北沢きょうさんのレビュー一覧

ブルームーン、ブルー 小説

夏乃穂足  北沢きょう 

時空越え

古い洋館の、壁に掛かった鏡を介した時空越えファンタジー。

時空を越えた所で愛した人と、同じ姿で現れた望。
要は望を愛しいと思いますが、望は、要が見ているのは、昔愛した清巳であって、今ここにいる自分ではないのではと思い悩みます。

この手のファンタジーは、幼い頃から血肉にしみこんでいるようなものなので、大人になれば、こんな設定で、エロありでもいいよねって、過去編の方は、なかなかお耽美でい…

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わるい男の愛し方 小説

橘かおる  北沢きょう 

理解出来ず…。

過去、純文学の登竜門だといわれる賞を受賞した事のある晃司(受け)。
一作目の小説は大学時代、演劇部の為に書いたシナリオを小説にした物が受賞されベストセラーとなったのだが、二作目は酷評で散々な結果だった。
その為三作目を書く熱意もなくなってしまった晃司。
バーで悪酔いしていた晃司の前に思わず見蕩れてしまう程の男が現れた。
彼は晃司が「東雲晃司」だと知っている様だった。
晃司は彼に挑発され、…

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初恋偏差値 小説

風見香帆  北沢きょう 

大人初々しい?

なかなか面白かったです。

同じマンションに住む溺愛する従兄弟の部屋からガラの悪そうな男が出てきた。
不審に思い従兄弟との関係を質す柚季。
男は柚季が相手をしてくれるなら従兄弟には手を出さないといい…。

身代わりのようなそうでないような。
自分の身を差し出して守るつもりが…。
一種のミイラ取りがミイラに!状態。
ろくに恋愛をしたことがなかった柚季はその感情に振り回されることにな…

1

森の湯は今日もポカポカ! コミック

北沢きょう 

弟属性・もえw

久しぶりに可愛かった!!
最近アダルト色の強い作品が多かった北沢サンなのですが、
表紙がなんだか今回カワイイゾ(`・∀・´)ってなモンで買ってみました。
可愛かったwwwこのくらいのお年頃が丁度いい。
というか、予想外に、髭攻がツボだった。
見た目がもっさい癖に大学生っていう若老けネタも無しじゃない。

今回の舞台はしがない銭湯。
番台に座ってる老け顔大学生・泉ちゃんのところに通っ…

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法医学者の恋愛事情 小説

高塔望生  北沢きょう 

過去を乗り越えるために

今回は他大学から招かれた法医学教室の新任教授と
攻様に着任早々お付合いを望まれる講師のお話です。

それぞれの傷からセフレをしていた2人が
新しい恋を認めて関係を築き直すまで。

受様はある大学病院の
法医学教室の講師をしています。

この春
長く務めた教授が定年退職し
他大学で准教授をしていた人物が
着任する事になります。
この新教授こそ今回の攻様です♪

攻様は三…

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キスとチョコレート ブルームーン、ブルー番外編 特典

素敵な恋人を持つと大変?!

本品は『ブルームーン、ブルー』の
通販書店限定の特典ペーパーになります。

本編終了後の
バレンタイデーのお話になります♪

本日はバレンタインデー。

高階家の居間で
望に入れてもらったお茶を飲んでいた要は、
末っ子のほのかに
金色のリボンの結ばれた箱を差し出されます。

食べるのがもったいないと言う要に、
ほのかはふっくらとした頬を
薔薇色に染めていて陽や颯にから…

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眠れる君へ ブルームーン、ブルー書き下ろしショートストーリー 特典

恋人の食欲を満たすのは

本品は『ブルームーン、ブルー』の
フェア書店限定配布の特典ペーパーです。

本編終了後
夏のある日のデート風景になります♪

夏休みのある日、
要は恋人である望をデートに誘います。

望は中学三年の弟・颯を気遣って
夜は出来る限り家にいる様にしていたので
2人で出掛けるのは1ケ月ぶりになります。

颯に楓との関係を知られているが故の
気恥ずかしさもあって
夕飯の用意か…

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ブルームーン、ブルー 小説

夏乃穂足  北沢きょう 

縁を引き寄せたのは

今回は祖父の遺言で洋館を相続したフリーライターと
三人の弟妹を育てる鉄工所のバイト青年のお話です。

二人の出会いからまとまるまでの本編に
本編終後の続編と恋未満の受様の弟の短編を収録。

攻様の両親は親の反対で駆落して結婚
いつまでも恋人の様な仲睦まじさでした。

しかし父が病で急死すると
母は衰弱した挙句に自ら命を断ち、
攻様は身寄りとよべる人を全て亡くしてしまいます。

0

恋してダディ コミック

北沢きょう 

物分りよすぎやしないかい…?

小説とか漫画とか、基本読み始めた読物は最後まで目を通す方ですが、珍しく途中で挫折した作品…。こんなこと、滅多にないんですけどね…(´Å`;)
なにが原因かというと、子どもです……。子持ちパパが頑張るBLは好きなんですが…。
バツイチ子持ちな攻めの愛息子、凛太郎くん。幼稚園児っぽく描こうとしてるのはわかりますが、ダメでした…。甘え方も、我がままの言い方も、健気さも…どうしてかわざとらしく見えて…

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愛蝕 小説

桂生青依  北沢きょう 

ひょっとしてこれも一種のアホの子?(大人だけど)

う~ん、、何かヌるいんですよ。
主人公も登場人物も、その設定も。
予定調和な感じがありありと見えてしまって、何かひとつ掘り下げたものがあれば、それに面白さを見出すこともできたとは思うのですが。
重厚さを求めるわけじゃないですが、親への反抗心、元恋人との過去、事件、陰謀、などなどとおいしい設定がごろごとしているのにあれもこれもと欲張ったあげくにペラペラになっちゃいました感がいなめない。

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