夜光花さんのレビュー一覧

鬼花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

完結巻まで読まないとわからない

花シリーズのスピンオフ。といっても、なじみのあるキャラが出るわけでもなく、隣村の別の兄弟のお話でした。あまり関わりはなく、鬼食い草の設定くらいでしょうか。

冒頭は弟視点からの状況説明に始まり、その後はずっと兄視点、最後にまた弟視点に戻ります。
兄視点なのですが、この兄のキャラがつかみにくかった!非常に知能が高く天才児だった6歳の時に神隠しに遭い、1年後保護されたときには知能も低く天真爛漫な…

2

咎人のくちづけ 小説

夜光花  山岸ほくと 

三部作の終巻!

ファンタジー3部作の3作目、個人的にはこれが一番好きだった。

2冊目の「あかつきの塔の魔術師」の最後、え〜?で主役二人はまとまったとして
隣国セントダイナはどうなっちゃうの〜?と、思った人は多かったはず。
それに応えての第三弾です。


冤罪により島流しにあったハッサン王子がサントリムに亡命した後の話。
前作のヒューイ王子、レニーの主従も出てくる。

捲土重来を狙う頭は切れる…

3

リアルライフゲーム 小説

夜光花  海老原由里 

人生が変わる!?トンデモ双六

プレイヤーは8年ぶりに集まった幼馴染の四人組。
この話の双六が普通と違うのは、止まったコマの指示をきちんと実行しないといけない事。

動く金額が30万、100万とエスカレートしそうな雰囲気に一度参加を決めたらリタイヤ出来ない怖さで、最初の段階であまりの悪乗りにドン引きしそうになったが、個性的な話の展開に引き込まれてしまった。

金に飽かせた内容がほとんどで悪魔から逃れられないようなゲーム…

4

あかつきの塔の魔術師 小説

夜光花  山岸ほくと 

主従の持ち味がいい。

『蒼穹の剣士と漆黒の騎士』の関連作品。
その後時間が50年程経過している模様。

セントリムの第三王子ヒューイは、数人の付き人と共に人質として、
隣国セントダイナ城内のあかつきの塔で暮す日々。

レニーのキャラがなんとも魅力的で、それだけでも楽しい一冊。
ひねくれていて、Sっ気があって、性格が悪くて、でも有能。

全体としては殺伐とした物語なのだが、
ヒューイの客観的に見ると不…

2

蒼穹の剣士と漆黒の騎士 小説

夜光花  山岸ほくと 

魅力的な世界観

人気の夜光花先生、初読み。
初読みで、いきなりファンタジーという変化球にいってしまったのは、
単なる巡り合わせの問題だが、この世界観はかなり好きだった。

背に羽を持つ少数民族、鳥人族の麗しい長ユーゴ。
天使のような美貌ながら、弓と剣の腕に優れた強く闘う男。

一方、そのユーゴを神のように崇める少数民族アフリ族出身の騎士団長・狼炎。
常に黒ずくめの装束に身を包み、顔を隠している。

4

バグ 小説

夜光花  湖水きよ 

早く続きを…!

作家買いです。

バグって、PCのトラブルとかの「バグ」かと勝手に思ってたんですが、「蟲」の方だったんですね。あらすじにも書いてありましたね。ちゃんと読めよ、自分、って感じですが。萌えるかって言われると萌えません(爆)。イヤ、失礼。だって蟲ですよ。しかも気持ち悪い系。

でも面白い!夜光花先生ならではのSF色満載のストーリーで、どうなるんだろうと一気に読みました。

内容は皆さま…

3

眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

ラストに焦った(;´・ω・)

取り敢えず一番可哀想なのは章文の婚約者ですよね…愛さん…あれは…うん。。。
あれはもう男性不審になっちゃいそうな勢いですよね…。。。

妹は…無理!
腹立たしいし…執着ぶりは怖いし…!!
兄溺愛でヤンデレな子です。
はっきり言って迷惑な勢いです。
ってか本来の要求(会社の金持って来い)ダメでしょ笑って済ませれる限度越えてますからっ!
大好きな兄を犯罪者にするつもりかっヽ(`Д´)ノ…

3

シャンパーニュの吐息 小説

夜光花  みずかねりょう 

キャラ文庫であろうと…

2005年の夜光さん、初キャラ文庫の作品です。
やー、キャラ文庫だからでしょうか、いつもより爽やか(攻めが清々しいからでしょうか…)ともうしますか、えっち度も低めかな?
低めと言っても夜光さんにしてはというだけなんですが。
視点は攻め、受けの両視点(一瞬別の人物も入りますが)なのでふたりの気持ちがわかりやすいです。


受けの瑛司はフレンチレストランに勤める、24歳。
口を開かなけれ…

4

灼熱を呼べ 小説

夜光花  ひたき 

爆弾ミステリー仕立て

夜光さんの二冊目の文庫本です。
こちらは確か、続編かなにか出ていたと思います。
視点は、受けと攻めと爆弾犯の3パターン。

受けの裕也は、26歳のピアノ調律師。
高校時代クラスが一緒になったことで竜治と親しくなり、今では親友とも呼べる存在。

攻めの竜治は政治家の息子で、金はあっても愛情を与えられず育った、裕也の同級生。
常に不機嫌そうな顔をしている、捜査一課の刑事。


眼…

5

熱情連鎖 小説

夜光花  梨とりこ 

3P苦手だけど面白く読めました

やっぱり書き下ろしは万歳ですね。
個人的に雑誌連載作品はぶつぶつ切れたり、「え!?もうくっついちゃったの?」となるので。
夜光さんは書き下ろしが多い作家さんだと思うので、よけい楽しみにしています。


受けの瑛太は小柄で童顔な高校二年生。
『赤い屋根』『アンティーク』など、原因不明の悪夢を見ています。

攻めは瑛太の同級生で幼馴染みの二人。
女子にモテモテで、アイドル顔負けの美形…

3
PAGE TOP