凪良ゆうさんのレビュー一覧

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

自分も頑張らなきゃ!って思える読了感!

すごく素敵な作品でした。
心の描写が丁寧にされているし、主人公が病気を持っているのですが、ウジウジ?するのではなく、かと言って前向きでもなくて・・・。

最初あらすじを見た時に感じたお話の予想はまったく外れてしまっていたのですが・・・。どんな予想をしてたんだよ!って感じなのですが、現代のお話だとは思わなかったんですよね~♪

受けが高校生・攻めが小学生という出会いからを書かれていて二人の…

3

積木の恋 小説

凪良ゆう  朝南かつみ 

本当に積木なんです

今回の凪良作品、しみじみと心に沁み入ってきます。
主人公達は突出した派手なミラクル設定でもなく、とても人間臭いです。
その雰囲気が朝南かつみさんの表紙にも、カラー口絵にもあふれていて、イメージにぴったり。
読み終わったあとに、胸にちょっと重いものが残りながら、彼等の幸せを願わずにいられません。

キャラに萌えるー!とか、このシチュが好き!とか、本当にそういう派手さがないです。
彼等がど…

4

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

まさに2人のクロニクルでした。

まず、読み応えがあります。
18行/Pなので、1ページ目めくった瞬間これは・・・!と期待していましたが、実際この1冊で分量も内容も十分厚みがあります。
心に響くというか、読み終わった後もじーん・・・。。とくる作品でした。

小さい頃に出会って、成長して再会してくっつく話はよく見かけますが、ある程度の距離感があるなか、出会って段々お互い成長していくっていうところが新鮮でした。
こうなって欲…

3

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

ハートフルストーリーがお好きなら!

絵師さんで小説を選ぶのもいいかもしれない、と小山田さんイラストの小説を片っ端から読みたいと思ってるのですが、これは評判もとてもよかったので早いとこ読みたかった!読めて幸せ!!
しかし主人公ニーナのお相手の陽光君は11歳の子供…
雁須磨子さんの『猫が箱の中』を思い出しましたよ。
子供の方が大人びていて、大人の方が頼りなげ。タイトル通り一緒に成長していく姿を追うとこが見どころなわけだけど、子供だ…

4

初恋姫 小説

凪良ゆう  街子マドカ 

箱入り息子

とにかくコイツら名前なんとかならんのか(爆
そんな読み始まり。
箱入り、念入りに育てられたお坊ちゃん・・・大丈夫かいな
なんて思いながらの今回だったわけですが
最終的に、この坊ちゃん・花時雨がなんだかんだで可愛い一作でした。
ダメなコほど可愛いといいますが、ダメだからこそ努力している姿が
可愛いんですよね(*´∀`)b゚+.゚

>>花時雨
今回の受ですね。お坊ちゃん…

3

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

ゆっくりと時間をかけて深まるもの

凪良作品の、良いところが肩肘を張らずにぎゅっと詰まった感じのする作品でした。

作者様ご本人もあとがきでおっしゃっていますが、「自分が書きたいものを純粋培養した」ことによって、読者の心に響くようなお話になったのではないでしょうか。

私は、偏屈なニーナと真っ直ぐな心を持った陽光が、
お互いに成長しつつ、時間をかけて深めていった愛情に感動しました。

BL作品に出てくる人って、遊びまく…

2

落花流水 小説

凪良ゆう  石原理 

凪良先生のヤクザモノ!

大好きな凪良先生のヤクザモノ!と言う事で、大事にしていた新本です!
へへへ^^

凪良先生の切ない文章ってすごく好きなんです。
畳掛ける様なリズムがあって、気持ちが高まってジーン・・・と。
本作もやっぱり凪良節にやられました!

普通の人生を選択した夏生に、自分の存在が妨げになっていると思いながらも、夏生と深まっていく付き合いは止められない。
中盤までの夏生への滅私奉公ぶりは、純な…

2

叶わない、恋をしている 小説

凪良ゆう  水名瀬雅良 

次男GJ

胸の痛くなる作品でした。
ここまで悲惨ではないけど、主人公に昔の自分とかぶる部分があってさ。
当時軽く病んだ身としては、この受けの「ここまでできる強さ」が羨ましく、同時に美しすぎるおとぎ話のようにも思えました。けしてリアリティが欠落してるというわけじゃないんだけど、あともう一歩踏み込んで「善良な主人公が、追いつめられて汚さを露呈する姿」を読みたかったなとも思えました。てかそれを期待してしまったんだ…

5

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

凄い…としか言いようのない物語


また、なんちゅーもんを読ましてくれるんですか、凪良さん…。
言葉にできない読後感に、しばらくレビューもできませんでした。
本当に本当に、間違いなく、心に響く名作でした。

2人の子供時代から始まり、成功、挫折、痛み、そういうものすべてに対して、寄り添い合いながら向き合う2人のお話。

「相手に寄り掛かる」ことと「相手の存在を心の支えにする」ことは、似ているようでいて全然別物なのだと…

4

真夜中クロニクル 小説

凪良ゆう  小山田あみ 

少年と青年の出会いから

リリ文庫さん帯コピー付けてくれないかのーとかここで言ってみたり。

さてさて凪良さんがまたまたやってくれました!
ふんとにもう期待を裏切らない作家さんだなー!!
今回は7歳差の年下攻と、太陽の光の下に出られない光線過敏症受との時間を掛けた長いスパンの物語。
凪良さんの年下攻というと過去に「未完成」があるんですが、あの攻にはどうもイラッと来て受け付けなかった自分も今回の年下攻は良かったー!…

4
PAGE TOP