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秋月こお 麻々原絵里依
むつこ
このお話の前に、ASUKAノベルスのアンソロジー集『同級生』に載っている『ネズミとオオカミの愉快な関係』という短編があるらしいです。 読み進めると、その短編のなかでかなりディープな出来事があったようで、「うわ、そっちを先に読みたかったなー」と思ってしまいました。アンソロジー集の続編を出される場合は、そこにその短編も収録してほしいもんです!といまさらながら言ってみる。 秘密を抱えた高校生と高…
遠野春日 麻々原絵里依
りら~っくま~
ネタバレ
やんごとなき筋とも縁が深い孤独な資産家が、庭師を好きになる・・・。 その設定だけで萌えました。 原作は読んだことないけど、漫画の雰囲気のだと優雅な貴族の秘め事みたいな感じ。 でも真実の愛を確かめ合う二人が情熱的で・・・ 読み進めるたびに絡まってゆく二人の関係に釘付けになりました。 そして確かな絆が生まれてゆく・・・。 日常はおたがいの立場を守る、主人と庭師。 夜は…
杉原理生 麻々原絵里依
トモナ
『テレビの夜』と『いとしさを追いかける』の2編が収録されています。 読んでいてもう、なんて言うか「掛井、あんたやさしすぎるよ」と、奴のために泣いてやりたいような気分になります。 いや、なかばうさんくささを感じるほどやさしいです。 ラストに杜国はどんでん返しを喰らうかもしれないと、かすかに思ってしまったくらいです。 なかったですが。 杜国も、別に悪いやつじゃないんですけどね。 やっぱ…
かにゃこ
。・゚・(*/□\*)・゚・。 どーしようっ大好きっ。 杉原さんの作品ってページめくったときから お互いの『好き』っていう気持ちは駄々漏れなんですよ。 じゃあどうしてふたりは恋人じゃないの? と、いう理由を少しずつ紐解くじれったさv 先輩後輩同士、再会モノ。 本妻の息子と、愛人の息子、血縁関係はナシ。 攻めの「~しなさいよ」口調とか 何しても受けを好きでいてくれるとこ…
夏目もも 麻々原絵里依
てんてん
今回は1ケ月の住込で雇われた超美形の家政夫と 両親の海外赴任で一人暮しになった高校生の年の差ラブ。 苦手だった攻様と暮らすうちに惹かれて絡めとられるまで。 受様は17才の高校生。 テレビ局勤務の父親が単身で海外赴任する為に、 母親が父のサポートで一か月もついていくと 知ってからかなり不機嫌。 というのも受様は 年の離れた兄姉の下、末っ子として甘やかされて育ち、 炊事や…
麻々原絵里依
茶鬼
かの有名なアパート&管理人さんの作品から作られたというこのお話(作者後書きによる) あれほど、そんなに個性的な登場人物は出てまいりませんが、あったかくてほのぼのして、楽しくて、路線ははずしてなさそうです。 またもや自分の弱点”ばあちゃん”がキーポイントで出てきてるので・・・ 弱いんですよ、子供と年寄り(トホホです) おばあちゃんが経営しているあったかい下宿で、家族のように生活していた下…
松前侑里 麻々原絵里依
動物たちが「物事を分かっていすぎる」ことに違和感を感じました。 動物を、「無垢さ純粋さの象徴」としたり、「真理が分かってる存在」みたくしたりするお話って、私、基本的に好きじゃないんだよね。 あと攻めが、「シナモンロールを別れた妻への罪ほろぼしに食べてた」というのも、理屈としては分かるんだけど、なんか妙にモニョモニョしてしまいました。これを「実は優しい人」というエピソードにするのは、どうなんだろう…
久我有加 麻々原絵里依
大正時代の任侠ものですが、時代の波に変化を強いられてなお昔ながらの博徒を主とする織間屋の客分と彫師の男のお話。 全編通して、大がかりな盛り上がりはありませんが訥々と渋さを携えた、苦み走った任侠ならではの良作だと思います。 また刺青の美も想像できてビジュアル面も膨らみました。 表紙を見て、渋い男前が彫師できれいなお兄ちゃんがヤクザかと思ったのですが、逆で美人が彫師で、イケメンがヤクザでした…
久江羽
博徒・源太と彫師・八束のお話。 久我さんですからちゃんと大阪弁、それも大正時代の頃のだそうです。 加点式の評価だったら神評価にしてもいいくらい、あれもこれも良かったのですが、減点式の評価で考えるとマイナス点もあるので、萌評価になりました。限りなく神に近いです。 今まで読んだ任侠ものの中でも一番と思えるほど、彫師の仕事であったり博徒とやくざの違いであったりがわかりやすく書かれていて、登場人…
サガン。
遠野春日さんの小説のマンガ版ですね。 私は小説読んでなくてCDから入ったんですが、そのせいか全部音声付で楽しめました♪ 茅島氏というのがスゴク独特の人物なのですが、麻々原さんの絵には合ってた気がします。 抑揚のない感情の見えない感じというか…。 それでいて些細なことで嬉しく思ったりもする人なのですが。 CDを聞いてた時に自分が思ってたのと違う表情のところとかもあったりして、ああそうな…