麻生ミツ晃さんのレビュー一覧

スイートビターキャンディ コミック

麻生ミツ晃 

なかなか難しい

卒業のとききちんと告白してたらどうなってたんでしょうか?言い方って難しい…。よっぽどじゃなきゃ、そんな堂々と告白できないでしょう?まあ、後半は受けが天然なのか攻めを翻弄させてて、面白かった。二人とも考え方が独特で、え?と思ったりした。そこが良かったんだけど。これが一冊目のコミックスってすごすぎ。長い複雑な作品ばかり読んでいたけれど、こんなかわいいストーリーもいいので、もっと描いて欲しいです。思って…

0

君の瞳に愛をささやく 小説

戸田環紀  麻生ミツ晃 

年下の画家×歳上のディーラー

友人が落ち込んでいる時に掛けた受けの言葉が染みる。「やったことがない人間にはその難しさって本当には分からないし、適当にやってるだけでも駄目で、本気で、全力でやって、それでもできないから難しいって思うわけだから。だからできたときには嬉しいもんだし、難しいからこそやる価値もあるんだと俺は思うけど」これは誠実に生きてきた人だから言える言葉で友人の意思(諦めても諦めなくてもどちらにも言えるエール)を尊重し…

2

君の瞳に愛をささやく 小説

戸田環紀  麻生ミツ晃 

こんなのが読みたかった!

ちょっともう‥言葉で言い表せないくらい良かった。素直に感情を表して言葉にする藍沢に対して、自分も強く惹かれてるけど秘密があってどこか負い目を抱えてる遠野の心を思うと苦しくて。喧嘩からの決定的な別れは辛かった。別れてもこの人しかいないって想い続ける遠野がもう切なくて。きっかけは岸本だけど再会できて真実を知って想いを伝えあった所はもう震えた。何度も読みたくなる作品。あと情事もすごく印象的で美しかった。…

4

きっと、幸せな結末 コミック

麻生ミツ晃 

天井無しの幸せを願う

作者さんの作品に触れるのは「リバース」に続き2作品目です。
予想通り切なくて、痛くて、そして幸せなお話でした。

生まれて育ってきた環境から、現状以上の幸せなんて望まないすみれと、遠い親戚関係にある佑真のお話です。

すみれの過去が明らかになるのですが、それだけの痛みを1人で乗り越えて来たんだと思うと辛かった。
1人ぼっちで、悲しむ事もなく、感情が希薄になってしまったのはそのせいなんで…

3

リバース コミック

麻生ミツ晃 

一冊でシリーズものを読んだような満腹感

オメガバースということで内容はそこまで重くないかなと思って読んだが、ものすごくずっしりしていて満腹感で満たされました。
まず、表紙の時点で察しの良い方はシリアス系では?と気づくだろう。ある事件から内容が広がっていくですが、受けがΩだと偽るのがまた切なくて切なくて、見るたび毎回号泣してます。
後半では、攻めのために偽ってきた嘘が受けを苦しめて、どうしようも無いという展開になるのですが健気で仕方な…

8

「君の瞳に愛をささやく」電子限定おまけ「嫌いなわけじゃない」 特典

愛よね

本編で遠野は全く料理をしないので胃潰瘍になって痩せてからは、藍沢がせっせと衣食住を管理して太らせようとしていました。

その遠野が包丁を握って料理してました!いや料理とはいえないレベルですが…。

それでも2人の同居に向けて遠野が努力している姿がとてもいじらしくて可愛いのです。

そこへ帰宅した藍沢がとても喜ぶのですが、その日のメニューから遠野の真意を察する当たりが流石でした。

1

君の瞳に愛をささやく 小説

戸田環紀  麻生ミツ晃 

引き込まれました

私は初読み作家様は先にレビューをある程度読んでから読み始める小心者です。

今回も評価は神からしゅみじゃないまであり、どのレビューもネタバレになってても、内容はバラして無いのである程度の想像をして読み始めました。

遠野の秘密は終盤になるまでハッキリしないのですが、自身や身内に該当者が居る人には何となく分かります。かく言う私もそうなのですが遠野のように生真面目な性格でも無いので、早く藍沢に…

7

君の瞳に愛をささやく 小説

戸田環紀  麻生ミツ晃 

ここにはないネタバレが地雷

見事に隠してある!ここのレビューたち!ででで、見事に無理なやつでした…慎重にあらすじとレビューを確認してから買う方ですが、これは分かりませんでした。ネタバレレビューでネタバレしないように書いてあるから…(笑)

内容がどうとかじゃなくって、これを題材として使う行為が、どーっしても受け付けないんです。普段はちゃんと避けられてるのに、久々にやっちまいました~。

何か察するものがある方は、別サ…

11

Season コミック

麻生ミツ晃 

長い年月と季節をかける物語

たった一度の恩が生まれて初めて触れた人間の善意できれいなところ、それだけが生きる支えになるほどの。

苦しい時代の厳しい生活の中の再会。
生き抜いてお金を集めて、恩人に会いたいために。

流れる時間が長くて、環境も変わって、子供だった二人が大人になって再会して。

季節が流れてどの季節も一緒に思い出がありこれからはずっと一緒にいられる終わり方でしたね。

やっと安全な地で平穏な暮…

0

君の瞳に愛をささやく 小説

戸田環紀  麻生ミツ晃 

超センシティブ!

あらすじの「受けには秘密があり、それもあって攻めから別れを告げられる」ってところが、購入を躊躇わせる理由でもあって。

基本的に攻めは苦労してナンボだと思ってるのと、攻めザマァみたいに受けから愛想つかされて……みたいなのは読んでてワクワクしちゃうんだけど、反対に受けが苦労したり攻めから愛想尽かされるってのは、そんなに好きじゃないんですよね。

だけど読んで良かったです。

駆け引きなど…

16
PAGE TOP