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凪良ゆう 二宮悦巳
メグタン
BLの物語のはじまりはさまざま。 ちょっと昔の王道といえば「王子様が窓辺の姫をさらう」 (または石油王が庶民をさらう、でも応用可)ですが… このお話はというと… 窓辺の姫は、質素なお部屋でひっそりと暮らすことを望み、 王子様なんて待っていない、むしろそっとしておいて欲しい様子。 窓の下から姫に声をかける王子も、 脛に傷を持っており、姫をさらうほどの強引さを持っていない。 そ…
冬草
ネタバレ
凪良ゆうさんの作品は、 これまで何冊か手に取って読んだことがあるのですが、 今作は今までの中で一番心に寄り添ってくれるような 親近感を覚える、やさしくあたたかな物語でした。 幼い頃に両親が他界し、 引き取られた叔母家族とは埋まらない溝があり 17歳にして、ひとり孤独の中へと追いやられた仁居。 そして追い打ちをかけるかのように 当時高校生の仁居にとって、唯一の居場所だった恋人・佐…
あやちゅけ
激しく複雑な過去を持つ受けと、 同じく過去を持つ攻めの話。 視点は「受け」→「攻め」→「受け」と変化します。 なので主人公としては、総じてやはり受けなのかな、と。 ニアリーイコールという題名なのですが、 最初は、この題名は作品には合わないんじゃないかと 思いました。 「同じようでいて、同じじゃない」 これは、「恋」のことを言っているのだと思いました。 だから、今の「恋…
一穂ミチ 二宮悦巳
渋茶
実はこの話を読み終えた直後の評価は<中立~趣味じゃない>になるなと感じた。 家族同然で過ごしてきた一哉と逸のすれ違いを通して、父親の存在とギャンブル(ポーカー)に対して二人がどう受け止めて関係が変わっていくのか。 そんな気持ちの移り変わりの鍵となる父親の性格がピーターパン症候群みたいでてんで受け付けず、家族愛を汲み取るどころじゃなかった。 文章に関しての印象も、一哉と逸は根っ…
江名
フェア開催店で既刊本を買うとその場で1冊貰える小冊子です。 このフェアが始まってもうすぐ1ヵ月なので、 そろそろもう終ってしまっているお店もありそうです。 欲しいなぁ~と思いつつ、 何の本を買って貰おうか…この書店には欲しい本がないな…、 なんて思ってるうちに日はどんどん過ぎて、 わたしもまだ貰えずにいる小冊子がありますーーー まだ間に合うかなぁ…(^_^;) 8Pずつ番外編が…
菅野彰 二宮悦巳
やしん
丈と勇太が金髪になった理由のあたり(笑)何度読み返したかわからないくらい好き。 大河と秀が、シリーズ1からやっとここまでたどり着いたか…と感慨もひとしおです。 お互いが大事すぎておこる重い喧嘩。秀の成長に本当・・・タイトルが!!タイトルが(泣) …それなのに!(笑)みんなには今まで(勇太は三ヶ月と睨んでるけど)も実は知らないところでラブラブしてたんかい!と誤解されてるだろうことが!(笑)…
二宮悦巳
苺
災厄~の二宮さん!だがしかしなんだか表紙から察するに私の苦手な総受けものっぽいぞ・・・?と思っていたのですが、意外や意外、それぞれのキャラクターがしっかり描かれていて面白かったです。 主人の”最後の”執事だというアーヴィン 昔のアニメの主人公にそっくりでかわいいのに両刀なライナス リアルの友人にそっくりな藤岡 そしてそのリアルの藤岡も主人公の兄も主人公の宗明が好きという愛され展開。 なか…
海野幸 二宮悦巳
ふゆき
柊一と弘文は小学生の時からの幼馴染。 弘文は柊ちゃんが好き。 でもその気持ちを隠しあきらめようと故郷を離れて約7年。 祖母が亡くなったのをきっかけに‘うっかり’故郷に帰ってきてしまった。 そして、柊ちゃんとの交流が再び始まるが… 弘文はポルノ小説家ですが、それをひた隠しにしています。 柊ちゃんをモデルにして書いていることなんてバレたら大変! 数ページ読んだ段階で、いつそれが柊ちゃ…
碧暗い水
暗すぎないけどほんのり切なくて、時折コミカルで、弘文(受)の奥手さと柊一(攻)の包容力に萌えてしまう傑作です。 柊一の包容力というのは、子どもの頃は放っておけない友人として立派であり、大人になって弘文が故郷に戻ってからは誰にも渡したくないという確かな思いがあり力強いです。 弘文が落ち込んだ時にやりがちな自己完結癖もかわいい。 続編を出して欲しいです。 今度は、ポルノ作家弘文のサイン会が企画…
砂原糖子 二宮悦巳
こにしそる
歳の差カップルとわくわくで手を出しましたが、杏藤の宇宙人具合というか、世間知らず感がちょっと自分に合わなくてすごく萌える!って感じでなかったのが残念でした^^; 意地っ張りでトラウマ持ち、という受け側の設定は大好きなんですが。 タイトルにある「王様」とは、攻めキャラである杏藤のことを指していると思うんですが、杏藤があまり王様ぽいキャラでなかったのでスイーツを題材にしているくだりもあまりぴん…