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六青みつみ 葛西リカコ
gamis
ネタバレ
『贖罪の絆』の最後の最後、ワケアリとしてちょびっと登場した二人が今回の主役。 繭卵を発見した実直な騎士リグと、繭卵のときに奪われ偽りの相手と対の絆を結んでしまった聖獣カイエのお話です。 慈しみ大切にしていた繭卵を奪われたリグ。 執念ともいえる捜索の結果、ついにその聖獣と出会うのですが…奪われ偽りの絆を結んだカイエは主に虐げられ、とても辛いめにあっていました。 本当の主であるリグと離…
roseーlily
好きな作家さんが三人揃ったこの小冊子。 手に入らず読めなかったのですが。 最近読めるチャンスがあり、楽しく読ませていただきました。 今は『美しい彼』しか本編を読めていないので、取りあえず「かわいそうな彼」だけを読みました。 他は本編を読んでからのお楽しみです。 ※手に入らず読めなかった人の為に。 ここから、大ネタバレあらすじ書きます。 読む予定がある人は注意ですよ! ↓…
ヴァルとキリハの裏とも呼ぶべきこの『贖罪の絆』。 痛い。そして、哀しい。 何度も胸が苦しく、そしてやるせない気持ちになりました。 人の欲望はときに理(ことわり)を歪め、負の連鎖を生む。 読み終わって、この苦しみを一体誰にぶつけたら良いのかわからなくなりました。 皇帝?皇太子?ギル?でも、なんだか誰も責めることが出来ない。 リュセランだけでなくみんなが、哀しい運命に飲み込まれたのかも…
モフモフファンタジーが大好きで、このシリーズも一気にシリーズ全巻集めたまではよかったのですが…なかなか手が出せずにいました、長くって(^_^;) 急に意欲が沸いてきて、モフモフワールドへ突入!です。 みんなに愛され、けれど決して慢心することなくまさに『理想の王子様』よろしく育ってきたヴァル。 けれど陽があれば陰もあるわけで…狡猾な兄のたくらみに呑まれ転落人生、けれど持ち前の正義感で物語の…
六青みつみ みずかねりょう
まりーん
輪廻しながらカイエン(前世の受)を探すレイランドですが、その原因は前世での悔恨・懺悔に思われます。 元々少しばかりの好意を抱いていた程度のカイエンを、冷徹な人間(他者からすればそう見える)だと思いこみ傷つけ、亡くなった時も哀しまず、真実を知った後に、深い悲しみと贖罪の念にさいなまれます。 そして舞台は現世へと変わり、 その冒頭でレイランドは友人に対し、カイエンを探していること、作中で初め…
トーフチャヅケ
先にも述べられている方がいますが、私も全体的な物足りなさというかまとまりのなさを感じました。所々が淡白で、やりたいことが一杯ありすぎて逆に一つ一つの内容が薄くなってしまっているように思います...。 物語の後半なんてダイジェストでも読んでいるかのように錯覚しました。 シリーズモノの1作目ということですが、とても続きを読む気にはなりませんね...。 その際たる理由ですが、次作「誓約の代償~…
六青みつみ 花小蒔朔衣
縞馬
健気受けが好きだという訳ではないのですが、またまた六青みつみさんの書かれる健気な主人公に私の涙腺が緩みっ放しになってしまいました。 始めのうちは、イリリア(受)のあまりにも頭の緩い子供子供した様子が話を盛り下げて入り込めなかったのですが、 自分の命を助けてくれた王様の為だけに、自分の存在がただの利用価値がある為の演技による優しさだとしても 一途に自分の命に代えてレグリウス(攻)を守ろうと…
六青みつみ 藤たまき
たまきち
ヤラレました。 たった2行で、最後の2行で、評価を迷っていた私の気持ちを一気に「神」にまで、もっていきました! 正直、読んでいる最中、こちらのほうが評価いいみたいだけど、私は前作の「蒼い海に秘めた恋」の方が良かった・・・と思ってました。 物語の途中で主人公に辛いことがあって号泣したりすることは、他作品でもいくつかありましたが、最後の最後、一番最後の2行で一番胸にしみわたる感動を与えら…
がや太郎
題名から期待していた感動をそのままもらえた。 間違いない良作。 ただ、もうちょっと、結ばれたあとのほのぼのなシーンが欲しかった… 続編出てないか探し回っちゃったよ。幸せな受けが見たい知りたい聞きたい。
六青みつみ カゼキショウ
異世界トリップ物、ファンタジー大好きです。 六青さんの前回読んだ「輪廻の花」が私の萌ツボにドンピシャだったので今作もめちゃめちゃ楽しみにしていました。 設定は面白くてワクワク感があり、ストーリーも二段組みながらあっという間に読み終えてしまいます。 物語のキーポイントとして出てくるクロもめちゃくちゃ可愛くて癒しもあるのですが、レンドルフ(攻)に今ひとつ魅力が感じられないのが残念でした。…