みずかねりょうさんのレビュー一覧

おまえの胸に訊いてみろ 小説

さとむら緑  みずかねりょう 

恋するアレルギー

出会いからお互い嫌いで会えば喧嘩ばかり、いろいろあって最後は両思いに…というパターンは多々あれど設定は一風変わっていて面白いとは思う。
でも、ドタバタしたコメディーはあまり得意ではないので萌えるまではいかなかったです。

斎藤は、恋するドキドキや好きな相手に対面したときの赤面や胸の痛みは未経験なんですね。彼女が阿久津に乗り換えたときも。
きっとそれは恋じゃなかったんじゃないのかな。
だか…

3

いじめっこの恋愛戦略 小説

神香うらら  みずかねりょう 

攻めのヘタレたギャップが好き

オレ様で過去に好きなくせに受けである純を苛めて嫌われた失敗をやり直して
今度こそ純を手に入れようとする幼馴染のイケメンオレ様ウォーレンが見せる
後半のネガティブヘタレ感が好きでした。

海外で暮らしていた純は両親と共に日本へ帰国し10年弱、ホテルのフロントで
働いているのですが、そこへやって来るのが初恋の相手でもあるスペンサー。
でも本当は純をいじめていたウォーレンなのですが、
今度…

2

抱きたい熱 小説

水杜サトル  みずかねりょう 

能力はあるのに開花しないデザイナーを応援したくなります

汞りょうさん、大好きです。
とても素敵な絵で見とれてしまいます。特に扉の絵がいいです。
作家さんがあまり好みでなくても手に取ってしまう方の一人です。
水杜サトルさんは、セレブな外国人攻めと健気な受けで切なくて最後はあまあまというハーレクイン風の優しくて甘いお話が多く気軽に読めます。

泉水は好きな会社と恩ある社長のためにもとデザイナーでありながらなれない営業にも頑張ってい入るけれど一向に…

0

主上の犬 愛は後宮に熔け堕ちて 小説

しみず水都  みずかねりょう 

健気受けの代名詞?!

しみずさんの本は好きでよく読んでます(#^.^#)
えっちはえろくて、ストーリー(感情面も)にハッとさせられることがあったりするので追いかけてる作家さんですね

プリズム文庫では2作目で前作が読みやすくて萌萌させてもらえたので購入♪
若干あらすじにビクビクしてましたが…↓

若き王・綜劉が治める旺璃国はようやく内乱が終息しようとしていた。
熔雪は幼いころから綜劉に仕え、その類まれなる…

1

守護者がめざめる逢魔が時 小説

神奈木智  みずかねりょう 

除霊戦隊ラノベ+BL

ゴーストハントもの。
それをチームで……というところが、面白い。

由緒正しく除霊で有名な神社の神主の長男・清芽は、
家族で自分だけがその能力がないことにコンプレックスを持っている。
とあるきっかけで出会った凱斗に強引に引込まれるようにして
怨霊退治の仕事を手伝うことになるが、
集められた個性豊かなメンバー達や次々起こるオカルト事件に
圧倒されるばかり……
そんな清芽を、励まして…

4

甘美なる愛罪 小説

眉山さくら  みずかねりょう 

出だしからすれ違いですね

すれ違い再会もので、受けになる咲本が攻めの嵩峰のことを思うがゆえに
心にもない言葉で傷つけ別れた相手と数年後建築会社で働く咲本の
会社の期間限定の社長に就任しての再会で、いきなり再会したと思ったら
年下社長に傲慢に命令されて社長室で手ひどく抱かれることから始まる。

いまいちその展開が意味不明で身を切るような思いで別れを告げた相手に再会して
なんで命令されるまま脅迫された訳でもないのに…

2

媚熱 小説

中原一也  みずかねりょう 

引き込まれて読んだけれど…

2013年に発売された小説の中で一番グッときたのが中原さんの本だったので、
こちらの本も読んでみました。
途中まではとても面白く読み進めたのですが、
読み終わってみると、ちょっと残念な印象が残る1冊でした……


幼なじみのふたり、
捜査一課の刑事 × 鍛冶職人 のお話です。
攻めが追っている殺人事件と、受けの父親の失踪事件の真相を山場にしつつ、
恋愛関係はあて馬を登場させての展…

6

媚熱 小説

中原一也  みずかねりょう 

題材の重さと描写の軽さのミスマッチ

オヤジも下ネタもギャグも封印し、
たまにこうした重いテーマの作品を書かれる中原一也さん。
そんな引き出しの広さも魅力的で好きな作家さんですが、
本書は個人的にちょっと不発でした;


※ネタバレについて
事件のオチをバラしたりはしていませんが
未読の方はご注意ください。

◆【あらすじ】
田舎で鍛冶職人をやる遥人(受)を
幼馴染みで、東京で刑事になった青海(攻)が訪ねてくる…

6

恋色ミュージアム 小説

鳥谷しず  みずかねりょう 

攻めが好き、それだけで萌×2

最近一気に読み始めました、鳥谷さんの作品です。
受け目線でお話は進みます。
この受けキャラはかなり重度の変態さんです。


受けは美尻愛好家で、柚原美術館の学芸員の征哉。
初恋はアポロン像という生粋の美尻ハンターで、もうすぐ30歳になろうかというのに恋が実ったことがないゲイ。

攻めは柚原美術館の経営立て直しのために京都から赴任した新館長、柚原。
柚原総業の社長令息で31歳。

2

狐の婿取り 小説

松幸かほ  みずかねりょう 

神様はツンデレ

狐の神様と人間の恋、それも穏やかにいつの間にか恋になるファンタジーで
小さな神様候補のキツネちゃんもいるからほのぼのした子育て雰囲気もあって
ゆるほわで面白かったですね。

神様と言っても過疎の進んだ村の小さな社の神様なのでだいそれた感じも低め、
妖力を削って子育てしている様子は健気的にも見えるのです。
小さな子狐ちゃんが、初めに人間の攻めに出会い仲良くなって、
受け神様には人間とは…

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