六青みつみさんのレビュー一覧

天使強奪 小説

六青みつみ  青井秋 

エリファスの天使なんだか小悪魔なんだかビミョーなあたりに萌えでした♪

後書きに、「俺たちの闘いはこれからだぜ!《完》六青センセイの次回作にご期待ください。」みたいな終わり方になってしまいましたが…とありますけど。堪能させていただきました!
ファンタジー系も好きです♪この作者様の描写は映像をイメージしやすい。困ったことに、グロいシーンもですけど…。いっしょに入ってた【天使託卵】ホントいいもの見させていただきましたって感じの美しい絵が脳内に広がりました。次作あるなら是…

3

散る花は影に抱かれて 小説

六青みつみ  山岸ほくと 

可愛い前半、怒濤の後半

関ヶ原から60余年、忍びの里。
命を狙われ幼い頃に下忍の家に預けらた総領家の若君・夏月と、
兄として共に育った7歳年上の下忍・忠影。

お互いに大切に思い惹かれ合っていたものの、
夏月が14の歳に跡取りとして惣領家に戻ってからは、
会うことすらかなわぬ身分違いの許されぬ恋。

第一部は、身分の差に引き離された二人が思いを通わせ
「口吸い」に至るまで。
ここまでは、切なくきゅんと…

4

奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

もふw

ようやく読み終えることができましたヽ(´▽`)/長くかかった。
というのもですね、これ、カップルは違っても、前回からの登場人物を引きずってるので
どうしてもどうしてもどうしても・・・・どうしても前作を思い出してしまう。
しかも、前回のお話は、転生あるにせよの死別・・・・重すぎるんだよorz
可愛く、無邪気な小さなリュセランを見るたびに胸が締め付けられて
そのリュセランを愛しすぎた攻の気持…

8

空の涙、獣の蜜 小説

六青みつみ  稲荷家房之介 

民話調なストーリーは買えるが…。

人身御供、二匹の虎系動物といったアイテム、
なにやら龍神伝説と歌舞伎・能の「石橋(しゃっきょう)物」を彷彿とさせます。
天上から二匹の神獣がおりてきて、牡丹にたわむれながら踊り狂う、ってのが
いわゆる石橋物。連獅子とか鏡獅子とか言われるのもその一種であります。

そんなわけで、自分的にはツボ設定であったのだが、
毎度、この作者さんのエロシーンって、どうも萎えるんだよなぁ。
場数は多い…

3

ruin -傷- 小説

六青みつみ  金ひかる 

技術的課題の多い作品かなぁ

基本的に、架空古代ストーリーは好きだ。
水壬楓子「コルセーア」や、松岡なつき「Flesh+Blood」は面白いんだけど、
このシリーズは読むの疲れる…。

簡単にレジュメすると…
皮膚病が原因の醜さを両親に疎まれた子供(カレス)が→療養と称して、田舎に飛ばされる→そこで1つ年上の次期領主ライオネルとその一家に優しくされて→ライオネルに密かに惚れる→が、ライオネルは卑しい隷属のエリアが好き…

1

騎士と誓いの花 小説

六青みつみ  樋口ゆうり 

じ、じれったい!

六青さん初読みの作品です。
ちるちるさんで評価が高い作家さんのようだったので気になってはいました。
樋口さんも「純粋な恋が降る」を読んでから気になっていた絵師さんだったので、二重に期待しつつ読みました。

結論としては…六青さんのしっかりした文体も、健気な受け様も、朴念仁な攻め様も好みでございました(笑)。
育ってきた環境のみならず、外界からの(敵方からはもちろん、攻め様が無意識に与える…

4

コミコミスタジオオリジナル特典ペーパー『騎士と誓いの花 上』より 特典

可愛い話です。

このコミカライズ『騎士と誓いの花 上』では書店によりたしか、4種類ペーパーが出たんですよね。
まさか4冊も買うわけにもいかず4コマ漫画がついたものにしましたが、こういうフェアの場合、出版社は何を狙っているのでしょうか。
熱狂的読者に4冊買わせたいのでしょうかね…。
非常に困りました。

ほのぼの4コマ漫画です。
本編、旅の途中の裏話ですね。
夜にリィトが『父ちゃん』のかわりにグリファ…

1

誓約の代償~贖罪の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

夢と似たような内容でビックリ

こちらはシリーズ2作目ですが、六青みつみ先生がこちらのお話を先に書いたと言われていたので、先に読ませて頂きました。
とにかく、葛西リカコ先生のイラストが好きでたまりません。
夢と似たような内容とゆうのは、私が見た夢の話です…。(頭おかしくて申し訳ない)
王が森の中で生まれたばかりの妖精のような人間のようなものを拾うんです。
獣耳とかはなかったから、聖獣とか獣系ではないと思われる。
その子…

4

忠誠の代償 ~聖なる絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

読みでのあるファンタジーシリーズ、陽の第一弾

人と聖獣が特別な誓約を結んで、人類を脅かす魔獣に立ち向かっている……
独自のファンタジー世界を構築しているモフモフシリーズの第一弾。

第二弾の「誓約の代償」と裏表になっている話で、こちらが表。
主役の関係は、同じ皇家のこちらが叔父であちらが甥。
現皇帝の第四皇子である、このヴァルクート皇子の悲劇なくして
甥のギルレリウス皇子と白銀の聖獣リュセランの悲劇も生まれなかったという
因縁の…

8

誓約の代償~贖罪の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

ああ、切なく美しい。

第一作の「忠誠の代償」の裏側の話というべきか、時間的には同時並行の話。
前作を読んでいるとこのカップルの悲劇的な運命はすでに分かっているのだが、
それでもあまりの切なさに涙をぬぐわずにはいられない。

発表されたのはこの「贖罪の代償」の方が先だったそうだが、
個人的な意見としてはこちらの方がインパクトが強いので、
ノベルズの刊行順に読むことをお勧めしたい。
明るくそして正義の側とも言…

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