みずかねりょうさんのレビュー一覧

吸血鬼たちの淫らな晩餐(ディナー) 小説

田知花千夏  みずかねりょう 

餌は健気で・・・

文中にあるようにまさしく兎ちゃんだなと…。

吸血鬼の兄弟に拾われたハル。
吸血鬼の兄弟は幸福な者の血がこの上なく美味と知ってハルに衣食住をすべて与えてくれたけど・・・。
拾ってから5年間も放置。
吸血鬼の兄弟は食べることもままならなかったハルが上級の生活をして幸せになると思ってたんだろうけども。
確かに衣食住に困ることはなかったけど、屋敷から出ることは許されず、使用人達との会話もほぼ…

2

隣人たちの食卓 小説

いおかいつき  みずかねりょう 

ほのぼのした可愛いお話

いわゆる子連れBLモノ。子供が間に入ると自然と暖かくほのぼのしたお話になり、読んでいて幸せ感が味わえます。

このお話は2話入った構成になっています。
主人公・一歩は、帰りの遅い父親に代わって隣人の小学生に夕飯を作ります。子供を通じ、その父親である杉浦にも夕食を提供するように…というお話。

両人ともとても優しく、いい人なんですが、ともすれば「この人、いい人だなぁ」で終わってしまいそうな…

1

眠れる森の弟 小説

鳩村衣杏  みずかねりょう 

圭一郎の粘り勝ち?

初読み作家さんです。義兄弟ものが好きなので、手に取りました。

父親の再婚で兄弟になった善海と圭一郎。1年間だけ一緒に暮らした後に、理由あって10年ぶりに二人で同居することになるのです。

でも、同居を頑なに拒む圭一郎。自分のことが嫌いなのではないかと言う善海に、ずっと好きだったから暮らせないと言うのです。

圭一郎は容姿端麗でもてるのに、兄ちゃんしか見えてないところに萌えました。おま…

3

守護者がつむぐ輪廻の鎖 守護者がめざめる逢魔が時(3) 小説

神奈木智  みずかねりょう 

ホラーBLが大好きです。

ホラーが大好きなので、このシリーズの巻を重ねるごとに怪談らしさを帯びてくる感じがたまりません。
創作怪談にありがちな「死んだ人間の体験談」も好きなので特にこの最新刊は楽しめました。
(ただし、このシリーズが「怖いか?」というとそれ程怖くないので、「なんちゃってホラー」が大丈夫な方向け)

ホラーBLとしてはとても面白い作品だと思います。
しかし、BL的な面では個人的に萌えられませんでした…

3

囚われの熱い砂 小説

いとう由貴  みずかねりょう 

日本人なのに実は王族の子息だった!が新鮮なアラブ物

いとう由貴さんお得意のジャンルでアラブものらしいお話でした。

みずかねりょうさんのイラストがとても綺麗でした。
目を引く美形の受け、でも攻めは傲慢で冷血な王様にしてはちょっとかわいい感じですけど。

父親のことを知らずに育った母子家庭の大学生の直がある日拉致され、アジュラク王国王族の父親の反逆罪に連座して死罪を申し渡された。
お決まりの陵辱に監禁、そして母親の身の安全を盾に弄ぶ王様で…

1

密愛監察 小説

妃川螢  みずかねりょう 

愛情表現がお子様(*´艸`*)

私の中で監察官=厳格・優秀・怖い・板挟みな仕事…etcなイメージなんですが、見城監察官は可愛かったです(笑)
鳴海刑事にからかわれている時なんてもう…ミャーミャー鳴いて猫パンチ仕掛けてるようだwww
もうね、翻弄されまくりで可愛い。

それにしても、好きな子をかまって最後に『大嫌い 』と言われるタイプ…成る程、確かにそんなタイプですねー鳴海刑事(*´艸`)
小学生かwww

欲を言…

0

純白の愛に傅く 小説

妃川螢  みずかねりょう 

カミングアウトしすぎじゃ…( ̄▽ ̄;)

18~19世紀辺りをイメージして手にした本…1ページ目で21世紀の現代社会が舞台と知り「え…?」となりました。
いやうん…確かにね、そんな時代に「リゾート王」なんて呼ばれないよね、現代だよねorz
のっけからテンションが若干下がってのスタートでした。

困っている受けに対して攻めが提示する条件といえばBLではお決まり「体」(*ノェノ)キャー
この作品も例に漏れることなく~です。
嫌いじ…

0

うちの息子がお世話になります 小説

石原ひな子  みずかねりょう 

子供が出てくるお話好きですか?

私は好きですw
今回の子供は攻め様のお子さんで小学5年生なのでしっかりしています

始まりはこの攻め様の子供からの目線から始まり
子供が事故にあってしまい気がついたら6年前にタイムスリップ!
困っている所に受け様が登場で話は進んでいきます

どうやら攻め様はダメな父親になり下がっているようで
攻め様の子供はせっかく6年前にきたのだから
どうにかしたいと奮闘します

攻め様と受…

4

甘美なる愛罪 小説

眉山さくら  みずかねりょう 

融けるように甘美な罰でした。

新刊チェックで粗筋を読み、初版限定番外ペーパーが付くということで、
いつものお店で予約をして購入しました。

受け視点で物語が始まり、受けの辛さがとても伝わってきて、
どれくらい攻めの罰を受け続けるのか、受けの苦しさを感じながら
読んでいましたが、作品の約三分の一あたりで攻め視点の描写があり、
それ以降は時々攻め視点の描写が盛り込まれているため、
安心して読み進めることが出来ました。…

5

海辺のライムソーダ 小説

尾上セイラ  みずかねりょう 

脇役たちへの怒りが収まりません。

新刊チェックで粗筋を読みましたが、あまり興味が湧かず、
購入しなかったのですが、いつもの書店で新たに特典つきフェアがあり、
フェアの機会に新本で購入しました。

受けの親友と、その親友の元恋人で今は受けの恋人、親友の今の恋人が、
受けに対して余りにも酷い仕打ちをして、読み終えた後も怒りが
収まらない状態です。
もう、脇役たちの名前も出したくないくらいです。
一体この怒りを何処へ持っ…

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