)
香港マフィアのボス・王は、兄・真紀を楽しげに嬲り倒し、
心身ボロボロの真紀は最初の印象よりさらに小さく見えました。
そんな状況下でも王の本心を何とか見定めようとする真紀の心の強さがすごい。

そんな兄を救い出すべく、香港に乗り込んだ弟・友紀と仲間たち。
兄と弟の再会シーンは泣いてしまう(∩;///;∩)←家族ものに弱い
弟に銃を向ける王から身を呈して守ろうと必死になる兄の姿が苦しい。

まぁ…、人を信じず慎重で実力のある香港マフィアの王より、ユルイ便利屋稼業の早乙女が1枚上手という部分に違和感は否めないけど(その辺りの描写は何があったんだろうか?というぐらいアッサリ)、BLでの萌え的に言えば、やり込められた王の呆然とした姿が萌えたので満足\(^o^)/

傲慢で冷酷、宇宙にまで届きそうなプライドで自我を保ってる王が弱る姿が最高!
俺様攻め弱るギャップ描写が好きだから、これはご馳走でしかないw

そんな王を見て、何かが芽生え始めた真紀が寄り添うイラストにジンワリ。
奈良さんのイラスト書き込みが多くて背景が白いという印象がなかったのですが、
このシーンは背景が真っ白なのが効果的に使われていて、心に染みる挿絵でした(;ω;)

・・・その余韻が飛行機内エッチで潰されたのは残念。
やたらめったらエッチを目撃されるカップルではあったけど、さすがに行き過ぎのような。
デバガメされてるのにユキちゃんが声を全く抑えないのも萌えが削がれるなぁ。

0

やっと一段落…だけどこの先も読んでみたい気になる登場人物達

新宿退屈男第3弾…ではありますが、実質は第4弾。
前回の「隷属の闇」はスピンオフっという事ではあるんですけど、必読だと思います。
今回のを読んで更にそう思いました。
もし今作を読もうと考えていたら、1作目からスピンオフ迄読んでからをオススメします。

はぁ〜やっと話がひとまず落ち着きました。
長かった…

今回は香港が舞台。
真紀を連れ去った王(わん)の暗殺計画がある事が解り、早乙女達が香港に向かうというお話。
相変わらず早乙女は読めない男。
自由奔放で人の気持ちなんてまるで解ってなくて、昼間だろうが人前だろうが隙あらば友紀にちょっかいを出し、
友紀は抵抗出来ず、あれよあれよという間に最後までなだれ込んでしまうという間柄。
まだ恋人にはなっておらず、友紀は早乙女に翻弄されっぱなし。
でも実は早乙女ってそんなアホ〜な単純バカな男じゃない。
友紀も次第に「あれ?もしかして…?」と気付き始めてますが、好き勝手やってるようで実は相当かっこいい奴。
パンダ見た〜い♪ホワイトタイガー見た〜い♪と中国行くのも、やっぱり友紀の為であって、
呑気な言動の裏には、すぐに頭に血がのぼる友紀をなだめながら、兄救出の計画を成功実現がある。
なので本当の姿は相当冷静沈着で頭が良くて…
だとは思うんですけど〜
でもそう言っちゃったら物凄くキザだし、100%そうだとなんか逆にカッコ悪い。
そういう面もあるけど、やっぱりパンダもホワイトタイガーにも会いたかったのも本音なんだろうなぁっという、
解ってんだか解ってないでなんだかってのが早乙女の魅力なのではと思います。
話は違いますが、その微妙な片鱗が2作目でちょっと見えるんですよね、友紀に「ボクの事好き?」って聞く所。
今回はそういうのはなくて残念だったんですが、最後に真紀の願いを聞く所、良かったですねー。

あ、後話がそれましたが、友紀と真紀の再会も良かったです。
やっと会えた…
一発で友紀が真紀の境遇が解って泣く所、真紀はあんなに心配してたけど、友紀がそんな事思う訳ないじゃないか。
ヘリコプターの中の兄弟、好きだったなー。
後なんといっても王と真紀の最後も良かったですね。
他の方も書かれてましたが、私も最後のイラスト、好きです。
王が真紀にまだ愛情を感じてない所、真紀の王に対しての気持ちがはっきりしてない所、
でもあのシーンがあるっというのが好きでした。

後は、お話が友紀サイドと真紀サイドっとはっきり分かれて書かれてるのも良かった。
絡みながらもいいけれど、はっきり分かれてると、
なんというか頭の中でもはっきりカメラが切り替わってく感じ。
なんか迷路の中でちょっとづつ近付いていく感じがして好きでした。

まだまだこのシリーズ続いてるんですよね。
今回で一応落ち着くには落ち着きましたが、
この先も読み続けたいシリーズ。
次は真紀を裏切った田崎のスピンオフのお話。
なんで彼が真紀を裏切ったかってお話…かな?
まだ手元にないので読めないですが探して読んでみたいと思います。

0

仲間の絆、兄弟愛に萌えます。キャラクターに集中して読めば◎

BLに浸かり始めてまだ日は浅いので、取り敢えず様々なジャンルを読み漁ろうと考え、
愁堂れな先生のネームバリューと奈良千春先生のイラストでジャケ買いしました。

裏社会モノだろうとはあらすじで推測し、
サブタイトルが付いているところから続き物っぽいなとは思ったのですが、
本屋にこの一冊しかなかったこともあり、シリーズ三作目(スピンオフも含めると四作目)であるとは全く存じ上げていませんでした。
ですが、最初のキャラクター紹介がとても親切なので、話には直ぐに入っていくことができました。

私は愁堂れな先生の作品はまだ少ししか読んでいないのですが、この新宿退屈男シリーズも含め、キャラクターが面白いわりにストーリーがどうにもご都合主義という印象を受けてしまいました。
「法医学者シリーズ」など、リアリティ溢れるお話なら全く気にならないのですが
(この作品はとても素敵でした)マフィアなど非現実的な組織が出てくると、
構成に疑問を抱かずにはいられません。
早乙女事務所VS香港マフィアと謳われていますが、王のところにいとも簡単に辿り着きすぎて唖然としてしまいました。
春野さんが怪我をした以外、香港潜入の緊張感もあまりありません。
かえって、用心深い美人さん、ユキちゃんの安全を図ろうとしている(のであろう)早乙女の姿が滑稽に見えます。王が早乙女達のことをあまり恐れていないのはキャラクターの所為だとは思いますが、もうすこし読者の緊迫感を煽ってはいかがかと思いました。

ですが前述の通り、それを補ってあまりあるキャラクター造形は流石だと思います。
唯一ユキちゃんがモノローグが多すぎる所為か、他のキャラの心情・行動の説明ばかりで
あまりキャラ立ちしていないなと思ったのですが(前作を読んでいない所為でしょう)、
全てのキャラクターに愁堂先生が愛情を注がれて書かれているのが、とてもよく伝わってきます。

また、皆様のレビューから、お話の進み方自体は緩慢なのだろうと思われるので前作・続編に手を伸ばそうかは迷っているのですが、スピンオフの「隷属の闇」には興味があります。

作中で私が最も惹かれたのは、ユキちゃんの兄である真紀を嬲る王です。
私は、ドS攻めや鬼畜攻め・調教モノがとりわけ好きというわけではないのですが、
自身の寂しさ・信じるものの違い・嫉みから来る負の感情が、
真紀を辱めたいという王の気持ちを起こさせたのかなと思うと、彼が哀れに思えてきます。
受けへの愛情の裏返しや屈折で攻めが調教に走るお話には私は萌えないのですが、
愛情がないのにここまで執着するというのはなかなか考えさせられるなと。
鬼畜攻めが最後には受けに愛情を抱くようになるという話もよくありますが、
王はそういうわけではなかったようで安心しました(笑)
でも、何故か、一瞬視線をやってしまう。そしてそれに、真紀は気付いてしまう。
最後に王が虎に顔を埋めるシーンは、奈良先生の挿絵と相まってとても記憶に残ることと思います。

ラブシーンについて少し触れると、王に自分は淫売だと言わされ続ける真紀に萌えました。慣れてきたとかではなく、弟のことを考えながら屈辱を甘んじて受け入れ、王のこともどこか冷めた、憐れむような目で見上げる彼に惚れます。
彼のことをもっと知りたいなと思いました。
あとは何気に年下攻めだったからかもしれません(笑)

では、全く主役カップルの話をしていませんが、若輩者の長文乱文、失礼致しました。

2

北京の次は香港です

新宿退屈男シリーズ四冊目。(スピンオフを含めてです)
今回は友紀サイド、真紀サイドで視点が変わりながら、物語が進んでいきます。
時間軸はシリーズ二冊目「~快楽の祭典~」から一~二か月後ぐらいです。


香港で開催される、なんとかセンター(名前忘れた・・・)の竣工式。
その竣工式の取材がしたい春野が、早乙女に(早乙女の父に)口をきいてほしいと頼みに来ます。
竣工式には王も出席するらしいという情報も。
王に捕らわれている兄を助けたい友紀は、早乙女たちと香港へ。
一方真紀(友紀の兄)は、前巻の「隷属の闇」から王との関係が変化するでも無く、相変わらず王にいたぶられていて・・・。

今回は王のホワイトタイガーを理由に、早乙女は香港に行くことにしていました。
竣工式での騒ぎは、そんなに上手い事、話が進むのか?な感が無きにしもあらずな気もしますが、まぁいいか(笑)
そして、やっと兄弟が再会出来ました!
このシーンは本当にいいシーンでした。
感動の再会はするものの、真紀は王の所に戻っていっちゃいます・・・。
本当にそれでよかったのか、お兄ちゃん・・・。
王がこの事で真紀に対して、何らかの変化が表れるのか、王と真紀の関係がどう変化するのか、楽しみな真紀サイドのラストでした。
一方友紀サイドは。
うん、あんまり変化なし(笑)

次の巻は、田崎さんの話だそうで読むのが楽しみです。

0

兄との再会

兄、真紀は香港の巨大マフィアのボス王に囚われている。兄を助ける為に、友紀は香港へ行く。

友紀は数年前まで、刑事だったが、今は日本を牛耳る早乙女春人の息子と新宿で便利屋として働いている。
香港へ行くが、
兄と再会するが、
友紀と共に日本に帰って来ない!

0

やっと兄弟が再会しました

前作、北京で兄・真紀とニアミスしたものの再会はならなかった友紀ですが、今回香港でやっと兄との再会を果たしました。

相変わらず奴隷のような扱いですっかり淫乱になってしまった真紀。
早乙女に翻弄されまくって進展のない友紀。
それぞれのサイドで交互に語られて進行してゆきます。

レポーターの春野が香港に新しく立つビルのオープニングセレモニーに取材をしたいと早乙女の父の力を借りようとやってきます。
その件には真紀が囚われている王も参加するということで、王の飼っているホワイトタイガーをエサに早乙女達一行も同行して行くことになります。
そのセレモニーで実は王の命は狙われており、同時に真紀の命も危ないということで、救出を図るのです。

友紀サイドは相も変わらず、京、美人、碑文谷の面々も参加して、にぎやかな展開です。
いつでも、どこでもSEXになだれ込む早乙女×友紀は今回は控えめでエロメインはやはり王×真紀です。
北京の時もそうでしたが、登場人物が多く絡むせいで、肝心の主人公カプの進展がないのがじれったいです。
友紀目線で進みますが、彼が早乙女と会話するシーンがないんですよ。
何も言わせずにすぐ早乙女が友紀を押し倒してやっちゃうので・・・
でも、今回は今までの兄を探しだすことについて早乙女がとってきた行動について、初めて思い当たる想いに少しだけ気が付きはじめたというところで終わってます。
まったく、もう!どんだけ遅いんだよ~!!

片や、兄・真紀は王に隷属させられていたに関わらず感じるところがあり、彼のことをもっと知ろうと決断をします。
彼らの方がわかりやすいですよね。

まだ、真紀の親友・田崎が彼を裏切った理由とかが明かされていくということなので、友紀と早乙女の本当の心の通い合わせはまだ先なんでしょうか?
もうシリーズ3冊まで突入して、どんだけ伸ばすんだとじれったくて仕方ありません。

相変わらず碑文谷は早乙女×友紀のエッチを出歯亀してましたし、京は春野にすかれているものの、どうも他に好きな人が・・・ひょっとして碑文谷か!?それとも美人?
などと、横道にそれた興味がフツフツと沸いておりますので、このシリーズ、きっとスピンオフも含んですごく長くなるんじゃないかな?という予感がします。

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