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遊佐さんと神谷さんという組み合わせが大好きで、繰り返して聴いている作品。
久しぶりに聴いたらやっぱり好きでした。
原作未読ですが、メインおふたり以外の脇の方々も豪華、登場人物も多めで楽しいです。
ジャケットの竜野友紀のお顔が若いころの神谷さんに似てるのも密かなお気に入りです。
政財界のドンの妾の子で便利屋を営んでいる早乙女文人は、ひと昔前、ふた昔前の、訳あり富豪のおぼっちゃま、という感じ。
刑事の兄が自殺と片付けられた不審死をしておりその真相を探しつつ本人も刑事をしている竜野友紀は、昭和の刑事ものドラマに出てくる突っ走る若いデカ、という感じ。
魅惑的なお声のおふたりによる、早乙女と竜野のぽんぽん軽妙な対話が楽しいです。
ある殺人事件の容疑者であり、竜野兄の死亡事件の関係者でもある女性の行方を捜すところから物語が始まり、訳ありで有能そうな助手、幼馴染の有力やくざのおぼっちゃま、悪いほうに訳ありそうな警察上層部に別組織のやくざ、と登場人物も事件ももりだくさん、わくわくします。
昭和時代のキャラクターも事件も大げさな刑事ドラマを見て育った世代なので、こういう派手目なお話はとても楽しいです。
政治家、やくざ、警察官が絡んだ大規模悪事が暴かれる様子も、派手で、かつスカッとします。
最後にもう一波乱あった末の、大円満、と表現してもいい、きれいで、楽しく、かつ、続きを楽しみにさせるかかっこいいラストでした。
刑事物(?)の話は内容が複雑になりがちで結果よくわからかった、で終わりそうなものですがこのcdは事件解決まで描かれていたのでスッキリしました。
あと神谷さんの喘ぎ声、エロかわいくて最高でした。
お話は2時間サスペンス的な感じなので、いちいち引っかからないようにしてますが、なんともドラマCD化したらこうなるの?って感じでした。
出演されてる声優の方々が、豪華なので(当時はどうだったのかわからないんですが)声を聞きたい!って場合は良いのかもしれないです。
萌は無い(笑)
脇ですが、梶君のクールな感じは初めて聞いたので貴重だったかな。
後、めちゃ気になったのは、原作ではお兄さんが飛び降りた現場がヤセの断崖だったと思うんですが、東尋坊になってます。耳にしたときにわかりやすいようにかなぁ。でもわざわざ変更しなくても良い程度の気がするが。。。
原作未読です。一言いえば・・・続きは~~どうなるの~~でした。
それよりも今作はキャストが豪華で耳が幸せでした。
飛び込んでくる声声声があ!あ!って
楽しかったです。
このCD発売発表があった時に思ったのが「何故あの作品を…?」と頭に疑問符が浮かんだんですが、出来上がってみたらやはり予想通りというかキャストは豪華ですが微妙な出来に…。
愁堂さん作品の中でも微妙な作品を何故よりによって選んでドラマCD化しちゃったのかホント謎。
単作ならともかくシリーズ物だし、続編は五輪モノなので出すとしても時季はずれっぽい感じがするし、偉そうな言い方になっちゃうけど自分が企画側だったらこの原作はチョイスしないです。
いっそ思いっきりエロエロにしちゃうとかだったらエロ特化CDとしての意味はあったのかもだけど(それにしても微妙だけど)
評価は趣味じゃないですが、キャストの好演とラスト近くの成田さんの嘘くさい演技がおもろかったのでギリギリ中立で。
脚本的には「趣味じゃない」になります。
自分的にはそもそも原作チョイスからして疑問という典型的な作品。