六青みつみさんのレビュー一覧

闇の王と彼方の恋 小説

六青みつみ  ホームラン・拳 

世界観は面白いのだが……

代償シリーズの新刊を読み、第二作と第三作の間の昨年暮れに出ている作品ということで
興味を持って入手。
しかし、実際には表題作が書かれたのは2006年ということで、
時期の問題なのかなんなのか、あのクオリティを期待するとかなりガッカリだった。

一言で言えば、異世界の王が、
時空の歪みでこちらの世界に生まれてしまった運命の相手を迎えに来る話。
書き下ろしの後編は、王の世界に旅立った悠の…

3

奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

新たな対の絆も、前の二作の対の絆も

シリーズ3作目、「代償シリーズ」……またの名を「モフモフシリーズ」。
作者は後書きでどこから読んでも大丈夫だと書いているが、
この世界観をより味わう為には、前二作を先に読むことをお勧めする。
ちなみにノベルズの発刊は、「忠誠の代償」→「誓約の代償」だが、
作品としては、「誓約の代償」が先に雑誌発表されているそうです。


面白かった!
でも、個人的な好みとしては、前2作のドラマチッ…

7

騎士と誓いの花(下) コミック

六青みつみ  九重シャム 

原作を含め読んでもらいたい!!

上巻を読んで感動したほど下巻ではそこまで…
やはり上巻を読んだ後に原作の方を読み返したのがわるかったのかな。
限られたページの中で終わらそうとしてるので
アッサリとしすぎで少々もったいない感じが。
泣けると思ったけど泣けなかった(^^;)
(原作は号泣したけれどね (T T)

アッサリと終わらせてるけど下巻ではグリファスのリィトに対しての
思いがたくさん伝わってきて良かった。

3

騎士と誓いの花(下) コミック

六青みつみ  九重シャム 

待ってました

2、3日おきに小説は読むくらい好きな本が漫画化♪
上巻よんで若干、もう少し掘り下げて欲しなと思いつつ下巻待ってました( ´・◡・`♥)

リュト本当に健気で可愛い。もう受けの王道だねwキュンとしちゃいました♪

贅沢言ったら、もっと上巻、中巻、下巻として内容をもっと濃くして欲しかったなぁ。
小説で好きなシーンとかカットされてて切なかったので(◞‸◟ㆀ)ショボン

でも、文章で読ん…

2

騎士と誓いの花(下) コミック

六青みつみ  九重シャム 

完結

上巻を読んで「これわ!」と思い原作を読んでしまったので
結末は知っていたんですが、好きな作品というのもありますし
上巻だけだとスッキリしないので、買ってまいりましたよヽ(・∀・)ノ
原作ではイラストのせいもあるのですが、ショタ色強めのリーンでしたが
漫画は、テイスト少し大きめのリーンですね。
大きさが違うだけなのですが、結構印象は変わります。
ショタが手篭めにされてるとかわいそう感が割…

3

奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

もふもふ第3弾は醜いアヒルの子?

本当に楽しみにしていたこのシリーズ、単にもふもふだけでないところがまた最高!
2作目の「誓約の代償」を雑誌で見た時から凄く楽しみで、1作目が出た時は、
あれれっ??なんて思ってしまった記憶があるのですが、1作目が陽の雰囲気で
2作目が陰のイメージ、だけど甘さも切なさも感動も同時に詰め込まれているような
このシリーズの作品の虜になってしまいました。

ファンタジーだけどそれだけじゃない、…

12

奪還の代償 ~約束の絆~ 小説

六青みつみ  葛西リカコ 

何も知らないで読む人が、うらやましい!

六青さんは作家買いです。小説だけでなく、雑誌も買ってしまいます。
前作の『誓約の代償~贖罪の絆~』でも思ったのですが、雑誌で読まずこの分厚い二段組の小説になってから一気に読みたかったと。
その方がより大きな感動が出来るのではないかと、雑誌を買って先に読んでしまった私は思うのです。
話が始まり展開して、たくさんの山あり谷ありを迎え、終わりとなる。そしてご褒美となるような書下ろし作まで何時間もか…

12

銀のため息、黒の憂鬱 「空の涙、獣の蜜」番外編小冊子 特典

カイナ切ない、でも黛嵐もっと切ない。

本編小説で、珀焔がカイナに対して暴言を吐いたことをソラが気にして「カイナにちゃんと謝るまで、許しません」と珀焔に言ったことからストーリーは始まります。

それぞれの目線からのお話が順番に綴られていきます。

まずは珀焔。
ソラに、カイナに謝ることを約束したので何とかカイナの下まで行くのですが、黛嵐にカイナをまた傷つけるかもしれないと近づけさせてもらえなかったり、二人が取り込み中だったりし…

2

遥山の恋 小説

六青みつみ  白砂順 

切ない系

初読み作家さんです。
身体に醜い痣を持つ少年・紫乃は犬と人目を忍んで山で暮らしていた。
ある日山で傷だらけで倒れている青年・貴哉を発見し、家に連れて帰って献身的な看病をする。
祖父が亡くなって以来、犬と暮らしてきたから人と話せるのが嬉しい紫乃だけど、紫乃の痣を見た貴哉に化け物と言われて傷ついてもなお貴哉の世話をする。
酷い言葉を浴びせられても自分を気遣う紫乃が気になる貴哉。
貴哉を自分の…

1

闇の王と彼方の恋 小説

六青みつみ  ホームラン・拳 

何故、二段組みでないのか!?

これを読み終わり、とても惜しい気持ちでいっぱいでした。
あとがきで六青さんも書いておられる通り、みっちり書いて欲しかったです。
二段組み・前後編の二冊に分けてもいい程の世界観のしっかりした設定・内容でした。
ということはつまり、とてもとてもこのお話は駆け足で進んで終わってしまったということです。
特に同時収録作の『闇の王と彼方の愛』は本当に駆け足!
特にこちらの作品こそすごく良かったので…

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