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天野かづき 陸裕千景子
薄雲
ネタバレ
狐のもふもふ話です。 設定は王道中の王道で、その辺に転がってるような内容でした。 ルビーということもあり、軽い気分ですらすらと読めます。 重い展開も一切無し。 切なさも感じないし、甘さもこれといって……という、なんとも中途半端な感じが否めないのですが、ルビーだしね、で納得してしまうような終わり方です。 攻の妖狐が8歳の受に惚れて、結婚の約束をして10年後に迎えに行く、という使い古され…
雀影
さっくりさくさく読める、かわいい異世界転生物ファンタジー。 男にストーカーされたあげくはずみで事故死しちゃった主人公が、その記憶を持ったままで生まれ変わったのは、RPGさながらの世界で、 そこでも、やっぱり男(村の有 力者の息子)に追いかけ回され、 逃げ込んだ洞窟では、うっかり魔王の封印を解いちゃって、 そして連れてこられた復活を遂げた魔王の城。 平凡な村人Aとしての平穏な天寿を全う…
谷崎泉 陸裕千景子
siragiku
低い評価が続いてますが、私は このストーリー、ほのぼのとして好きです。 現実の公立中学の教師の制約とか知りません フィクションの世界なので、そのまま受け止めています。 受け様 井川は、淡々と教師の仕事をする。 生真面目で、融通が利かない、しかも東大法学部卒の変わり種。 学校と離れたところに 住むのは 同性の恋人との同居を隠すため、 同性の恋人との生活も、「好き」という言葉が飛び…
藤崎都 陸裕千景子
やいんこ
藤崎作品はこれで10作ほど読みました。 で、なんとなく攻めのパターンが似てますね~。軽く執着しちゃってて変態一歩手前ぐらいがお好みなのかな。 受けに引かれたらイヤだからとか、まだ子供だからとかの理由で遠くから見守ってますよ~みたいな。 たまには受けが追いかけても追いかけてもな話があってもいいなと思います。 今作の健気で純粋で可愛い受けは好きですよ。無意識に攻めを煽っちゃうのも好物なんですが…
構えずに読める藤崎作品は基本好きです。 毎回テーマも軽いし、あまり背伸びしない恋愛が多いので気安く手にできます。 さて、本編は遊園地のバイト先で告白した女の子が片思いしている男の子に横恋慕しちゃったみたいなお話です。タイトルの『身長差30センチ』をもっと前面に出して欲しかったかな~。階段キスぐらいしかなかったなーちょっと残念な部分です。 帯の文句に釣られましたがふつーにかわいい系受けと自覚な…
間之あまの 陸裕千景子
はるぽん
私的にチェックしている間之あまのさん、連続刊行でうれしいです。 個人的にはこの本がいちばん甘々で楽しめました。 昔、入院中の受けが出会って惹かれ合った攻めは、再会したときには脳の手術のせいで受けの記憶を失っていた、という再会もの。28歳家具会社社長×就職活動中の21歳大学生。 愛した人から自分の記憶が消えた、という切ない話なんですが、受けくんが割とぽやぽやだし、思い出してもらえないことを…
Krovopizza
足を骨折した中学生・日向(受け)は、山奥のサナトリウムに入院。 そこで、小鳥を飼う美青年リヒト(攻め)と出会う。 脳の手術を控えた彼とまた会う約束をするが 彼は突如失踪。 数年後、大学生になった日向は 家具メーカー社長となった利人と再会。 別人のように傲慢な利人は 手術の後遺症で日向を忘れてしまったようで…… よくある俺様×健気の組合わせかと思いきや 日向が意外と思いきり…
みんく
恋も仕事もポジティブになれちゃう癒し系ラブストーリーにとってもキュンキュンです。 甘さはもちろんのこと切なさとかほんわか感が上質であって非常に良い感じで同居しており、時間を忘れて夢中で読んでしまいました。 一見ただの楽天家にも思えるポジティブ思考の日向(受)ですが、ポジティブ思考っていうのは失敗も悪いことも「自分の責任」として受け止めて、物事を良い方向へ向わせようとする強さだと思うのですよ。日…
成宮ゆり 陸裕千景子
霧島伊都
作家買いで、古本で購入しました。 今回は幼馴染の大学生同士ということでしたが、 攻めの了くんは書道の先生を、受けの真一くんは ガソリンスタンドのアルバイトをしていました。 今回は職業モノのお話ではなかったので、 仕事に関する描写も豆知識程度で少しだけでした。 特に書道に関しては芸術に関することなので、 芸術についての描写は難しかったと思います。 真一くんが了くんに2回目に襲…
西野花 陸裕千景子
cryst
エロに特化しすぎた作品というのは、内容のあまりのお粗末さにエロの量がいくらあっても逆に萎えてしまったりするものですが、これはそこら辺のさじ加減が絶妙でした。 ストーリーはとてもシンプルで、先はほぼ読めてしまいます。ご都合やファンタジーで押し切っている部分も散見されます。にもかかわらず最後まで飽きず、萎えずなのは、どこまでストーリーを削ってもいいのか、どこまでファンタジーで押し切っていいのかを…