蓮川愛さんのレビュー一覧

木魚とピアノとおもちゃの手錠 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

美坊主とヒモ!

ポーッと頬を染めている美坊主の表紙。(そうか。。この話は坊主受けか!)と、解るほど、蓮川先生のイラストはナイスです!

で、すれていない、喩えるならば『深窓のお嬢様』なお坊様が受け。(これが成年コミックなら、生臭坊主の出番ですが)さすがBL!!夢がある!!

そして、ヒモを職業?にしている麗人が攻め。寧ろ、名前だけで見れば、攻め(安慈)の方が坊主っぽい。


それはさておき、二人の出…

4

初恋トラップ 小説

藤崎都  蓮川愛 

メンクイなのね。

ロングランシリーズ、既に9作目に突入しましたね、とは言え全部が同じ主役では
ないので、それがかえって長続きしている秘訣なのかも知れません。
今回は「求愛トラップ」「蜜月トラップ」のダブルスピンオフです。
受けが前作までの森住惺ちゃんの親友の佑樹、攻めがやはり前作のロイの異母弟で
今回の主役二人は初めから奇妙な運命めいた出会いになります。

佑樹が自宅で大学時代の友人と飲んでいた時にお酒…

3

木魚とピアノとおもちゃの手錠 小説

高岡ミズミ  蓮川愛 

はげもえ

……駄洒落でタイトルを付けた訳ではございません。
いや、激しく萌えさせて戴きました。

純然な僧侶BLと言うのは有りそうで無いもの。
店頭でお坊様の上気した頬についと惹かれて購入し
読んでみたらばなんと上等な相互補完。
いや、補完と言うよりはお互い眠っていた長所を
磨き上げて幸せになったのだから相互切磋琢磨と
言うべきか。
これで一方的に寄りかかるだけの展開が待って
いたなら失…

5

征服者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

恋シリーズ続編!日本人カップルのアダルトラブ‼

恋シリーズ第二作目。書き下ろしの『征服者の恋』は、お馴染み『ロッセリーニ家の息子』シリーズのリンク作品になっています。

今回もロッセリーニ家が絡んでくるなら、外国人とのカップルかと思いきや、日本人同士カップル、しかもかなりの大人カップル&年の差ありと、美味しい設定で好きでした。

内容は強引な建築家•塚原×美人メガネな建設会社社長•尚史の大人カップルのお話です。
尚史がゲイで塚原がバツ…

3

独裁者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

王道年の差ゴージャスラブストーリー‼ リンク本です

大好きな『ロッセリーニの息子』シリーズのリンク作品です。そのシリーズでも『捕獲者』の主人公成宮がこの作品でも大切な役割で登場しています。今作の主役カップル、サイモンは成宮の恋人の親友でもあり、『捕獲者』では少しだけ登場しています。2人の絡みも今作の見所です。細かい詳細を分かっていた方がより楽しめますが、あまり気にならなければ本編単独でも楽しめる作品だと思います。

今回のお話は、作家さんが、年…

1

独裁者の恋 小説

岩本薫  蓮川愛 

俺様

映画関係の仕事につきたいと思って専門学校に通う水瀬は、祖父の映画のDVD化のために来日したイギリス人名家当主・サイモンの通訳のバイトをすることに。
俺様外人攻めってあんまり好きでもなかったけど、2人の祖父が親友同士で、そのつながりで小さいころに出会っていたとか水瀬の祖父が亡くなってから異国から金銭援助をしていたとかの設定は萌えます。
最初はサイモンに冷たくされて嫌だったのに、睡眠不足の水瀬を見…

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絶対者の恋 (下) 小説

岩本薫  蓮川愛 

下巻はアシュラフと和輝

上巻後半からアシュラフと和輝の話になります。
公務で忙しく国を離れられないラシードに代わりアシュラフが和輝を誘ってシャムスへ赴きます。
シャムスにはアシュラフの妹、マリカが嫁いでいました。
シャムス国王の妹、レイラー、アシュラフの母、と女性の登場が多かったかな?
和輝は相変わらず学習能力なしの跳ねっ返りです。
2度ほど危ない目に遭い、また・・・。
アシュラフの心配は堪えませんね(笑)

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絶対者の恋 (上) 小説

岩本薫  蓮川愛 

上巻は桂一とラシード

上下巻あわせてカバーが秀逸です。
もちろん、本文の挿絵も素敵~♪
カバーとは反対で上巻は、桂一とラシードを中心に話が進みます。
桂一は気遣いの人だから、実家へ赴いてくれたり和輝を気遣ってくれるアシュラフ殿下に感謝の気持ちがいっぱいいっぱい。
それをわかっていても、そのあたりを棚に上げて嫉妬するラシード。
年下の恋人はブラコンです(笑)
桂一の前では大人ぶっているラシードがアシュラフや和…

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たおやかな真情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

慈英にとっての神は・・・

記憶喪失後の慈英と臣。なかなか以前の二人に戻れません。
そんな二人の元に三島が壱都を連れてきます。
壱都は新興宗教の教祖でトラブルに巻き込まれ中・・・三島は、二人を頼り、慈英と臣は壱都を預かることになります。
全作から引き続き、ぐるぐるまわっている慈英と臣。
以前から慈英に比べて臣の覚悟は足りないような気がしましたがやはり・・・この時期に壱都が二人の元を訪れたのは必然だったのでしょうか?

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はなやかな哀情 小説

崎谷はるひ  蓮川愛 

記憶喪失ネタでした

崎谷さんのHPで、慈英の記憶喪失ネタ・・・というところまでお知らせがあったように記憶していますが、今回はその記憶の通り?慈英が事件に巻き込まれて記憶喪失になります。
ただ記憶喪失になるだけなら良かったのですが、慈英ってば、臣のことだけ忘れちゃうんですね。
忘れてしまっただけならまだしも慈英が正気だったら絶対に臣にだけは言わないこと。
決して臣には、言ってはいけないことまでつらつらと口に出す。…

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