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160/179(合計:1787件)
凪良ゆう 円陣闇丸
目薬
凪良先生と円陣先生と言ったら読まない理由がないのですが、あらすじの時点で最愛の人が2年前に亡くなってるなんて!そう、悲しい話が苦手なんです。 正直ちょっと躊躇してました。 でも皆さんのレビューを信じて読みましたが…あぁ良かった。 予想外の展開で二転三転。 いい意味で騙されましたw 一気にさくさく話が進むのに、触れ合えないからお互いへの言葉がストレートに紡がれるのもよかったです。 最後の…
凪良ゆう 朝南かつみ
クリボウ
ネタバレ
ひとつひとつ積み重ねた積木が崩れ、また重ねられる再生の話。 泣いたー(*TДT*) 胸がしめつけられ、喉がくぅぅっ!となること数知れず。 3部に分かれていて、1部は本当の始まりへのスタートライン、2部は二人三脚のぎこちなさ、3部はゴールへと顔を上げる明るさ。 2部のクリスマスの話が特に好きです。 始めることより続けることの方がうんと難しい。 キラキラした光は翳りをも映します。 そん…
凪良ゆう 小山田あみ
shokin
王道のBLとは少しテイストの違うお話でした。 キャラやストーリーについては、他の方が書かれている通りなのでラストのみ・・ この作品で一番印象に残ったのはラストでした。 受け様も攻め様も仕事がよい状態のところで物語は終わっていますが どちらも人気商売なので、いつ転落するか分かりません。 作品の中でも、攻め様は一度、子役の時に人気を博しながら、今は仕事が回ってこないという状態が長…
凪良ゆう 高久尚子
marun
相変わらずの作家の力量を感じさせる作品で引き出しの多い作家さんだと感心するが 個人的に好きな作品かと言われれば、これは苦手な部類だと即答出来るお話。 内容がつまらない訳ではないが、シリアスでかなり心に重くくる話ではあります。 それに感動するか、共鳴できるかとなるとどうしてものめり込めない暗い部分が多く ラストに光は感じるけれど、ハッピーエンドとは思えないのです。 主役二人が共に訳あり…
失うということは新しい何かを手に入れるという前触れ? 人生はあらかじめ容量が決まっていて【何か】が欠ければ新しい【何か】が塞いでくれる? だとしたら、変わらないふたりのまま新しい関係を得ることができた彼らは作中で本人たちが語るように「俺たちはラッキーだった」んですよね。 とても読みやすいです。 エネルギーに満ちた少年期、木の実が熟すような想いに彩られる青年期、繋がった赤い糸、、そのささやか…
茶鬼
凪良さんの、暗くて重い方のお話です。 お話の本筋がそれですから、エンド後は苦労はあるだろうけど二人にとっては幸せが待っているはず。 マイナスから始まったそのグラフが波打ちながら緩やかに上昇していく流れを見せます。 読後思ったのは、この本に登場する主要な人々は、皆何かに囚われて抜け出せないかわいそうな人たちだったということです。 それを打破できなかったり、しようとしなかったり、方法を間違って…
イサヲ
子供の頃に両親を亡くして祖父に育てられていた一佳(いちか)は、祖父にも先立たれ、山間の田舎町で陶芸作家として一人静かに暮らしています。 恋人の令(りょう)を事故で2年前に亡くして、という設定からの始まりだったので、一佳が新しい恋を始めるのに、亡き恋人への思いが楔になっているだとか、あるいは令にそっくりな第三の男が現れたとか…そういうお話なのかな~なんて想像してました。 ところが、私なんぞの想像…
凪良ゆう 車折まゆ
スージー
病んでます。2人とも。ある意味で(笑) いや、笑っちゃいけないんでしょう、本人達は真剣に悩んでますから。 でも笑えます。ありえない、そんな病み方! 後半、夏市が自分の本当の気持ちに気付いたあたりはちょっと切なかったですが、 「ゲイで肌フェチの変態」VS「汚部屋王子」の、 全体通してラブコメです。笑えます。萌えます。 病気持の2人の利害関係が一致し「契約」を結ぶ事になるんですが、…
東雲月虹
こちらでの高評価は、本当に伊達じゃないというか。 皆さんそれぞれ好みが分かれるところでしょうけれど、 ぜひ一読していただきたいと思う作品です。 実は、あらすじだけでは萌え要素が無かったのですが…。 ファンタジーものってちょっと苦手なんです、本当は; (霊の存在とかは信じていますけども) でも、二人の魂の結びつきや お互いが唯一無二の存在であるという事が とても暖かく感じられまし…
雀影
オマケペーパーの番外編は、二人が出会った最初の年の、まだかわいい小学生だった頃、はじめて迎えたバレンタインのお話。 令の方がちょっとませてて、女の子達がチョコレートに託す想いに感づいて、嫉妬する姿がかわいい。 で、一佳の方は、そんなことには何も気付いていないのに、令にだけ直球を投げ返す。 ずっきゅ~~ん! ってね。 バラの木の下の秘密が、連綿と続くって、 そんな無自覚な執着が、強い…