門地かおりさんのレビュー一覧

mother 小説

丸木文華  門地かおり 

印象的なラスト

皆さまが仰っています通り、勘のいい人なら”オチ”は簡単に読める作品だと思います。
私も当サイトであらすじや傾向を確認してから購入したので、”オチ”の予測は最初からできていました。

しかし、ラストシーンにがっちり心奪われました。

ラストシーンの受けの台詞には、他には無い『mother』ならではの魅力がぎっしり詰まっていると思います。
このラストを見るために読んで欲しいくらいです。

3

mother 小説

丸木文華  門地かおり 

あらすじで出落ち

あとがきに「(自分の)作品を読んだことがある方にはあらすじで出落ちかも」と作者さんご自身で書かれていたとおり、あらすじでオチも分かっていたし…好みの設定ではないので、「すごく読みたい!」と言うよりは「読まなきゃなぁ」とずっと思っていてようやく手に取りました。

小説としては最後まで熱中して読める面白い作品でした。とはいえ、如何せんヤンデレ×共依存×レイプ×執着エロの合わせ技一本=胸糞注意って感…

4

恋する僕たちの距離 小説

遠野春日  門地かおり 

触れた瞬間感電した様にビビッと来る

一緒にクラス委員をする事になった男子2人の話。
Hシーンは後半の1割程度で、葛藤や日常の生活が綴られている。
心の動きがもどかしい程に伝わって、咲かずの遠野春日さんです。

相当気に入った作品。

よく行くHPの主催者とメール交換をしているが、相談している人が想い人と同一であることにお互いに気づかないという設定は萌えた。

誤解アリ、感情のニアミスアリで、相当ハラハラドキドキ…

4

mother 小説

丸木文華  門地かおり 

攻めが救われたとしたらやっぱり天使なんですかね。

母性というより攻めはほんとに天使って感じ。理解の範疇を超える愛情で攻めを愛します。門地さんの挿絵が美しく、とても合っています。
レイプ設定は通常なら地雷ですが、レイプをした人が罪を感じているのとストーリー上必要なので受け入れられました。

攻めの指輪の設定が好きです。
攻めがはめている指輪は、母親の形見で大きくなる毎に指を変えて、今は小指にはめている…指輪の逸話が、攻めのキャラ設定に深見を…

7

偽りに花は生まれし 小説

いとう由貴  門地かおり 

攻めの変化を見守る本

あらすじを見て気になったのと挿絵を見たいのとで購入し、
好みのキャラがいるわけではないため萌になっています。

人間模様が淡々と書かれています。
萌えるというよりいいお話という感想になりました。
外見も中身も少女のような健気天使受けと、
京言葉が好きな人は萌えるのかもしれません。

妻の性格がきついので苦手な読者さんはいそうですが、
最後まで読んで個人的には彼女もかわいい人に思え…

7

わがままキッチン コミック

門地かおり 

ツンデレ具合が好きでした

全部で2組のカップルのお話が収録されています。
表題作の尚人と、前半に収録されている「一途なの」シリーズの受け様の名字が同じなんですが、この2人は兄弟なのだろうか…?(最後まで読んでも確信は持てなかったのですが。)

どちらも萌を感じる程度には好きでした。
片方がツンデレな所があって、心の中での葛藤が面白い。
これはギャグ?と思わせるようなコマもあって、中々楽しく読めました。
好みで言…

0

mother 小説

丸木文華  門地かおり 

気持ち悪い方に行った

好きな作家さんですが、これはだめだった。
好きで好きで執着、とか、執着の仕方が変態、というのはむしろ好物なんです。
が、タイトルの通り、何か必要な存在の身代わり、っていうのが全くぐっとこない。ただただ気持ち悪い。

といっても、ラストまではずいぶん楽しんで読みました。傲岸スパダリと流され受けの構図。そこから、スパダリが実は腹黒で嫌われ者、流され受けにだけは許されて甘える共依存の関係に持ち込…

3

花のある生活 コミック

門地かおり 

門地さんらしい一冊

表題作のシリーズ(倉橋×五百川)が4話+ヤンデレな年下攻のお話(和夫×雄大)が2話+また別のヤンデレ系のお話が1話収録されています。表題作は門地さんらしいエロくて明るい、ごちゃっとしたコメディーですが、その一方で他のお話も門地さんらしい病み具合だなと思いました笑 絵がキュートなのでまだ読めますが、ヤンデレが苦手なので評価は「中立」です。

こんな12歳、ヤダなぁ…。雄大の弟・勤がまともな高校生…

0

花は陽に向かう 小説

西野花  門地かおり 

遊郭もの

旧版も買っているのですが、どうしても門地さんの
イラストで読みたくて買い直し(´艸`*)
いや~堪能いたしました。
美麗なのもさることながら、エロかわ☆が止まらない!
おいといて
お話はと言いますと、華族の子として産まれた受なのですが
財政難に犯された家がなんと息子を遊郭へ売り飛ばすという暴挙。
それをも受け入れて、遊女へと身を落としていくのですが~
というところから始まります。

2

ノエル 小説

丸木文華  門地かおり 

二人だけの世界

ヤンデレは好きじゃないのですが、この作品は清々しいほど二人とも病んでいたので逆に良かったです。まさに「二人だけの世界」で、さすが丸木文華さんの作品だな…と思いました。「クラシカルダークロマン」なんて書かれているのでどんな哀しい展開かと思いましたが杞憂でした。

出会った時は24歳と6歳なんですよねー。引用されている紫の上ごっこだと思えば萌えポイントも分からなくはないのですが、ロリ・ショタは苦手…

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