六青みつみさんのレビュー一覧

蒼い海に秘めた恋 小説

六青みつみ  藤たまき 

切なさでどうにかなる

ファンタジーものでは、六青さんが一番好きです。
おまけにファンタジー漫画で一番好きなのが藤たまきさんなので、私的神コンビで大興奮。鼻息も荒くなるってもんです。
これで凄いものが出来あがらないはずがない。
ということで、期待通りきゅんきゅんしました。

受がこれでもかと酷い目にあい、そして健気……健気すぎて男じゃなくても構いたくなるような小動物的愛しさを感じます。
それに対して攻はあまり…

3

裏切りの代償 ~真実の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

物語の世界に『触れた』ことは何度もある。けれど、『匂い』まで感じたのはこの本が初めてだ。

『代償シリーズ』、あるいは『聖獣シリーズ』とも呼ばれる本作品。
本当ならば第1巻からレビューすべきなのだろうが、私はあえて、この第5巻を紹介したい。
理由は簡単だ。このシリーズがとてつもなく好きだからだ。頭に『大』をつけてもいい。『愛してる』という言葉さえ惜しみなく使おう。それほどに私はこのシリーズが好きで、ドハマりしている。
となれば、考えることはひとつだ。
私は今後、どんどんこのシリー…

11

忠誠の代償 ~聖なる絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

うーん・・・

高評価に期待して読んでみました。

が、正直ヴァルにもキリハにもあまり感情移入できなかった・・・。
理由はリュセランが不憫すぎたから。
どうしてもリュセランに同情してしまって、ダメでした。
ということは、次作はきっとがっつり楽しめるに違いない!とリュセランの幸せな姿に期待が膨らんでいます。次作まで読んでほっとしたら、こっちも違った感覚で読めるのかな?と思います。

ついでにこの作品の…

1

裏切りの代償 ~真実の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

シリーズ5巻目の新要素は……

モフモフシリーズこと、『代償シリーズ』5作目。
相変わらずの美しい表紙、そして魅力的な世界観の中
今度のカップルは……。

メガネの学者肌のリオンは、体を動かすのは苦手で戦術を考えるのが得意。
その対の絆のアルティオは、小さな頃からリオンが研究に没頭するのを
さみしく思いながら過ごしていた。

初陣で気を失ってしまうリオン。
愛しいあまりのさみしさを拗らせているアルティオに、

17

モフモフの代償~添い寝の絆~ 総集編I 小説

六青みつみ 

これまた嬉しい総集編

モフモフの代償〜添い寝の絆〜の総集編。
既刊のグリーン、ピンク、オレンジの3冊をまとめたもの。
残念ながら書き下ろしはなし。

ヴァルクート×キリハ
ギルレリウス×リュセラン
リグトゥール×カイエ の3編が収められている。

お妃騒動の顛末を描いたヴァル×キリハ編。
(みどりの既刊でレビュー書いているので省略。)
妹の持って来たお見合い話にヤキモキするカイエが可愛い
リグ×カ…

6

モフモフの代償~添い寝の絆~ 4 小説

六青みつみ 

うれしい総集編

大人気で11月にはまた新作が出るモフモフシリーズこと
絆シリーズ?の同人誌。
一応4冊目ということで、今までの3冊に倣うならば
4巻目の「彷徨う者たちの帰還~守護者の絆」のカップルの話だが
今回は、今までの商業フェアやプレゼント用のSSの総集編が主で、
フェンリルとキースの話は短い書き下ろしのみ。

「腹を見せるも政務のうち」雑誌ミニ特集用SS(ヴァル×キリエ)

「騎士たちの夢…

7

12の月と、塔の上の約束 小説

六青みつみ  白砂順 

切なさは前半に集中、後半は糖度増量

読み終わってから、これってシリーズ物だったのか!と
ビックリしたくらい、他を読んでいなくても大丈夫です。
なかなか面白い世界観は確かにこれだけでは勿体ないと思っていたので
シリーズと聞いてなるほどという感じ。

人も寄らぬ古びた塔に幽閉された儚い容姿の貴人、
それを救い出す凛々しい騎士……。


ストーリーは王道なので、大筋では読める。
が、月に一度季節が一巡りするまでの12回…

10

寄せては返す波のように 小説

六青みつみ  藤たまき 

忘れたい、忘れたくない

今朝読み終えたばかりです。
いや~、マジ良かった!!
これ本当にいい、大っ好きです♪

BLCDで聞いた「蒼い海に秘めた恋」のスピンオフ作品。
これ、分厚い文庫本なんですが。
夕べは続きが気になって、ほぼ徹夜で読んでしまいました。
興味ある方は、必ず「蒼い海…」を読むか聞くかしてから読むことをオススメします。

蒼い海…で、ショアが愛していた冷徹な養父、でも実は一番可哀想な人。

5

彷徨者たちの帰還 ~守護者の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

ご主人様大好き!ワンワン!

モフモフ史上もっとも若い主従で、いっつもくっついてる対の絆です。
シリーズ初のモフ攻めですが、フェンリルは完全にワンコ系聖獣。孵化前からキースに尻尾ブンブン振ってる感じがします。
逆にキースは極度の人間不信で猫科っぽさ全開。後半は徐々に周囲へと心を開いていきますが、幼少時代から帝都に来るまでが過酷だったぶん、幸せになってほしいなぁ。

今回は逃避行しながらの野性味あふれる育児にハラハラした…

2

彷徨者たちの帰還 ~守護者の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

美人で強気な受け様に萌え♪

さまざまな迫害にもめげず、強くしたたかな受け様は、この作家さんには珍しいタイプかも。

前半はつらい場面が多いけれど、攻めの聖獣との出会いからは精神的には満たされてきて良かったね!キースちゃん。

必死に子育てする時期もあり大変そうだけど、このカップルはずっと離れず一緒にいるからこのシリーズの中ではその辺は安心して読めました。

後半の帝都に入ってからは面白くてもう一気に読んじゃいまし…

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