奈良千春さんのレビュー一覧

薔薇色じゃない 小説

凪良ゆう  奈良千春 

ストーリーは面白いんだけど

一般作でも活躍中の凪良ゆう先生。イラストが奈良千春先生でお洒落な装丁の書き下ろし本です。2016年発行ということは一般作を書き始める直前かもう描き始めている頃か。このボリュームで書き下ろしって余程信頼されている実力者の証だと思います。

お久しぶりの凪良さんでしたが、やはり導入部分から一気に最後まで読みたくなるストーリー運びのうまさと読みやすい文章でした。しかし性格も体も相性最高の2人が出会い…

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異端の血族 小説

夜光花  奈良千春 

明かされていく真実

今回は、マホロとノアの関係が一歩進展したような、むしろ溝が深まったような、そんな何とも言えないもどかしさを感じた巻でした。
闇魔法と光魔法の血族…この対極な血の間にはどうしても分かり合えない溝があり、お互い想い合ってるからこそ血という抗えない事実に行き詰まっていて読んでいて切なかったです。

あらすじを読んで、ノアのマホロへの気持ちに変化があったのかと不安になりましたが、全然そんなことはなく…

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異端の血族 小説

夜光花  奈良千春 

光の一族の外観を天使と似た設定にした意図

そろそろ結末になりそう
honto特典 書き下ろしSSペーパーB
紙版が6月に出て、やっと今日電子版が公開されて、読めた。嬉しい。
待つ間に「式神見習いの小鬼」を読みました。

紙本の帯文は下記。
【「俺が嫌いになったか・・・?」 
  ノアに番候補が?。
  闇族に惹かれるノアに マホロは・・  
  執着攻xけなげ受 】

著者ブログによると、、血族シリーズ四冊目のこの巻…

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「異端の血族」コミコミスタジオ特典ペーパー 特典

www

マホロの護衛である魔法団のヨシュア視点のお話でした。
本編でも同じく護衛である明るいカークとのやり取りが面白かったんですが、こちらのコミコミさんの特典もなかなかでした。

ヨシュアやカークからマホロがどう見えるのか書いてあるのと同時に、ノアが護衛に決まった2人に対して何を言って来たかもありました。それは到底年上を敬う態度とは程遠くて、本編の馬車を降りてからのセオドアの屋敷でのやり取りを思い出…

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「異端の血族」出版社特典ペーパー 特典

これ凄く可愛いです!

こちらの出版社ペーパーは保存版ですね。
ノアがどんなにマホロが好きなのか分かります。本編でマホロは自分が光魔法の血族だからノアは惹かれるたんじゃ無いかと心配してたので、こちらのSSをマホロにも読んで聞かせたいほどでした。www

ノアは四年生になったら演習で学校に居られなくなるのを心配して、マホロは自分のものだと周りへ牽制しておくつもりで膝枕をお願いするんです。
でも鈍感なマホロはノアの親…

1

異端の血族 小説

夜光花  奈良千春 

徹夜です

ページを捲る手が止まらずに徹夜してしまいました。www

帯とカバー裏表紙のあらすじを見て、まさかとドキドキしながら読みました。
ノアを信じてて良かったです。

このシリーズの素晴らしいところは、前巻のレビューにも書きましたが読んでいるうちに頭の中に世界観が蘇って来る点です。今回もスッ蘇りました。

それにしても次々と謎が明らかになると同時に、闇魔法の血族の恐ろしさやマホロが期待され…

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最強アルファと発情させられた花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

二人目登場Σ(゚ω゚)

前作のラスト、大団円のハピエンだったので、これ以上何が!?と思ったのですが…。
そうですよね、最強Sアルファ、1人の訳ないですよね。

オメガを発情させられるSアルファの黒瀬。
黒瀬に上書きされ番になったSオメガの五色。

番の2人なので、最初は甘々スタート。
6人の子供達に加え、2人の子供のカナタまで加わり、賑やかさも幸せ度もアップです(≧▽≦)
黒瀬は、前作よりわかりやすく優し…

3

最強アルファと発情しない花嫁 小説

中原一也  奈良千春 

守りたいもののために戦う(≧▽≦)

オメガバースというのは、いろんな設定の物語があって、つくづく面白いなぁ、と楽しませてもらいました。

突然変異で生まれるSアルファ。
オメガを強制的に発情させることができ、またオメガのフェロモンに自身が発情させられることはない、アルファの中でも最強のアルファ。
今回の攻め様は、そんなSアルファの黒瀬。

遺伝的要素の強いSオメガ。
成熟に時間がかかるが、産まれる子供はアルファの確率が…

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獣の誓いと水神の恋 小説

野原滋  奈良千春 

バランスの良い本

まず、ストーリーの流れ的にもこの本の厚さが最適。割と薄め。
内容的にエロは薄め。甘さも薄め。本もその分薄め。
いい感じの関係が紡がれていく話でした。
エイセイとリュエルのキャラも設定も良かったです。
奈良先生の絵もバッチリはまってます。
内容は重すぎず、軽すぎず。
ご都合主義にまとまっているわけでもなかったです。
本当にとても良いバランスだと思いました。

ガガリキャラバンのその…

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獣の誓いと水神の恋 小説

野原滋  奈良千春 

にゃぁあああああんの破壊力

やんちゃでちょっとおばかだけど自分を持ってる猫族とのハーフの受けと
無口で寡黙で接触に明らかな優しさが滲むわけでもないけどこれは愛や優しさなんだなと思う攻め
家族や一族を皆殺しにされ放浪し最下層の奴隷一歩前まで落ちた受けが攻の目につき彼の所属するキャラバンに加わる
奴隷として扱われる事への嫌悪感反発心からまるで捨てられた猫の様に人間不信に陥っていた受けが
キャラバンの一員として行動する事で…

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