夜光花さんのレビュー一覧

少年は神を裏切る 小説

夜光花  奈良千春 

シリーズも佳境へ

とても面白かった。私はこのシリーズ大好き。いつもいいところで上手に次巻に続くのがニクイ。
この本の最初の方は前作に時間軸を戻しての話だったので、ちょっともどかしい部分もあるのがマイナス点かも。でもそれはそれで敵側の状態を知れて興味深い部分はあり。
この本で自分の存在意義を揺るがす真実を知った樹里がどういう行動をとるのか楽しみ。しかも最後は樹里が絶対に妊娠してる終わり方だったし、ただただ早い続…

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ラブ☆コレ―創刊3周年記念BOOK 小説

ふゆの仁子  髙月まつり  夜光花  奈良千春  海奈  高橋悠 

本編未読でも充分楽しかった!

まだBL小説を読み始めて日が浅いので、チルチルさんで題名は見た事があったものの、パラパラと見て終わり?みたいなものかなと、興味がなかったんですけど、古本屋さんでたまたま見つけたので購入してみました。
しっかりお話が入っていたのですね。番外編の短編集、しっかり楽しみました。
また、すべての作品共にお話の後にラフ画がついていて、知らない作品だと「お〜これが〇〇かぁ」とか、「〇〇のイメージ当たった!…

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ミステリー作家串田寥生の考察 小説

夜光花  高階佑 

孤島ミステリーちっく

「眠る劣情」のスピンオフ作品ですが、この作品だけ読んでも破綻はありません。前作とはかなり雰囲気が異なっていて、こちらは恋愛やセクシャルな描写は控えめでミステリー色が強くなっています。登場人物が多くて人間関係も様々なので、火サスあたりで映像化したら面白いかも。

串田先生、最初は厄介な不思議ちゃんかと思いましたが、最後まで読むと飄々としながらもカッコ良い男性でした。前作ではほぼ掴みどころがなかっ…

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眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

サイコホラーちっく

うーん…サスペンスというより、印象としてはサイコホラーでした。

謎解きや推理の部分についてはタイトルと表紙絵から想像がつくので意外性は感じませんでしたが、どう着地するのかなーと気になって読み進めたので、章文の本性が少しずつ明らかになっていくのがちょっと爽快ではありました。

この先、晶は幸せになれるのだろうか…とちょっと心配な気もしますが、章文に魅入られる前の状態も決して幸せではなかった…

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「少年は神を裏切る」出版社共通ペーパー 特典

7章の前に入る番外編SS

A5サイズの紙に、両面印刷されているSSペーパーです。
タイトルは「番外編・異世界へ」

このペーパーは、ネタバレを含みます。
本編を読了後にお読みください。

そうペーパーの上のところに書いてあったのですが、
わたしは我慢できずに最初に読んじゃいました (^^;)
全部で9章あるこの本の、7章の前に入るエピソードです。
やっぱり素直に本編の後に読んだ方がよかったかも…
個人的…

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少年は神を裏切る 小説

夜光花  奈良千春 

またまた次巻への期待が膨らむ展開

「少年は神の花嫁になる」
「少年は神に嫉妬される」
「少年は神の生贄になる」に続く、
少年神シリーズの4冊目です。

正直に言うと、
面白さでいえば前巻の「生贄になる」の方がだいぶ上かなと思いました。
(わたしだけかな?)

今回は少し話が戻って、
ジュリの登場により樹里が偽物として地下牢に囚われてしまう…
その時のことがアーサーの視点で語られ、
アーサーの混乱しつつも樹里…

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凍る月~灰色の衝動~ 小説

夜光花  高橋悠 

せつなかった…

「凍る月」シリーズ第3弾。
いやぁ〜、途中迄がせつなかった…悲しかった…
ちょっと梁井、それはないでしょう。
新しい契約相手を、しかも幼い女の子「杏奈」を連れて来るなんて。
幾らアレックスさんが「轟様はちょっと他人の感情の機微にうとい所がありまして…」と言うた所で、
おいおい、亨の事で散々傷ついてた癖に君はなにやってんの、傷つくのは当たり前でしょーが、と、
なんか急に梁井がアホな天然キ…

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凍る月~紅の契り~ 小説

夜光花  高橋悠 

今回も面白かったです

やっと読めた「凍る月」シリーズの第2弾。
前作終盤で行方不明になってしまった
光陽の幼馴染の亨の事が気になって気になってだったので、
本屋でこの本を見つけた時は、「あぁ、やっと読める」っと即手にしました。
読み終わって、うん、やっぱりこのシリーズ面白いです。

今回は光陽と契約を交わしたい黒澤、
覚醒した亨が光陽を狙ってきます。
組織も出てきて、餌の秘密もちょっと明かされ、スケール…

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凍る月~漆黒の情人~ 小説

夜光花  高橋悠 

続きが気になる

ハリウッド映画みたいなお話でした。
獣人ものは初めてだったので、
おぉ〜こういう感じかぁ〜と思い、楽しく読みました。

獣人である梁井と獣人の餌として生まれた光陽のお話。
梁井は餌を食べなければ人間の姿を保てず、
光陽は餌として獣人の誰かと専属契約をしなければ命が保てない。
専属契約を結んだ2人ですが、
家の中に閉じ込められるようにして育ってきた光陽の純粋無垢さに、
餌は餌としか…

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眠る劣情 小説

夜光花  高階佑 

ちょっとあっさりしてるかな?

このお話に出てくる久雄事串本のお話を読みまして、
あぁ〜串本どんな感じだったっけな?と、再読しました。
もうすべてのカラクリも解った上で読んだんですけど、
あんまり覚えてなかったのもあったり、
実はこんな態度してたんだーがあったりで、
全部解ってても楽しめました。
初めて読んだ時はまったく真犯人がまったく解ってなくて、
さすがに妹は怪しいなーとは思ってたんですけど、
最後の種明かし…

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