小説

  • 野獣なアニキに溺愛されすぎて困る。

野獣なアニキに溺愛されすぎて困る。

yaju na aniki ni dekiaisaresugite komaru

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表題作野獣なアニキに溺愛されすぎて困る。

久河周二,30歳,大手建設会社社長令息で総菜屋の常連
国東伊織,23歳,祖父を亡くし総菜店を継承した青年

その他の収録作品

  • 野獣なアニキの甘すぎる日常。
  • 野獣なアニキに溺愛されすぎて困る。comicside
  • あとがき

あらすじ

唯一の家族を亡くし法要からの帰宅中、うっかり道路工事中の穴に落ちそうになった伊織を助けてくれたのは、亡くなった祖父と一緒に営んでいた弁当屋の常連で建設会社の御曹司の周二で…?

作品情報

作品名
野獣なアニキに溺愛されすぎて困る。
著者
藤崎都 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784041015322
3.1

(11)

(0)

萌々

(4)

(5)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
33
評価数
11
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

甘い溺愛をたっぷり堪能

作家さんの本領発揮とても申しますか、攻めが受けをデロデロに溺愛してます。
歳の差7歳、出会いは中学生と大学生。
互いにその頃から相思相愛ですが、中学生は思春期真っ盛りだし、大学生は相手が
中学生だと思えば、自分自身をかなりアブナイヤツだと躊躇しますよね。

思うにその頃から付き合っていても今回のキャラ二人はデロ甘な気がプンプンします。
受けになる伊織はお弁当やを営んでいた祖父が亡くなり一人ぼっちに。
祖父の7回忌に意気消沈していた伊織が危ないところを助けてくれたのは
お店の常連客で初恋の相手でもある周二。

そこから二人の付き合いが再び始まるのですが、伊織が気がつかなかっただけで
実はずっと前からストーカー気味に様子を見られていたみたいでした。
伊織は過去に周二の恋人と名乗る男に邪魔だといわれ、それを真に受けて周二と
距離を置くようになり、周二は自分の下心がバレて気持ち悪いと思われ嫌われて
しまったのだと誤解し思い込む。

そんな二人が伊織の店を狙う悪質な地上げ屋の登場で図らずも距離が縮まるのです。
もっとも1番の理由は伊織の酒癖ですね、飲むと欲情してしまうHな酒癖なんです。
そんな伊織を見てしまえば周二は心配で仕方ないのです。
これだけ過保護にどっぷり甘やかされて溺愛される作品は心が甘ったるくなって
胸焼けしそうな感じではありますが好きな人には堪りません。
わたくしもそんなお一人様なのですが(笑)

5

あまあま (*´∀`*)

甘い作品が好きな方!溺愛されちゃってる作品ですよ(*´∀`*)
自分は甘い作品が大好物なので楽しく読めました

再会ものでお互い昔から好きだったようですが
受け様は攻め様の周りをうろつく変な奴に、口出しされて身を引いて
攻め様は受け様から避けられてションボリしますが長年、コソコソwwと
受け様の様子をうかがっていたようですw

題名の通り溺愛されすぎていますw
攻め様からの愛されぶりを、受け様は違うだろうと相変わらずの
すれ違いでごちゃごちゃしてしまいますが
結局は愛されちゃいますから!!w

最後の漫画・・・面白かった(*´∀`*)

3

藤崎先生お得意の攻め?!

藤崎作品はこれで10作ほど読みました。
で、なんとなく攻めのパターンが似てますね~。軽く執着しちゃってて変態一歩手前ぐらいがお好みなのかな。
受けに引かれたらイヤだからとか、まだ子供だからとかの理由で遠くから見守ってますよ~みたいな。
たまには受けが追いかけても追いかけてもな話があってもいいなと思います。
今作の健気で純粋で可愛い受けは好きですよ。無意識に攻めを煽っちゃうのも好物なんですが神評価まではないかなー…で、萌評価です。

1

溺愛されてみたいw

祖父のお惣菜屋を継いだ伊織と、
以前から常連だった建設業・周二のラブいお話です☆
タイトルに“野獣なアニキ”とありましたが、
そんなに周二は野獣な感じはしませんでしたw
個人的に、最初からお互いの好意が見え過ぎていて
そりゃそうでしょうよ…とがっかりする時と
二人の想いが手に取るようにわかるほうが安心するという事がありまして
(勝手ですけども;)
今回は後者でした!

伊織は真面目でじいちゃんの店を守っていく為一生懸命で
とても健気なのですが
アルコールがダメで、酔うと敏感になりすぎるというギャップ…美味しい…。

周二は、兄貴分で面倒見も良く、色々頼れる男ですが
玉子焼きが好きとか可愛い面もあって
伊織が惹かれるのも無理はありません!!
初恋の相手っていうだけできゅん♪
好きな男に作った料理を褒めてもらえるのって
すっごく幸せですよね……。

悪質な地上げ屋から伊織を守ってくれる周二、
惚れ直さないわけがない!!
周二は、懸命な伊織が愛おしくてしょうがない感じが伝わって
誰も二人の間には入れないよww

周二の婚約者!?っていう勘違い&すれ違いは鉄板だとしても
あんまり伊織に悲しい想いをしてほしくなかった…。

そうだ。周二さんへのサプライズバースディパーティの帰り、
車内のフ○ラ描写があったのですが、なんか良かったですw
ああいう羞恥心パねぇ感じと、その直後の愛の告白ってずっるい!!!!
伊織が素直に嬉しいと受け止められないのがもどかしかったですが;

『野獣なアニキの甘すぎる日常。』は
タイトルどおり甘くって、ラブいねこんちくしょう!!(?)
いたす前に恥ずかしいから「お酒飲んできていいですか?」って
それもだいぶ可愛いですけども
恥ずかしがるのを楽しむ周二の気持ちもかなり理解出来ましたww

わりと、お酒を飲んで敏感になるってありますが
酔うと逆に鈍感にならないのかな…??と余計なツッコミしつつ、
素面でも酔ってても伊織は可愛くてしょうがねんだろ!?周二!!(投げやり)

陸裕さんのcomicsideがまたもや2頁だけで、
せめて6頁…いや、4頁は欲しかった……。
男の妄想は普通です。助平でなんぼです。
つか女性の方が妄想は逞しいかもしれませんがww

どっちも好きなんだからいーじゃん!ともどかしくなりながらも甘いので
ツラい恋愛作品を読んだ後には癒される気がします☆

4

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