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34/59(合計:589件)
杉原理生 穂波ゆきね
kirara
ネタバレ
杉原さんでは、まだマシな方です。 『中立』ですが『杉原作品の中では』と考えれば多少は『萌』に近いかな?でも決して『萌』までは行ってません。 でも、なんと言っても三人称だし(私は『受一人称』が苦手なんですが、中でも杉原さんの『受一人称』は今まで読んだ中でいちばんダメ)、無駄に長過ぎないし。それだけでも安心して読めました。 それに、文章もいつもの『過剰』なところがあまりなく、わりと読みや…
鹿住槇 穂波ゆきね
私はこちらより先に小説を読みました。もともとこの漫画が先で、あとから原作を小説にしたものが出たんですが。 う~ん、とにかくこの涼司(攻)のキャラクターが酷過ぎるんですよ。鹿住さんの高校生攻にはよくいるタイプなんですが、アホで幼稚な俺様。とにかくコイツがイヤでイヤで、読んでてうんざりしました。 透(受)も、もともと片思いしてたというのはまだしも、涼司のアホさ・酷さをいやというほど味わ…
先行する漫画も読んでます(こちらの小説のあとで読みました)。 コミカライズではなく原作つき漫画が先で、小説が出たのがあとなんですね。こういうのはノベライズとは言わないのかな? こちらには漫画に当たる表題作とその続編+攻視点のSSが収録されています。 とにかく、メインキャラクター2人があまりにもアホで読んでて疲れます。特に涼司(攻)。鹿住さんの高校生攻にはよくあるパターンですが、救いよ…
絵夢
親友だった塚原進一と一ノ瀬七海。 大学を卒業してから疎遠になっていた二人が仕事で偶然再会したところから物語が始まります。 互いを思う気持ちを自覚するまでの時間差があるとこうなるというお手本のようなお話。 進一にも七海にも遠慮があって互いにぐるぐるしていますが、そのあたり丁寧に書き込まれていて良かったと思います。 逃げまくる七海をつかまえた進一に拍手♪ これで逃げ切られていたらヘタレの称号…
凪良ゆう 穂波ゆきね
幼馴染みのトキオとナツメ。 トキオはナツメに恋愛感情を持ち、ナツメのトキオへの思いは友情でしかない。 交わらない思い、将来のこと、トキオはナツメと別れて東京へ出ることを決心します。 時が過ぎ、今度はナツメがトキオを追って上京します。 東京で生活するトキオには恋人がいました。 一度は身をひこうとしたナツメでしたがトキオへの思いは人に譲れるものではなく、トキオもそれは同じでした。 二人が結…
渡海奈穂 穂波ゆきね
フェア用の新刊に迷って挿絵買いしたのですが、すごくわかりづらい話でした。 芦原景(小説家)と高槻将悟(サラリーマン1年生)は幼馴染みでそれぞれもう立派な大人なのに口を開けば小学生並み(笑) 景がずっと以前から将悟に片思いしている設定でしたが景の言動からもとてもそうは思えず、将悟は将悟で景の家族には気を遣いますが景には暴言吐きまくり。 大人なのにお子さま並の恋にちょっとがっかり感満載です。 …
樋口美沙緒 穂波ゆきね
JGbee
すごく面白かったです。 あらすじは大体こんな感じ↓ 画家の父を亡くした篤史は父の同業者である久代の家に引き取られます。久代は優しいけれど、息子の忍は時々冷たい。種明かしすると、忍はずっと篤史に片想いしていて、篤史が忍より久代に懐いているから心中穏やかではないという微妙な三角関係。叶わない恋に苦しむ忍はやけっぱちになって色んな女性と付き合いますが、当然の如く長続きしません。篤史はそんな忍…
真崎ひかる 穂波ゆきね
SAN
途中シリアスなシーンもあったのですが、ずっしりと重くなるような描写ではなかったので、さらっと読み進めることができました。 寡黙な攻め様が自分の気持ちに気付いて、積極的に気持ちを伝えている場面にはドキドキさせられました。 お互いに意識しあっているシーンでは此方まで緊張してしまいました。 攻め様は寡黙でわかりにくいキャラクターだなと思っていたのですが、いろいろと大人の考えがあったのですね。 それから…
一穂ミチ 穂波ゆきね
あむり
「街の灯ひとつ」のスピンオフです。 読み手として、気になる登場人物だった葛井のお話です。 BL作品で、よくあるスピンオフものだと、 あるメインカプがくっついた「後」に、 そのメインカプの周りの人たちが またBLな恋愛を繰り広げるものが多いのですが、 この作品のカプの恋愛は、 メインカプが繰り広げていたのと同じ時系列に進みます。 なので、それぞれ悩みながら恋愛している2人が 仕…
一穂さん作品を読みたくての作者さん買いです。 一穂さん作品は、ずっと敬遠していたのですが、 その敬遠期間が長かったため、反動で、もっと読みたい!と いう衝動にかられています。 この作品を読んで、一穂さんのすごいと思ったこと。 それは、色々な些細な日常のことも、 実は一筋が通っているように感じさせること。 登場人物は、当然1人の人として人生を歩んでいる訳で、 その生き方を感じさせ…