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50/66(合計:657件)
木原音瀬 麻生ミツ晃
紫ゆかり
ネタバレ
木原さんの作品はまだ数を読んでませんが、読んだ中でも断トツにこの作品が好きです。数ページ読んだだけで物語に惹き込まれ、秋沢が出てきてからは更に心持ってかれました。 この作品は、COLDシリーズのスピンオフですが、ドラマCDから入って原作小説未読。前作で脇役の楠田は、人当たりの良いヘテロのイメージしかなく、まさか主人公になるとは!!驚きでした。 実を言うと、特典ペーパー欲しさに予約はした…
麻生ミツ晃 木原音瀬
さくらは
視覚的にくる暴力表現は小説では出来ませんし、話が原作より上手くまとめあげていると思いました。 結構飛ばしている感じもあったので原作も併せて読むことをお勧めします。 また、違った感情が湧いてくるのではないのでしょうか。 どう話が上手くまとめあげていると言いますと、 木原音瀬さんは心理描写がとても上手く、最後の方になってくると(私の場合は)泣き疲れて萌えるどころでは無くなります。 今回こ…
※木原の大ファンの書評とふまえてお読みください。 めっちゃ面白かったーー。 前作のCOLD三部作は切なかったけど、今回は嘲笑しながら読みました。 共通点は攻めの性格ががらりと変わるところでしょうか。 そう、今回はせつなくないんです!全く!!! 読む前は泣く準備をしていたんですよ。でも、前作の攻め透と今回の攻めの秋沢が大暴れしてるとこからテンションが変な風にあがちゃって爆笑しました…
たまゆまま
雑誌で連載を追って読んでいたので、レビューに本編より先のことが多少ネタバレしているかと思います。その思い込みでないとどうしてもレビューできなかったので、すみません。 そういったことが気になる方は、どうか閲覧注意して下さると助かります。 連載時、題名が『COLD HEART 』だけで、この本が発売されるとわかって題名が『COLD HEART in TOKYO』であったので、何…
ともふみ
萌萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い) 信じていた相手に裏切られることがどれだけ人の心を歪ませるか。 信頼とは心を預けることも同然で、その心を踏みにじられることは自分を否定されることと同義です。 前COLDシリーズは、そんな風に存在否定され続けた二人の人間の悲痛がつぶさに描かれた衝撃作でした。 その陰惨な本編の中で、透の友人でもあり、「普通にいいヤツ」という唯一とも言うべきオアシス的存在だっ…
茶鬼
『COLD』シリーズのスピンではあるけれど、単発でも問題ない。 あちらの主人公であった透の友人、兄が立ちあげたアクセブランドを一緒にやることになった楠田が主人公。 そしてもう一人は、子役で注目され高校生で映画賞を取るほどの才能を持ちながらトラブルがきっかけで干されてうだつの上がらない(周囲から見て)役者となっている24歳の秋沢。 楠田兄のブランドの新シーズンの販売戦略でモデルとして採用す…
前巻「SLEEP」に続き麻生ミツ晃さんの絵で展開されるストーリーは 多分、きっと、小説未読の人にも充分にこの小説が伝わるものとして描かれていると思います。 既読の身で読んでも、充分に小説の世界がギュっと濃縮、必要な分だけ必要最低限を”絵”という手法を使って十二分に伝わってくるのです。 退院した藤島。 「愛してる」の言葉に2人は結びつくはずであったのに、ためいらい拒否する藤島。 こ…
麻生ミツ晃
jobchange
親族経営の会社に勤めているため不自由な社会人生活を送っている攻め・須藤と、その上司でミステリアスな雰囲気のゲイの上司・真木との切ない恋愛を描いた物語です。会社や家系といった社会の圧力の中で出会った二人が、惹かれあったりすれ違ったり引き離されたりを繰り返していき、お互いにかけがえのない相手になっていくまでを描いています。 この作品の特徴は、テレビドラマのようなスピード感で小説ぐらいの情報量が詰…
楓花
原作未読ながらも非常に痛いシリーズだという噂を小耳に挟んでいたので、おっかなびっくり読んでみました。 …あれ? 想定していた程の痛さがない。 もしや本領発揮は次巻以降? …だとしたら続きを読むのが怖いなぁ…(ノД`) でも気になるし、原作も読みたい。 それにしても麻生さんの繊細で綺麗な絵が話の雰囲気に合っていました~原作未読だから比較は出来ませんが、表情や仕草、行動が人物達の心情に…
花の名前
記憶喪失モノとしては 優等生、といっていいレベルの作品です。 むしろ優等生すぎて、まだ謎は残っているのに 読後感がとてもすっきりしています。 書下ろしのflower morningのようなまま終わらないのはなんとなく 知ってはいますがこのまま二人が幸せでいてくれるのでは、と思いたくなる 第一作目でした。 全編を通して、記憶喪失によってある意味新しく「生まれた」透がとまどいながらも…