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表題作別れる理由

藤木瞬、親会社から出向してきた次長、25歳
園田真啓、大手商社の子会社勤務、30歳

その他の収録作品

  • 彼の居る場所(書き下ろし)
  • あとがき
  • 新しい部屋

あらすじ

本社から出向してきた年下の上司・藤木のサポートについた園田。無愛想で社交辞令も言えない彼になぜか懐かれ、ある日、実は一目惚れだったと告白される。人付き合いが希薄で万事にこだわりのない園田は、彼の情熱に押され、東京に帰るまでの期間限定で付き合うことにするが……?

作品情報

作品名
別れる理由
著者
安西リカ 
イラスト
暮田マキネ 
媒体
小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784403525902

マンスリーレビューランキング

3

4.1

(51)

(24)

萌々

(17)

(8)

中立

(0)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
11
得点
212
評価数
51
平均
4.1 / 5
神率
47.1%

レビュー投稿数11

甘〜〜〜い!

普段は紆余曲折を経て寄り添う作品を好んで読むのですが、甘〜〜〜い作品もやっぱりいいなぁと思えるような作品でした。

タイトル通り別れる展開もあるのでその部分は胸がとても痛んだのですが、それ以外の部分はひたすら甘くて甘くて癒されました。

焦ると言葉がつっかえつっかえになる藤木がめちゃめちゃ可愛くて悶えました。
最高に一途な年下攻め。

そして挿絵はマキネ先生!
ひたすら眼福でございました...
どのイラストも最高でした。

安西リカ先生の現代モノ作品、大好きです!

3

残酷な親切に読んでて苦しい

残酷な親切が見てられないです。
ついに!なところで離脱してしまいました。

誰とでもそれなりにな園田に、まあ仕方ないよねと思うものの。そんな境遇ならね…。
なんですが、藤木に対する態度が…。

こんなにも園田を好きなのに。紳士で甘えん坊で見返りを求めずなのに。
まあいいかな?で体を許して、なんて残酷な!もうしっぺ返しというか修羅場というか、いつ来るか怖くて怖くて。

しかもようやく園田が藤木を…ってところで、あんな形で結ばれて。気持ちはちゃんと藤木に通じてるの?大丈夫なの?後で誤解を生まない?とハラハラです。

残酷な八方美人は何も悪くないのはわかってるけど、疑似恋人はな〜。
日を改めて最後まで読んでみます。
こういうハラハラもあるんだなあ。

3

作者買いです

安西リカ先生は勝手に恋愛マスターだと思っています。恋愛の機微を書かせたら間違いなく切なくて、萌を大量生産してくれる作家さまだと思っているのです。今作も年下攻めと知りとても楽しみにしていました。

表題作は雑誌掲載されていたらしいのですが、未読でしたのでじっくりと楽しむことが出来ました。
ゆっくりと進む2人の日常はじっくりと恋が進むところが書かれていて、好みドンピシャでした。

でも途中でなんか2人の関係の進み方が早いような気がして、残りのページ数を数えてしまっていました。まぁ、書き下ろしがあるので当たり前と言えばそうなんですけど…。

表題作の終わりが近づくにしたがって、個人的に園田の性格が嫌になって来てしまい受けザマァな展開にならないかなぁと密かに思ってしまいました。「私って性格悪いのねw」って思ってたんですが、藤木が一途だったので私の願いは叶わず思ったより簡単に丸く収まっていました。

で、書き下ろしに期待したんですが、そこには園田のスペックの高さと田舎の小さな会社だったから彼を捕まえる事が出来たと思ってる藤木がいて、なんか想像したのと違う…と思ってしまう自分がいました。

藤木の元カレが当て馬らしき動きをしてくれるんですが、藤木は前述の通り一途だし元カレは藤木の応援にまわってるんです。思いがけない園田の反応は見られたものの、なんか違うというイメージは払拭されないまま終了してました。

読む人が読んだら凄くハマると思うのですが、私の好みとはちょっと違ってました。この設定でもっと泥くさいお話が読みたかったです。
ちなみに藤木のイメージは表題作のままでいて欲しかったです。

5

切なかったです

ずっと眺めていたくなるような素敵な表紙ですよね。すんごく物語を感じさせる絵だなぁ~~と感激してしまいました。というわけで、マキネ先生の優しいタッチと安西先生の作風のこの上ない好相性が嬉しい一冊。大好物のはずの設定なのに…あぁそれなのに…、、受が頑なに期間限定に拘る前半の展開が辛すぎて、というか受のキャラがはまらなかったんですよね…ちょっと残念。ガチな恋愛感情をやんわりあしらおうとする受けに対して、必死で押せ押せな攻めさんの一途さ健気さが、なんだかいじらしくてぎゅぅっと鳩尾らへんを絞られるようでしたw。最終的には報われるんでいいんですけど、表面的に感じのいい人(大人の対応上級者)の不誠実さがめちゃくちゃ残酷に見えてしまってしんどかったです。今回攻めが好みの年下攻めだったので、余計不憫に見えてしまったのかもしれませんw

とはいえ(?)ラブ的なところとは関係なく受けさんのライフスタイルが羨ましかったです。有能なのにお金やステータスに拘らず、自分の居心地のよさ重視で仕事と生活の場を選んでる余裕が(くすぶっているんじゃなくて、活躍できる場は色々ありそうなのに敢えて活躍しないwっていう)地味なんだけどむしろキラキラに見えました。若いのにきちんと人生の優先順位決められてて羨ましいw。というわけで、そんな今どきの生活者のBLでした!

8

期間限定の恋なのに

今回は親会社の出向社員と出向先の会社員のお話です。

受視点で攻様との出会いから恋人になるまでと
攻視点で東京に戻ってからの続編後日談とSSを収録。

受様の父は転勤が多く小学校の頃は転校を繰り返し
中高からは寮のある一貫校で過ごしたため
家族で過ごすのは母方の祖母宅での夏休みくらいでした。

大学生の時に祖母が亡くなると
祖母宅から通える新卒入社した会社の支社に希望をでして
祖母宅で1人暮らしをする選択をしますが
新卒で就職してから8年間で4度の転職をする事となります。

現在勤務する菅原スチール販売は家族経営の零細企業で
30代の受様はまだまだ若手社員扱いされていてるのですが
1年前に統合された東京本社営業部から出向してくる
社員の補佐を任される事となります。

やって来た社員は25才という年に相応しくない程
堂々として無駄に挑戦的な雰囲気を醸す攻様で
受様には攻様が田舎への出向を左遷と受け止め
げんなりしている事がわかってしまいます。

しかしながら攻様の補佐として関係先に赴いていると
攻様がかなり有能で出向は攻様の将来を見据えての
幹部候補育成だろうと思うようになります。

攻様も1月もすると徐々に打ち解けてきて
少しづつ私的な付き合いもしていくようになるのですが
攻様にとっての受様は好ましい同僚から
恋の相手になっていて!?

雑誌掲載されたタイトル作に
攻視点での後日談短編を書き下ろしての文庫化で
期間限定で出向してきた攻様にロックオンされた受様の
恋物語になります♪

攻様と受様の間に特に大きな"何か"があって
攻様が恋に落ちた訳ではなく
日常を共に過ごすうちに徐々に"いいな"と思っていって
恋となった感じなのですが

受様の過去の恋は相手からの告白で始まり
断る理由もないからと付き合ってはみるものの
相手からの別れで終わっていました。

しかも今回は攻様の出向期間は決まっていて
東京に帰っていく=別れる未来が決まっていたことで
受様には攻様がここにいる間だけ=期間限定のお付き合い
だったのです。

受様のトラウマは過去の恋人との関係だけでなく
両親との関係にも深く根ざしていて
攻様の一途すぎる想いがまたそのトラウマを刺激する
というぐるぐるな展開にハラハラさせらました。

そんな受様を追い詰めたくないと見守りつつも
1歩踏み出して欲しいと訴える攻様に
きゅんきゅんさせられました ヾ(≧▽≦)ノ

今回、文庫化で攻視点のお話がついていて
それぞれの想いががっつり見えたのも楽しかったです。

暮田先生のイラストも物語世界にベストマッチで
とても良かったです。

3

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