狼の遠き目覚め

ookami no tooki mezame

狼の遠き目覚め
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神44
  • 萌×214
  • 萌9
  • 中立3
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
14
得点
306
評価数
70
平均
4.4 / 5
神率
62.9%
著者
J.L.ラングレー 

作家さんの新作発表
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イラスト
麻々原絵里依 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
モノクローム・ロマンス文庫
発売日
ISBN
9784403560170

あらすじ

人狼の私立探偵・ジェイクの伴侶<メイト>・レミは、父親・ダークの暴力に支配されていた。 普段は鼻っ柱の強いレミが、父親の前では萎縮して何も言えなくなってしまう。 メイトのそんな姿に、ジェイクの胸は締め付けられる。レミの心を自由に解き放ちたい。 その一方でジェイクはレミの存在に狂おしいほどの支配欲をかき立てられていた。 そんなジェイクの思いに包まれたレミは、勇気を出して封印していた記憶と向き合う。 それは目を背けたくなるような悪夢のような記憶だったーー。

訳者冬斗氏による、人狼世界のヒエラルキーの解説は必見。 アルファ、ベータ、オメガの関係が丁寧に説明されます。

翻訳:冬斗亜紀

表題作狼の遠き目覚め

ジェイク・ロメロ,私立探偵の人狼
レミ(レミングトン)・ラシター,消防士,元人間の人狼

その他の収録作品

  • 解説(基本設定まとめ)

レビュー投稿数14

レミよ〜

前作で一番気になっていた黒髪に緑の瞳の美形レミが主役。

嫌なキャラだったはずのレミが、実はとんでもなく辛い境遇で育ち、父親に怯えながらも、自分よりも他人を優先できる優しい心の持ち主で、素直で可愛くて、そしてエロいという最高?の萌えキャラになっています。

前作から日が経っているせいか、違和感なくストーリーに入っていけたけど、ジョックストラップが出てきた辺りから、乳首クリップ、「イエス、サー」連発、癒しの力、レザーアイテム、過去の事件の真相などなど気になることがてんこ盛り状態に。

ジョックストラップ???Hのたびに出てくるので、ググってみたら、
なっ、ニューバージョンのふんどしのような・・・とても素晴らしい、いや、けしからん(驚愕の)下着?サポーター?

可愛いキャラのレミがそれを日常履きしてるの?そして、それについて、何のツッコミもしない攻めジェイク。
海外では普通なの??ジョックストラップの描写があるたびに過度に興奮してしまったのは私だけ?

特にジーンズを引き裂いて、ジョックストラップ着用中のお尻丸出しとか・・・(その挿絵はないけど、もし笠井あゆみ先生または昔の奈良先生の絵なら、確実に本を一旦閉じてしまっていたかも・・・しばし妄想)※麻々原先生の絵も大好きです。

ジョックストラップに興奮し過ぎましたが、
お話はレミとジェイクの関係が段階的に発展していく中、レミの弟への愛情や仲間(人狼)達との絆、非道な暴力親父との確執などが丁寧に描かれていて、レミ達が一つ一つ問題を乗り越えハピエンを迎えるので、読み終えた時に、なんだか映画を1本観たような満足感がありました。

次作はジェイクの相棒リースxレミの弟(勿論、美形)のようなので、これまた楽しみです。

そしてカップルが出揃ったら、またジェイクxレミで1冊出して欲しいです。再びジョックストラップ希望。

海外作品、人外もの、ソフトSM、美形カップル、そしてジョックストラップに興味のある方(笑)は読んで損はないと思いますよ。




11

人狼システム

前作「狼を狩る法則」で人間から人狼に変化させられてしまった、レミのお話。
前作でチェイの友達で、ホモフォビアとして登場したレミですが、レミの振る舞いには彼の父親との関係が暗い影を落としていて、更にそこには彼自身も自分の心の奥底に封印していた忌まわしい過去が結びついていて、、、。
人狼となったレミが、ジェイクをメイトとして受け入れ、更に、封印していた記憶を解放して、父親の支配から抜け出すストーリーがスリリングかつロマンティックに展開。
かなりの厚さの長編だけど、スリルとエロスが交互に押し寄せ一気に読んでしまった。
ジェイクはオメガのレミとメイトとして結ばれたので、ジェイクはアルファとして新しく群れを作ることになります。
家族を暴力で支配する父親と、群れを信頼で服従させるアルファ。
ファミリーとはなんであるのか、

巻末に訳者の冬斗さんによる、人狼世界の設定の解説が。
これがとってもわかりやすい。
巻頭の登場人物紹介共々、役に立ちました。

8

続きも読みたい!プリーズ!


探していました。そしてやっと入手!
『狼を狩る法則』の続編です。
カップル自体は別ですが、前作で彼らは登場済みでした。
それなので出来れば前巻から読まれる方が世界観に浸れると思います。
それに人狼たちのシステムも理解しやすいです。
もし前作を読まれないで手をつけるなら、後書き部分に少し説明が載っていますので、お先に目を通しても良いかもしれません。

*********************
受けのレミは消防士で、前作の攻めであったチェイの親友。
別に暮らし出した今でも父親のDVに心を支配され、その火の粉が弟に降りかかることを最も恐れています。

攻めは前作で少し登場していた、探偵のジェイク。
寡黙なネイティブアメリカンの人狼で、実はレミのメイト(運命の伴侶で出会えるとは限らない存在)。
*********************

前巻で事件に巻き込まれ、命を救うために人間から人狼へと強制的に変化させられたレミ。
理性と人狼の本能の狭間で、日々てんてこ舞いしています。
この辺りがとてもリアル。
興奮すると視界から色が失われ、狼の瞳へと変化してしまう。
普通ならば子供の頃から訓練するようなことを、レミは大人になった今からスタートなのです。

生まれた時からの人狼であるジェイクはメイトという存在をすぐに理解できましたが、まだ人狼になってほやほやのレミには、なぜ自分がジェイクへ恋慕のような気持ちや情欲を抱えるのか理解に苦しんでいます。
そんなレミを気遣って、メイトであることを伏せ、友人として色々な欲を抑えながら付き合っているジェイクの理性に脱帽です。

意外だったのは、やはりジェイクの性癖でしょうかね。
やー、今回はリバこそなかったけれど思ってもいなかったふたりの関係の変化に『おおー』となりましたよ。
ただこの設定も、レミの隠された人狼の性質が絡んでの部分、そしてジェイクのアルファ気質も大きく関わっているようですんなり受け入れられました。

お話の核心はレミの家族問題。
DVと書きましたけれど、そんな生易しいものではありませんでした。
この辺り、日本のBLとは比べものになりません。
もちろんふたりの関係の変化や周囲とのレミの心情も中心ではありますが、わたしはこの父親が本当に恐ろしかったです。

ジェイクの仲間が数人出てくるのですが、わたしはダントツでリース(ジェイクの探偵事務所のパートナー)が好き!です。
麻々原さんの描かれたリースがもう、ツボ!です。
スターリング(レミの弟)との関係も読みたいですよぅ。
この続きも出版されると良いのですが…熱望です!
麻々原さんのイラストだと子供っぽいスターリングも、本文を読むとレミとそう変わらない身長をしているようです。
イラストが添えられた登場人物紹介を先に見ていますので、イメージがどうしても幼い感じに思えてしまっているのですが、年の差好きのわたしにはその方が妄想が膨らんで良かったとも言えます(苦笑

8

1冊目のカップルと雰囲気は違うけど

『狼を狩る法則』の続編。ですが、こちらから読んでしまったため、前巻での主人公とレミとの確執は知らない状態でした。
今両方読んだ感想としては、前作のカップルとはまったく違うカップル、でもどちらもメイトを与えられた充足感はやはり同じ作者が書いたものなんだなぁと思います。

レミが最初の印象と違い、健気で慈愛に満ちていて、ジェイクはジェイクで群れの長になる素質を持っていて。思っていたのと話の方向が違っていて楽しめました。
ただ、DVをテーマにしているところはちょっと怖かったです。DVなんてものでなく、殺人未遂になるレベルです…。
大人になって力が強くなっても親の支配から逃れられないというのは怖いですね。

こちらは1冊目よりも慈しみだとか、「誰かのために」というテーマが強く出ていると思ったのですが、それと反対にベッドでのジェイクの支配欲が強く、プレイがソフトSMなのは以外でした…。
痛さはなく、愛に満ちたSMなんですが、レミがM気質なのも意外です。
それより、「人前でしながら噛む」という倒錯的な行為に非常に萌えてしまいました…。

ストーリー全体としては前作のほうが好みでしたが、なんと言うか、海外の男性ってどうしてこうエロいんでしょう。
まだ続いてくれたらなぁと思います。

8

あとがきから読んでもいいかも?

「狼を狩る法則」のスピンオフ。
前作の評価、なにつけたっけ?と見返してみると、萌×2だったもよう…
それ基準だと神×3つけたいくらい、こっちのほうが好みでした。

前作でちょっと嫌な感じだったレミ(受)と、そのメイトであるジェイク(攻)のお話。
嫌な感じ…というのも、中頃までの話ですけどね。
レミは前作の最後のほうで、人間から人狼に変えられています。
このあたりの説明が少なかったから、前作から読んでたほうが絶対に楽しめると思う。
これを読もうと思ってるかたは、ぜひ「狼を狩る法則」からどうぞー。

で、レミがホモフォビアのような言動をしてたのにもわけがあって。
それを振り払うのに、ジェイク、スターリング(レミの弟)、ジェイクの仲間たちが活躍するというお話。

私は記憶喪失ものが好きじゃないのですが、これに関しては大丈夫でした。
そりゃ記憶も失うわ…という境遇にレミが陥っているので…
レミとジェイクがあっさりくっつくなーとかいう問題も、前作読んでれば納得できるので
やっぱ前作から読むことをおすすめしますね。
そういう習性なんだ、しょうがない、くらいの気持ちでw

もし少しのネタバレが気にならないのであれば、あとがきから読むのもアリです。
人狼のシステムについて、翻訳された冬斗亜紀さんが詳しく書いてくださっています。
それを頭に叩き込んでから読むと、混乱も少ないかも。

ひとつ気になるとすれば、男同士のメイトって珍しいんじゃなかったっけ?というところ。
前作はもう手元にないので確かめられない…
そう、今回も最後に男同士のメイトができあがってました。
彼らのお話も次に読めるのかな?楽しみに待ってることにします。

5

人狼の探偵と人から人狼化した消防士のラブストーリー

人狼シリーズ第2弾

前作で主役カップルの友人二人の物語

私立探偵で人狼のジェイク
前作で大怪我を負い人狼の血で命が助かったあと人狼化した消防士のレミ

殺人事件に虐待・DVとシリアスで痛くて重い展開でした。

ジェイクは一目でレミが自分ののメイトだとわかったけれど、突然の人狼への変化に戸惑っているのに男と運命の伴侶という事実を告げられずにいたけれど、レミの訳ありなことと現状の悩みから救いたい守りたいの一心で身を粉にして尽くす様が素敵でした。

父親からの暴力の恐怖と守りたい弟のことでいっぱいのレミが暴走したりヤケになったりしながらもメイトであるジェイクの存在に救われ、いつしか頼れる仲間から伴侶として認めていくまでの葛藤が細かく描写され運命に導かれて流されるのではなく自分で考えてジェイクを伴侶と決めて体ごと求めて行く時の男前なレミがかっこよかったです。

弟を守れるのは自分だけだと思って気を張っていたレミがその重荷を半分メイトに預けて共に歩いていこうとホッとできたのがよかった。
そしてその弟にもちゃんと運命の相手が今度は身も心も守ってくれるのだから、これからは自分のメイトと群れのために力を尽くして行くんだろうという終わり方に明るい未来があってよかった。

バイオレンスで血と死傷者も多数出て痛いお話でしたが陽気なレミの弟の明るさが救いでした。

2

シリーズ2作目

「狼を狩る法則」からのシリーズ2作目。「狼を狩る法則」より断然こちらが好きでした!前作でちょっとハマらなかったなって方も、こちらはまた雰囲気違うので試してみていただきたい。この作品は翻訳物だけどかなり読みやすい気がします。カタカナ名の登場人物多めで名前を把握しきれなくなっても気にせず読めば大丈夫。

以下、ネタバレあります!

まず、前作ほどイチャイチャしたり常に勃起したりはしていません笑
いくらメイトとはいえ、やっぱチェイとキートンが硬くしがちだったんだな…しかし、チェイとキートンに期待すると、序盤も序盤に少し登場するだけで、ほぼ出てこないのでご注意をば。そしてレニに対する印象も前作と全然違ってました。キャラブレが凄すぎて追いつけなかったので、脳内で前作とは切り離してました。

人狼要素が前作より深掘りされています。群れのシステムや、アルファ、ベータ、オメガの役割など、人狼モノとしてより楽しめるは断然こちらだと思う。最後の訳者冬斗さんの解説も嬉しい。
リースの「彼のメイトは無事だ」のシーン、薄々察してはいましたが、なんともロマンチックでよかった!
人間を人狼にするパターンはまたか…と思ったけども。
男×男のカップル故にこうやって人狼を増やしていくのか…?とうがった気持ちに。

SM要素がいい!!激しいモノではありません。SMというよりdom/subなのかな。相手に従属したいという感情、支配したいという感情…もっと見たかった。

ミステリ要素…は相変わらず自分としてはもう一声でした。

萌2〜神

1

重く、軽やか

書店で本書の帯をご覧になった方は既に何かを
お察しの事かと思われます。
ネタバレが主義ではない評者がそこで何が言えるかと
言うと…カバー裏表紙に至る過程の物語ですと
はぐらかす事しか出来ない訳です。

このシリーズの前作となる『狼を狩る法則』を
調和の物語とするならば本作は成長・革新の物語と
捉えて良いかと。
そして物語のバトンは前作同様しっかりと次の走者に
渡されている模様です。
緩やかに形成されてゆく枠組み・しがらみも込みで
深まって行くロマンス。それは過程こそ重厚ですが、
対峙の姿勢によっては軽やかに駆け抜ける事が
出来るものなのでしょう。

4

Dom/Subのロマンス

人狼BL第2弾。「狼を狩る法則」に続く2作目です。
主人公は、前作で瀕死の怪我の後、人狼の血を与えられて人間から人狼になったレミです。
ところが、レミを助けたキートンのボディーガード・ジェイクが、レミが自分の「メイト」であると気付き…
ひどいホモフォビアで人狼の存在など夢にも思わなかったレミがジェイクに欲情し、ジェイクの方もレミに手を出すわけにいかず自制に苦しむ。そんな2人の姿に萌える!
前作でのチェイは非常にポジティブで、キートンが男であることは何の障害でも無く、明るくてストロングで誰にも恥じてない。
一方、本作のジェイクxレミのカップルの関係性はどこか「陰」の気が漂い、秘められた欲望と快楽の薄暗さが感じられる。
それは彼らの間にいわゆる「Dom/Sub」の関係性が入り込むからだと思うのです。
SMに近いけれど、サディズムとマゾヒズムの関係性ではなくて「マスター&サーヴァント」、主従関係の欲求が強い。
ジェイクとレミはメイトだけれど、同時にジェイクは元々セックスにおいてのドミナント/支配者だったし、レミはこれまではそういう関係性を誰とも結んではいなかったけれど、潜在的に相手に主導権を取ってほしい、支配してほしいという性癖を持っていたわけで、2人はここでもベストマッチな組み合わせだったのですね。
そして何と言っても大きく覆いかぶさってくるのが、レミの父親の存在。
この父親は正に恐怖そのもの。家族だけに暴力を振るって職場ではいい人、なんていう人間ではありません。本物の強権者。全てを支配下に置こうとする恐怖の存在です。
父親のせいでレミは記憶を封印してしまうような凄絶な体験をし、ある意味洗脳されています。
またレミの弟・スターリングは、まだ子供で父親の支配下に置かれているのです…
そんな父親との対決も迫力満点。
この、二重の支配と服従の関係性が片やスリル、片やダーク・ロマンティックな側面で、前作とは印象の異なる面白さでグイグイと読ませます。
セックス描写は前作同様ストロングでストレート。しかし少しウェット感も出て日本のBLに少し近いようにも感じました。

1

あらたな始まり

前作で人狼になったレミ。
あんなに嫌な印象だった男に、まさかこんな壮絶な過去があったとは……
そして、その壮絶さは現在も続いているという理不尽さ。

レミとスターリングの父・ダーク。
このDV殺人鬼にめっちゃ憤りました。
何人殺せば気が済むんだ!この気狂いが‼︎
いや、ほんと辛い。
スターリングが傷付けられた時には動悸が止まらなかったし、ザックが亡くなった時には涙が止まらなかった。
もう少し早くなんとかならなかったのか……と、思わずにはいられませんでした。

ただ、ストーリーとしてはとても面白かったです。
前作よりかなりハード。
ジェイクのレミのSとMの関係も良かったし、まさかこんな関係になろうとは予想もしていなかったので驚きました。

リースとスターリングの今後もみてみたいなあ。
でも、続編ないんですよね……残念。

1

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