陵クミコさんのレビュー一覧

Comic Magazine LYNX Anniversary Book 2012 7周年記念小冊子 特典

「知らぬは おまえばかり」の続きが読めます。

ミナヅキアキラ先生の「自慢のきみ」が読みたくて、中古書店で買いました。

これを読んで、和有希と芳川をますます好きになり、本編の評価をひとつ上げたほど、素晴らしい8ページでした。

芳川に、強引に実家に連れて行かれ、芳川によく似た父、祖母、弟、姉と姪(この2人は似てません)に紹介される和有希。

祖母と姉の、「かわいい子ねえ。髪は伸ばさんの?」「やだ、おばあちゃん。この子男の子よ」とい…

1

ラブストーリーまであとどのくらい? 小説

砂原糖子  陵クミコ 

滝村効果

『ラブストーリーで会いましょう』のスピンオフ作品。
でもこちらだけでも問題はないかなと。
本編のキャラと同じ出版社というだけで、チラッとしか登場しません。
わたしもこちらを先に読みました。
ノンケ同士大好きです!攻め視点もありますし。

攻めの滝村はオシャレ雑誌の編集。
本人もカッコマン。
ださい受けを馬鹿にしていましたが、メガネ外したら綺麗っ子だった受けにビビビ!っときてしまう。…

3

恋するわんこはお年頃 小説

楠田雅紀  陵クミコ 

ファンタジーてんこ盛り

人外ものファンタジーで、読みはじめは助けた子犬が実は人外だったと言う
ワンコ王道的なファンタジーかと読み進めていたのです。

子供の頃に大好きで可愛いワンコを助けて一緒に暮らしていた裕貴ですが、
2年後くらいに突然その可愛いワンコは姿を消してしまう。
そして裕貴は高校生になり、いつも傍にいてくれるのはイケメンで裏表のない友人の怜。
その怜の裕貴への態度でいつしか裕貴は好かれていると言う…

3

検事はひまわりに嘘をつく 小説

みとう鈴梨  陵クミコ 

口は悪いけど一途な愛情を持っている受け

子供の頃の些細な優しさを後生大事に思い出の品と共に胸に抱いているくらい
好きだった初恋の相手との再開バトルラブコメ風の話で個人的には好きですね。
検察官と弁護士、小学生の頃のご近所同級生同士、苛められっこと正義のヒーロー。
全然性格もタイプも違う二人のやり取りはコミカルで楽しい。

受けになる検察官の藤野辺は小学生の時の初恋の相手の影響で検察官になります。
子供の頃は太っていて根暗だと…

1

検事はひまわりに嘘をつく 小説

みとう鈴梨  陵クミコ 

小気味よい関西弁は好きですが・・・

口が悪い・態度が悪い・担当された被告人の運が悪い
=「三悪」と恐れられる検事・藤野辺。
ある刑事事件の公判で、人情派のイケメン弁護士・弓瀬と激しく対立しているが
実は弓瀬は小学校の同級生で初恋の相手。
ゲイの乱交パーティーでバッタリ会ったことで互いにゲイだと知り、
同級生であることを隠したまま仲良くなるが…。


藤野辺(受)はスレンダーなインテリ美形で、
口を開けば、飛び出すの…

2

指先がすれ違う 小説

小中大豆  陵クミコ 

どうなるかと思った…意地っ張りもほどほどに!

こじらせ~の!超絶切ない~の!

不器用で臆病で意地っ張りで負けず嫌いがてんこ盛りのすれ違いリーマンラブ。

小塚(受)は入社以来、同期の溝呂木(攻)に淡い気持ちを抱いています。
その溝呂木が社員旅行の夜、寝ている後輩:桜庭にキスをする姿を見てしまう小塚。
己の目で確認してしまった失恋に呆然とする小塚を誤解した溝呂木は追い討ちをかけるようにキツい言葉でなじります。

切ないエピからもつれた展開を迎…

4

愛しい声 コミック

陵クミコ 

どっちが好きなの?

大学生の衛は、カフェで働いている柳井のことが大好きです。衛の恋路を邪魔するのは、刑事で無精ひげの鵜瀬です。
 柳井はちょっと渋いおじさんなのに、衛、鵜瀬から愛されるというおいしい立場だなと思っていると、柳井と衛の本当の関係が明かされます。

 柳井と衛の「好き」、鵜瀬と衛の「好き」は違う好きでしかないけれど、無骨な鵜瀬と純情な衛の関係が、柳井へ恋する衛を見た後だけに何だが意外でした。
 

0

独占率 コミック

陵クミコ 

表紙買いでも大丈夫でした。

初読み作家さん。表紙買いでした。
書いた時期が違うらしく、1冊の中で絵が結構違います。
表紙タイプの絵は表題作だけでしたが
がっかりするほどでもなかったです。


表題作は、寮の隣人でノンケの遊び人・伊坂を好きな大学生(ナツ)の話。

好かれてる方の伊坂は、毎晩女を連れ込んでるらしい。
毎晩自分の好きな人が、別の人と、
うふんあはんしてるの聞かされるのって、どうなの…
結構つ…

2

素直じゃないひと 小説

栗城偲  陵クミコ 

好きな子にいじわるって

そんなガキ臭いこと、いい大人がしないで欲しいなぁ。

現役大学生占い師の嘉純は、子どもの頃からお得意様のところへ祖父に連れられていっていたが、その中で、あるお菓子メーカーの社長の秘書は、顔は凄く好みなのに、なんだか嫌われているようで、、、

この嘉純君、子どもの頃から大人達に囲まれていたせいか、なかなか健気で、ちょっとしたセクハラにも家業を意識して耐えちゃう。
でも、それちっとも偉くない…

2

素直じゃないひと ご購入特典書き下ろしペーパー 特典

対決!?

『素直じゃないひと』の書下ろしSSペーパーです。

文庫本編(表題作も続編も)は嘉純(受)視点でしたが、こちらは見城(攻)視点です。

続編『素直になれない。』での、社長に呼ばれた嘉悦&嘉純兄弟と見城の顔合わせの場での、見城と嘉悦の応酬(の続き)。

『呪いをかけた』というのが口だけの嘘なのかどうなのか。結局・・・?

こういうSSでラブ成分がほとんどないのって珍しいですね(まあ、…

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