夜光花さんのレビュー一覧

愛を乞う 小説

夜光花  榎本 

X年愛がお好きな方に

何世代か前のやおいって感じの痛いBLです

BLの攻めってスーパーマンで向かうところ敵なしの天下無敵、親をもやり込めるってのが多いですが
こういうどう足掻いても敵わないリアルな圧迫感と闘うのもいいですね
借金のカタに買われる、ってのはBL定番だけど
もし現実社会であったら「イケメンが大人の男を」よりも本作のように「ヒヒジジイが児童を」売買っていう方が近いんでしょうね

高熱が出てもテ…

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鬼花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

続きものです!

全くなんの前情報もなく読み始めたのですが、
読後感にもにょもにょが残るなと思ったら続きものでした!
さらに知らなかった……シリーズ物のスピンオフとのこと。
これから本編の方も読んでみようと思いますが、
このお話、BLでなくてもいいんじゃ?との感想。

某ねこ先生の出てくる漫画を連想してしまい、
あの世界は嫌いではないので楽しめましたが、
BL的には萌えなかった。
泰正の嫌じゃない…

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凍る月~瑠璃色の夜明け~ 小説

夜光花  高橋悠 

まとまった!

シリーズ、まとまりました。
読み始めてしまったら一気の電子版。別の巻のレビューでも触れましたが、最初は”読み放題対象だから”と気軽に手を出したのに、途中の対象外の数冊は別途購入して読破しました。

最後の方の風呂敷のたたみ方は、正直駆け足だな…と感じるところもありましたが、バトルではなくLOVEがメインの「BL」の落とし所としてはそんな感じになるのでしょうね。

シリーズ通して、「危機感…

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凍る月 ~七色の攻防~ 小説

夜光花  高橋悠 

拡がった(風呂敷が)

話もいよいよ佳境感が随所から溢れてきます。このシリーズ、スピンオフも本編と分けずに素直に数える方が絶対にいい。スピンオフといっても「番外編」というわけではなく、視点を変えて大筋のストーリーが進む…というつくりですので。

さて、キャラクターも出揃って、対「組織」(作者様も書いてらっしゃいましたが、結局組織の名前は分からないまま…)との闘いかと思いきや、むしろ政府? 国? との闘いに? いったい…

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銀月夜 小説

夜光花  高橋悠 

スピンオフと言っても、やはり本編と併せてこそかな。

本編に出てきた潜伏系はぐれ者獣人の銀のお話。(余談ですが、銀と聞くと脳内に蒲田行進曲のテーマが鳴り響いて止めるのに苦労する…)

ストーリーは少年漫画仕立てだよな、とは思っていたのですが、今回ホント少年漫画でした。あれですよ。紆余曲折の末、仲間が揃って大ボスを倒しに向かうぞ!おー!…という。

まぁ、BLですからそこにLOVEが絡んでくるのですが、絆されつつも素直に認められない銀の様子はグ…

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花の慟哭 小説

夜光花  高橋悠 

これ以上彼らにつらいことが起きなければいいな、と祈りたくなります。

「凍る月」のスピンオフの2作目。「花の残像」が気になる所で終わっているので、即続けて読みました。

主人公の巴は、まさに生き地獄といった状況に落とされていて、そのへんの描写はもう悲惨でたまりません。組織を中心とした人間関係(人間というか、主に獣人や餌ですが)は実に複雑で、起きる事件のひとつひとつが誰のどういう思惑から起きているのかが複雑に絡み合っていて飽きずにどんどん読み進めてしまいます。

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花の残像 小説

夜光花  高橋悠 

良いスピンオフ

単独でも読めるスピンオフ作品とはいえ、やはり本編の「凍る月」も併せて読む方がより楽しめると思います。

辛くて切ない描写も多いのですが、例えるならお姫様の童話のような側面もあり、とことん辛い境遇の主人公を救い出すのは完璧な王子様…というパターンにキュンとすることの出来るお話です。
主人公カップルが一番幸せな頃のエピソードは、直接的な行為の描写以上にちょっとした触れ合いのようすに心を動かされま…

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凍る月~灰色の衝動~ 小説

夜光花  高橋悠 

シリーズが盛り上がっている感じ!

シリーズ第3作の「灰色の衝動」。思えば、Kindleの読み放題対象だったから読み始めたシリーズだったのに、気づけば、続きが気になって対象外のものは別に購入して読んでしまってます。(※シリーズ・スピンオフの内数冊が対象外なんです ※2017/5現在)

謎の多い敵の登場など登場キャラも増え、"シリーズ絶好調"という感じが伝わってくるのが良いです。リアルタイムで追っかけてた読者…

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凍る月~紅の契り~ 小説

夜光花  高橋悠 

やはり少年漫画的な展開です

やっぱり展開は少年漫画だなぁ…と思うシリーズ第2作目。
優しく接してくれていた幼馴染が敵となって現れたり、強い敵キャラが出て来たり、組織と戦ったり!…濃厚な男同士のエロシーンがあるから、そのまま少年漫画には出来ませんけどね(笑)

それにしても主人公の光陽くんは、世間知らずの箱入り息子とはいえ、危機感無さすぎ。いい子なんだけど、梁井さんが過保護になるのも仕方ないですね。こんな子に惚れちゃった…

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凍る月~漆黒の情人~ 小説

夜光花  高橋悠 

意外に少年漫画的展開

実は9割くらいまで読んでからはじめてシリーズものか!続きがあるのか!と気づいたという。(Kindle版で読んでると、却って気づかなかったりするもので)

獣人と獣人の餌たる存在が登場するファンタジー世界のお話。主人公は餌。
少しオメガバースの設定に近い所もありますが、登場する獣人が増えてからのバトルシーンはむしろ「寄生獣」っぽいテイストでした。

主人公の幼馴染も獣人として覚醒!!という…

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