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J.L.ラングレー 麻々原絵里依
茶鬼
前作『狼を狩る法則』ですでに次を示唆していたそのカプがこのタイトルにて主人公。 そして、そのシステムでいけば確実に次を思わせるものをラスト近辺に配備して、 シリーズと世界感の確立とロマンスな壮大(?)さとを見せており、 非常にアメリカのTVシリーズ的作り方をされている物語だな~と 国の違いをさらに実感させるものとなっておりました。 人狼・・・日常は人間として生活はしていても、それはと…
麻々原絵里依
snowblack
ネタバレ
ぐんぐん気温があがる今日この頃、 こんな綺麗な男達の職場恋愛もいいもんだ。 ビール会社の営業マン中村は、新人の時に世話になったバツイチの課長に恋している。 課長も中村を可愛がっており、中村の課長大好きは広く知られるところだが…… 中村の妄想が散りばめられたコメディ。 ようやく告白をして、本当に付き合うことになったところでおしまい。 Hはなしです(笑) Hっぽく盛り上がると…
葡萄瓜
書店で本書の帯をご覧になった方は既に何かを お察しの事かと思われます。 ネタバレが主義ではない評者がそこで何が言えるかと 言うと…カバー裏表紙に至る過程の物語ですと はぐらかす事しか出来ない訳です。 このシリーズの前作となる『狼を狩る法則』を 調和の物語とするならば本作は成長・革新の物語と 捉えて良いかと。 そして物語のバトンは前作同様しっかりと次の走者に 渡されている模様で…
雀影
前作「狼を狩る法則」で人間から人狼に変化させられてしまった、レミのお話。 前作でチェイの友達で、ホモフォビアとして登場したレミですが、レミの振る舞いには彼の父親との関係が暗い影を落としていて、更にそこには彼自身も自分の心の奥底に封印していた忌まわしい過去が結びついていて、、、。 人狼となったレミが、ジェイクをメイトとして受け入れ、更に、封印していた記憶を解放して、父親の支配から抜け出すストーリ…
御堂なな子 麻々原絵里依
カイ
いや~っ、ハマった!! 背中という言葉で「さらってよ」っていう表紙を思い出しました。 あの本は表紙の背中に惹かれて買ったんだよね~っ(挿絵は同じ人)。 今回2人がくっつくまでは、冷たい人のような紀藤でしたが それには訳もありまして…(勘違いなんですけども) 恋人同士になってからのお話が私好みでたまらない!! 今までの冷たさは何処へやら もう、甘い甘いよこの紀藤、お前本当はフラ…
題材がビールなだけに軽やかに読み進められますが、 同時に常に苦味が付き纏います。 なんだかんだで未遂のままこの本では終わっている 二人の在り様をどう捉えるかで読み応えは変わって きそうですね。 評者は一応攻めポジションにいる男の心情を思いやると この展開をほろ苦く感じます。そのほろ苦さ故に 傍から視ると美味しい部分も多々ございますが。 一つ望むらくは。 一応受けの人が表紙で噛…
遠野春日 麻々原絵里依
紫ゆかり
麻々原さんの絵が好きで、表紙とタイトルに惹かれて去年の8月に電子書籍で購入。購入大正解でした。 表紙だけでなく、物語の絵も安定していて、表紙絵とのギャップが無いことに毎回驚きます。 この作品は、コミックから読んだので、細かなストーリーの予備知識がない状態で読めたことが良かったです。 物語は、序盤に攻めの口元しか描かれてなくて(たぶん)スーツを着ているので、どんなカップリングか予想がつ…
茅島氏は庭師と付き合いだして、随分と感情を見せるようになったし、行動的にもなってきたようです。 前半分はお盆休みに庭師が実家に帰るのを、一人で飛行機に乗って追いかけていく話。 田舎の普通の家庭での食事や、浴衣、手持ち花火などを体験する様子がかわいい。 何処へ行っても、何をしていても、自然にすっきりと姿勢の良い茅島氏。 こういう姿が見られるのはコミックだからこそ。 こんな茅島氏の姿を目の当…
ドラマCD上編のDisk2に入っていた英国旅行のお話と、茅島氏がパーティで強制お見合いさせられちゃうお話の2編。 巻末には、小説で、茅島氏の秘書の小泉視点の、小泉が茅島氏の秘書になった経緯と、マンガで小泉が庭師に茅島氏をテーマパークデートに誘うようにそそのかす話。 麻々原さんの描く茅島氏はほとんど動きらしい動きはないのだけれど、端正で、上品で、ほんの些細な表情の変化だけで、充分に喜怒哀楽が…
茅島氏シリーズのドラマCDに触発されて、コミックス発掘。 ドラマCDでの茅島氏のポツポツしゃべりをイメージしながら読むと、麻々原先生の、この硬質で動きのない絵がすごくしっくり来る。 文庫版の日高先生のイラストも美形ですてきだけど、茅島氏の浮世離れ感は、このコミックの茅島氏のイメージ。 このコミック第1巻には、ドラマCD上巻には登場しなかった茅島家の飼い犬ラフマニノフが登場して、巻末にはラ…