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77/120(合計:1196件)
真瀬もと 麻々原絵里依
こにしそる
ネタバレ
「背中合わせのくちづけ」の2巻で、1巻と主人公は変わりますが、ストーリーは継続中です。 1話完結で主人公の変わるシリーズものは多々ありますが、同じストーリーが継続中のまま、主人公が変わるというのは珍しいかもしれません。 前の主人公・アロンとショーンも出てきますが、今回はショーンの元主人で・アロンを事件に巻き込んだウィリアムと町の神父・オーブリーのお話です。 1巻ではアロンに対する態度から…
舞台は禁酒法時代のアメリカ、シカゴ。 不安定な子供と過去に苦しむ青年の歳の差のカップルです。 ギャング映画を思い浮かべるような舞台設定で、登場人物もなかなかレトロな気がしました。元軍人の主人公に、まだ10代の殺し屋、ギャングの女ボスにストイックな神父に口のきけない女の子…。 お話はよかったんですが、殺し屋って設定が暗いイメージがするからか、今まであんまり読んだことがなく、リアリティが…
渡海奈穂 麻々原絵里依
M+M
表題作と短めの続編の2作品が収録されています。 受けと他の男の事後描写がありますので、苦手な方はご注意下さい。 表題作は三木(受け)が主人公です。 三木は、男と浮気したり女と付き合う平尾と別れたいと思いつつも、「都合の良い男」のまま10年ずるずる付き合っています。仕事で知り合った有元を好きになりますが…という内容です。 三木は平尾に振り回されますが、一方で有元を振り回します。いきな…
すみれ0401
以下、内容になります・・・ 本編のその後のお話になっています。 トゥールーズに暮らす清親と、パリに暮らすナオキ、年明けに2人で一週間の休暇を取ることに。 さて、どこで過ごそうかと・・・と話し合う2人。 日本に行くのもいいな・・・とも思ったけれども既に日本での住まいは引き払ってしまっている2人。 それが残念だ・・・と、ナオキが言うので、清親が理由を尋ねると、ナオキは、こたつがあってあた…
御堂なな子 麻々原絵里依
はるぽん
日本酒の酒造の跡取り息子である大学生の受けは、蔵人や家族とともにフランスのワイナリーを訪れた。ワインが苦手な受けは、匂いに酔ってフラフラになっているところをシャトーのオーナーである攻めに助けられ、その縁で攻めの開催している試飲会に自分のところの日本酒を出品させてもらうことになる。試飲会に参加し、攻めの葡萄作りを手伝ったりしているうちに、どんどん攻めに惹かれていく受け。攻めからも想いを告げられ両想い…
久我有加 麻々原絵里依
ポッチ
初読みの作家さまでしたが、麻々原さんの表紙に釣られたのと、「ルビー文庫創刊23周年フェア」の対象作品だったので購入してみました。レビューを拝見したら同じくフェア狙いの腐姐さまもいらっしゃって、思わず親近感を勝手に抱いてしまった…(爆)。 「若様」というタイトル、表紙の二人の服装などから「もしかして時代物かな?」と思いつつ読みましたが時代物ではない。ないのだけれど、「若様」と呼ばれてしまってい…
久我先生の作品を読むのは二作品目です。 手に取った動機は、「ルビー文庫創刊23周年フェア」対象作品の1つだったから・・・ そして、幸いなことにこの選択は大正解でした。 読後感もすっきり、悲しいエピソードもなく、またストーリーも設定が一見ハチャメチャに見えて全くそんなことはなく、すじが通っていて矛盾なく全てきれいに丸く収まり、すっきり!!!そんな爽やかで楽しくて幸せなお話でした。 舞…
snowblack
新潟の蔵元の跡取り息子春哉は、研修を兼ねた社員旅行で訪れたボルドーで 日本人オーナーの葛城と出会い、酒を通じて近づいていき やがて互いに離れられない思いを抱く……。 ワインは苦手で、日本酒を世界に広めたいと思っている春哉、 若さゆえの未熟さは見えるが、まっすぐで健気な20歳。 一方の葛城は、それなりの地位を築き上げている30歳。 容姿端麗、ワインと自らの葡萄畑をこよなく愛し …
Krovopizza
あらすじ: 蔵元の跡取りで大学生の春哉(受け)は、フランスのワイン工場見学中、シャトーオーナーの葛城(攻め)と知り合う。 シャトーの試飲会で実家の酒を紹介してもらうことが決まり、春哉が案内役を務めることになり… ワイン好きには堪らない?フランスワインの産地ボルドーを舞台とした一冊。 春哉の目を通して描かれるワイン造りの工程は楽しく、ワインと日本酒の異文化交流も興味深いです。 春哉…
砂原糖子 麻々原絵里依
muccu
幼馴染の惣一と有貴のお話。 幼い時は体も弱く、家も貧しかったためにおとなしかった有貴だったが、自分を守るために計算高いしたたかな人間に。 一方の惣一は、幼いころから変わらず素直でバカ正直。 そんな二人だからいつしか立場が逆転し、惣一は有貴に振り回されまくります。 何かずごいって有貴の減らず口。 そんな言い方しなくてもいいのに~と言いたくなるほど、口を開けば嫌味ばかりで素直じゃない。 …