ビューティフル・ガーデン

beautiful garden

ビューティフル・ガーデン
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神41
  • 萌×237
  • 萌9
  • 中立2
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
17
得点
382
評価数
97
平均
4 / 5
神率
42.3%
著者
 

作家さんの新作発表
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イラスト
 
媒体
BL小説
出版社
新書館
レーベル
ディアプラス文庫
発売日
価格
¥620(税抜)  ¥670(税込)
ISBN
9784403523939

あらすじ

ゲイで新進プロダクトデザイナーの倫は、ゲイであることを頑なに隠す取引先の担当者・伊東に苛立ち、軽い気持ちで誘惑してみたところ・・・?年下攻ラブ。

表題作ビューティフル・ガーデン

伊東高広、家庭用品総合メーカー企画開発担当者24
中縞倫、友人と事務所を持つプロダクトデザイナー28

その他の収録作品

  • ビューティフル・ライフ
  • あとがき

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数17

好きになったら何がどうあっても好き

ゲイをオープンにしているプロダクトデザイナーの倫
ゲイであることを必死で隠しているキッチンメーカー勤務の伊東

明るく才能もある倫はゲイであることをオープンにしてなんの悩みもなく恋に仕事に充実した生活を送っているように見えて、実はとても臆病で過去にあった悲しい出来事にとらわれ故郷を追われ家族とも疎遠になっているという背景にまず惹かれました。

同性に恋して裏切られもう二度と恋などしないというのより、ゲイであることでこそこそしたり恋人を友人や知人と偽って周りに紹介するのだけは絶対ダメだという硬い決心をしてそれでも恋したいという倫の生き方が清々しいです。
恋人であることを隠すと言う行為そのもだけじゃ無く、てゲイを恥じたり恋人を蔑ろにする気持ちが許せないということがよくわかります。
けれど社会で生きていくためには堂々と真実を言うのだけが正しいことなんじゃ無くて建前とか方便とか大人の事情があるのも事実。
それでも純粋な高校生の時に傷ついた心で生きていくためには自分を大切にしたいという倫の思いが伝わってきていつかその思いが共有できる相手と出会えて共に生きられたらいいのにを思わずにいられません。

そこで出会ったのが性癖を必死に隠す伊東。
倫に比べて小さい男だと思ってしまったけれど、彼にも彼の事情があるわけです。
父親亡き育ててくれた母親と年の離れた兄を心配させたり父親がいないからと思わせたくないという思い。

そんな二人がいつしか離れがたい思いにかられたとき、考えや生き方を変えてでも相手を受け入れたいと思い少しずつ歩み寄り柔軟な思考で長いスパンで人生を考えていこうとする二人を応援したくなりました。
この先きっと時間はかかっても家族に認められ幸せになっていく未来が予想できるいい終わり方でした。

高校の時に倫にを傷つけた卑怯な先輩が倫の個展に来て謝りたいと伊東に懺悔する場面で、それって自己満足だと言い切った伊東に拍手。
大人になって自分の卑怯さに気づき謝って許されて忘れたいと言う自分勝手な思いしか感じられないから。
そこへいくと倫が、先輩は地元で自営業なんだからと相手の事情や将来を思って自分が悪者になって故郷を出たのですからなんと優しくて男らしい。
ちっとも優しくない私は、こんな男はこれからも許されることなく地元でで小さくなって生きていけばいいと思ってしました。

1

可もなく不可もなく

安西さん大好きですが、この作品は良くも悪くも普通という感じでした。
特に余韻があるわけでもなく、本当に可もなく不可もなくという感じで後に残るものはありませんでした。
仕事で出会った攻と受がもだもだしながらも、まぁ良い感じにくっついてハッピーエンドです。お互いがゲイであるけど、ゲイとしてのあり方が真反対であることからお互い葛藤したりはしますが、特にシリアスになったり切なくなったりという展開はありません。

重すぎずに読めるという点では良いような気がします。
悪意がある人間も基本的に出てこないので、ストレスなくさらっと読めますし、性にオープンであっけらかんとしている受は可愛くて好ましかったです。
攻も思ったより頑固な感じはしなくて、何だかんだ言いつつ受のことが大好きでその気持ちに添いたいという思いやりも良かった。

全体的にあっさりしていて読み口は良いです。

0

カムアウトしようがしまいが、お互いを大切に思っていればそれで良いのよ

電子書籍で読了。挿絵有り。夏野さんは初見でしたがモノクロイラストがとても美しかったです。

クローゼット(と言うより、認めないで来たと言う方が正しいのかな?)×オープンのゲイのお話です。
それぞれ理由があって、父亡き後に一生懸命自分を育ててくれた兄と母に心配をかけたくないから封印して来た伊東と、最初につきあった人からゲイばれを避けるために裏切られた中縞。頑なに自分の性癖を認めようとしない伊東を、ちょっと意地悪な気持ちもあって中縞がちょっかいをかけてから、恋人同士になるのが表題作。
個人的には同時収録の『ビューティフル・ライフ』が面白かった。
伊東の立場を理解し、二人の関係を内緒にしておこうとする中縞。ベタ惚れの恋人を自慢したくて、中縞に内緒でゲイバーに入り浸り惚気ているうちに、関係を内緒にされる悲しさを知っていく伊東。
つまり、二人の立場が入れ替わっちゃうんですね。
好きという気持ちだけでは、ずっと一緒にいられない。お互いの置かれている環境とか立場を理解して、思いやる関係になっていく過程が、すごく気持ちが良いお話でした。
テンプレという意味ではなく、王道!

1

認めあって理解しあって。

安西先生作品で一番のお気に入りです。
ゲイとしてオープンにしてきた受けの倫と、性癖を認めずに生きてきた攻めの高広。
徐々に距離が縮まるにつれ、2人の価値観の違いによる葛藤の様子が切なくてとても良かったです。

この作品は2人のキャラがとても良いんです。
特に倫!
サバサバしていて可愛くて仕事が出来てでも片付けがちょっと苦手で(笑)
自分本位じゃなく相手の事情を分かってあげられる大人です。
高広も最初はいけ好かないヤツだけど懐に入ればそんな事無くって。
想いが通じあった後の話は高広目線ですが、高広の倫ラブっぷりにほっこりします。

皆さん仰るよう、挿絵が少々残念です。
夏乃先生嫌いじゃないんですが、高校生CPみたいに見えて…。
表紙は爽やかで綺麗なんですけどね。

1

この受けさん好きだわー

リカ先生のお話は好きなのはわかってたんですけど、
リーマンものって優先順位低く、今頃読破。

いやーこのあっさりさっぱり受けさん、大好き!
文句なし萌2.(ファンタジーじゃないから神はおいとく)

受けさんの好きな所
1.実はあっさりさっぱりしてないけど、そう見せることができる受けさん、偉い!
2.すったもんだするけど、ほんとに好きになってからは自分の欲望のままに
  突っ走ったりしないから偉い!
3.ちゃんと故郷に帰ろう 前に進もうとするところが偉い!
4.ひどい目に遭わせた先輩をちゃんと許すところが偉いー
5.年上なのに、弱った時はちゃんと甘えるところが偉いー可愛いー
  攻めさんに抱っこしてもらって眠るシーンとか、もうこっちも陥落ー
6.仕事をすげー頑張るところが好きー
  受けさんが描いたデザイン画見てみたいー
とまだまだ好きポイントはあるのですが・・・

安西先生の書く言葉って、きゅんが多いと感じます。
同じ日本語なのに、なんでなんだろう。
きら ってしてるところが、ポイントポイントである気がする。

この本の中で一番好きな言葉が受けさんの攻めさんに寝落ちしながらいう言葉。
「お前のもってるいいものが、おれのどっかに残る気がする」
この後のことを予感させて、半泣き。

もし安西先生をお読みになったことがない方がいらっしゃいましたら
この本なんか、割合、入門編にいいのでは。

唯一残念なのが、ほんと他のお姉さま同様、挿絵。
2つ大好きな挿絵があったのですが(電車の線路わきでキスする二人とくっついて眠る二人)
その他がどうも・・・
眼がお子様っぽく見えちゃったんです。好みの問題と思うのですが。
難しいっすね。

2

素敵なのにひとつだけ残念

私のBLサイクルが「サラっとした甘さ」を欲する期間に突入したので、安西さんなら間違いないだろうと思い購入。
ガッツリハマる為に選んだ作品ではなかったのですが、読むうちにふたりの変化(特に高広)にグイグイ引き込まれて、あっという間に読み終えてしまいました。
思った以上に早くふたりの関係は近づくのですが、その後ですよね。安西さんの真骨頂は。少しずつ重なっていく様子が、食べ物や飲み物だったり植物やインテリアだったりと一緒に描かれていて純粋にいいな~と思える。
細かい所を挙げるとキリがないが、安西さんがあとがきでおっしゃってる通り、年下の「あんた」呼びからの→「ひたすら甘々の名前呼び捨て」にもヤラれました。
ただとても残念だったことがひとつ。若いとはいえデキるサラリーマンと新進気鋭のデザイナーという社会的にはある程度「成熟したふたり」のお話だったので、少しこどもっぽい感じの人物の挿絵は雰囲気を壊された気がしてならないのです。
扉絵やデザインはとても素敵なんですが、この作品じゃないと思う。背景は素敵なのに人物の絵が雰囲気を壊し過ぎてる感じがして・・・・。エラそうなこと言ってすみません。

3

お互いを思う気持ちがきゅんと来る作品

安西先生の作品はどれも大好きで、もちろんこの作品も発売と同時に購入
数時間で読みました。
このところ本業が忙しく、いろいろと作品は読んでいたものの
レビューを書くまでに至らず、ご無沙汰しておりました。

安西先生の作品は、どれも感情移入しやすく
また、様々な状況の表現がわかりやすく挿絵がないシーンでも
割と想像しやすい(何をだ・・・?)のです。

このお話は、ゲイであることを公表している受けと
自分の性癖をかくしていた攻めの環境の違いや
2人の心の葛藤が安西先生の言葉で絶妙に表現されています。
それぞれの想いや相手を思いやる気持ちが読み手をこんなにも
暖かい気持ちにしてくれるとは・・・
らぶらぶな2人が羨ましくてたまりませんでした。

仕事ができて才能のある倫が
実は片づけができなかったり、言葉下手だったり
真面目な伊東がものすごい絶倫だったり・・・
かっこいいだけでなく、人間らしい部分が
登場人物に引き込まれるところなんだと改めて感じました。

「好きって言いたい」「好きで好きで」から
安西先生の作品は読み続けていますが
毎回泣かされています。
最終的にはハッピーエンドなので、ほっとして終わるのですが
途中のハラハラドキドキ、きゅんきゅんがたまらないですね。
新しい作品が、楽しみです。

3

語彙が少ないやつってアレだよな。

前半部分は、読むのに時間がかかりました。

デザイナーの倫に対する第一印象は、百戦錬磨の美人受けという感じで、ビッ◯受けが好みでない私は最初抵抗がありました。好みの相手を自分から誘い、割り切った付き合いをしよう、ってんだから、こりゃ相当遊んでるな、と。でも、実際のところ倫はそれなりに経験は重ねているものの、健気な部分もありました。
過去のトラウマから、ゲイであることを隠したがる人とは付き合えないという倫と、家庭の事情などからゲイであることを打ち明けられない伊東。
最初こそ身体の関係だけだったが、お互い相手の意思を尊重してでも一緒にいたいと感じはじめる二人。

後半の方が面白かったのですが、結局伊東の家族に紹介までは至らなかったですね。
あと、挿絵がもう少し大人っぽい絵だったらな〜、と思ったり…。

2

よかったです(*^^*)

とってもよかったです!(*^^*)
レビューを見てから読んだのですが、私はすなおに感情移入してしまいました。
お互いをとても大事にしているのが伝わってきて、はじめから最後まで安心して読めました。優しい気持ちになれます。
オープンにするかしないか、ということも、ふたりの事情を思えばなるほどと思いました。あえていうならば、攻めの理由が優等生すぎることでしょうか。笑

いちばんの見どころは、やはり余裕なくがっつく年下攻めさまのせくすぃーさ。余裕ないのに、基本やさしくて気づかいもできちゃうとは!おいしすぎる!
美人で受けさまのお誘いも、確信犯なわりに無自覚ぎみ、そして、男前♡で萌えました。かっこいいです。

最後まで面白いけど、前半でだいたい話がまとまってしまいます。後半は攻め視点の後日談になるので、わりと単調なかんじ。前半ほどの盛り上がりに欠けるのが少し残念でした。でも、いろいろなことの解決編になるので、読んでよかったと思いました。

1

攻めの余裕のなさがナイス

ゲイであることを公表しているプロダクトデザイナーの倫(受け)は、仕事相手として出会ったイケメン年下サラリーマン・伊東(攻め)が同類であることを見抜く。しかし、ちょっとそういうことをほのめかしたら過剰に否定され、拒絶される。その態度にムカついたので意趣返しに誘惑してみたら、面白いように理性をかなぐり捨ててむしゃぶりついてきて…。


ザ・年下攻め、というくらい年下攻めの醍醐味が味わえる作品でした。
攻めはセクシャリティーはゲイで、自分もそれを自覚しているのに、家族を悲しませたくなくてゲイである自分をひた隠しにしている人です。それが、ゲイを公表している、しかも自分の理想ど真ん中の受けと知り合って、えらいことになっちゃうのです。
女性相手に経験は積んでいても、こんなにエッチで焦ったことも、興奮したことも気持ちよかったこともなかったはずで、それがひしひしと伝わってきます。童貞めいた(いや童貞ではないですが)余裕のなさにきゅんとしました。有り余る体力と精力もすてき。24歳で若いですしね。

受けは受けで、カミングアウトはしていても決して強い人ではありません。昔はゲイであることで辛い目に遭って、それがいまだにトラウマになっています。書き下ろしの続編ではそれが顕著に表れていました。楽しく日々を送っているようでいて、実は攻めに対して負い目を感じ、密かに悲しい思いをしている。

でもふたりでいることで、いろんな過去や辛い気持ちを補い合っていけるような、そんなカップルだったと思います。たまにBL読んでいて、このふたり何だかすぐ別れそうだな…とか思っちゃうことがあるんですが、何となくこのふたりはずっと一緒にいるような気がします。
すてきな作品でした。

4

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