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柏枝真郷 ひたき
marun
「デスペラード」シリーズ復刊第二弾も推理サスペンス色の濃いお話で 今回はガス爆発心中事件の当事者の年の離れた弟からの依頼&攻め様の義父で 優秀な弁護士からの無理やりの依頼で動くことになります。 このシリーズの作品は、ホントに奥が深いのですよ、何気ない前半のやり取りの中に ある種の事件のきっかけが隠れていたり、偶然が引き起こしてしまう悲しい悲劇が あったりとさらっと読める作品ではないの…
柏枝真郷 田倉トヲル
ネタバレ
前作での二人のお話は、序章的な流れで、その時代の男装女装重罪で同性同士の 恋愛もタブー視されていた事が描かれていて、そんな時代に新聞記者同士が惹かれあい そして事件の真相に迫って行く推理もののストーリーでしたが、ラブ的には今後を 匂わせる程度で終わっていたのですが、今回の二人の仲は・・・進展しました! 今回のお話のメインはハレー彗星、言わずと知れた76年周期で地球に接近する 彗星です…
柏枝真郷 茶屋町勝呂
snowmoonflower
主人公ノブが日本人で(二重国籍者で結局アメリカ人になっちゃうけど)、他の作品と比べ、馴染みやすいです。 ノブは普通の無感動な大人の男なので、ー柏枝さんの話はいつもそうですがー淡々と進んでいきます。 帯の「殉愛」にはちょっとピンときませんでした。 栗本先生の小説道場を読んでから、本作品を読むと「あの柏枝さんが、この作品を!」ともっと感動できるかも?
茶鬼
作者さんが初めて小説JUNEに掲載された記念すべき作品だそうです。 デスペラードシリーズは4話からが単行本化されており、1.2話は同人誌にて、ということで、この3話にあたる話しは当時のJUNEを見ていない人にとっては単行本未収録作品のお目見えになるのですね。 そして『HOME AGAIN』は過去の単行本『時が過ぎゆきても』の中に収録されている作品で、この本の表題とリンクした時間軸のお話が再録。…
既に絶版になっているものもあるDESPERADOシリーズの新装版の作品でした。 元刑事のクラークと元男娼のアンソニー、二人の出会いから半年くらいの話で BL的にはどうなんだろう?なんて思うくらい探偵もの尽くしな骨太ストーリー これだけ読むと、別に設定が男同士でなくても成立しちゃうんじゃない? って感じる事も多々あるのですが、同時収録されているHOME AGAINを読むと アンソニーがクラ…
柚子檸檬
読み終えた直後の感想は・・・ あ~まずいものに手を出してしまったかも。。。 この先の展開が気になってしまう~早く読みたい!! 主人公2人の出会いから始まり、 事件の真相が明らかになるために関わってくるであろう 登場人物も効果的に登場。 どんな関わりかたをしてくるのだろうと今からとても楽しみです。 そして今回はラブ度はほとんどなかったですが、 今後の主人公2人の関係に進展がありそ…
19世紀から20世紀ごろの海外が舞台になったような探偵もののような 雰囲気もある新聞記者同士のラブストーリーだと思います。 今後シリーズ化で展開されて進んで行くお話のエピローグ的な二人の出会いと なった事件と今後活躍していくだろうキャストの紹介もあるような内容でした。 1作目と言うことで、まだまだ出会った二人の関係がどうなるかも予測不能のような 気もしますが、ほんのりした互いへの好意が見…
柏枝真郷 如月七生
なぎっぺ
主人公・宮城篤史は、家族に自分の性癖に関して痛烈に批判され、その言葉通り、日々死を夢見る自殺常習者になっていた。そんなある日、東京の外れで見つけた幽霊屋敷でいつものように自殺を試みたが・・目が覚めると、その屋敷の主、遠野遼一郎がいた。 出会いはこんなカンジなのですが、篤史はことあるごとにリストカットを繰り返します。その衝動描写が巧い。自殺志願者にありがちな、わけのわからない理由で急に死にたくなる…
柏枝真郷
わか竹
これは「DESPERADOシリーズ」の時系列として 第2話にあたり、小説道場に投稿した後 お蔵入りしていたそうです。 vol.1と合わせて21年振りの改稿と同人誌という形で 発行されました。 出来ましたら、vol.1から続けて読む事をお勧めします。 3年暮らした住処を離れ、クラークが住むこの吹き溜まりの スラム街にアンソニーが来てから数日。 ゴミ溜めになったアパートの掃除を、プ…
まずは、幻の第1話が世に出たことに感無量。 これは既に出版されている「DESPERADOシリーズ」の 時系列として第1話にあたり、かの「小説道場」に 投稿するも著者曰く講評は芳しくなかったようです。 お蔵入りしていたのを、22年振りの改稿と共に同人誌 という形での発行となった次第なのです。 商業誌ではこれまで、2人の出会いについては軽く 触れる程度だったので、一体どんなものだった…